治療室cureでは
オステオパシーという脊柱矯正を主軸にした、手技療法を施術しています。
脊柱を中心に骨格の不具合を調整し、血流や神経伝達を促し
身体の自然治癒力を高めていく療法です。
皆さんは体調が優れない時や不具合があった時、どのように対処するでしょうか?
大半の方が病院で薬を処方してもらおうとする方が、多いのではないでしょうか?
カイロプラクティックやオステオパシー、鍼などの手技療法を思い浮かべる方は
それ等の療法の体験者か、継続的に利用されている方だけでしょう。
戦後の西洋医学の発達と定着がもたらした価値観なのでしょうが
日本人というものは本当に「医薬品」が大好きな民族です。
因みに、世界で最も薬を消費している国は、大国アメリカでも漢方の本場中国でも医学先進国ドイツでもなく
この日本なのだそうです。
確かに、日本人は何かあればすぐに薬に頼るという傾向にありますが
人口一億数千万の小さな島国が、大国を出し抜いて薬を消費しているという現実は驚くべき事です。
医薬品というものは、人体にはっきりとした作用をします。
それと同時に、ある一定の作用が起きるという事は、必ず反対の作用が起きます。
つまり副作用という問題が必ず付いて回るという事です。
それに医薬品というものの大半は化学合成物質が多量に含まれていますので、その効果と引き換えに
根本的な抵抗力、即ち自己免疫力・自然治癒力を弱めてしまうのです。
ですから、医薬品は根本的な改善・治癒には不向きであるとも言えるのです。
では、医薬品や化学的治療に頼らずに積極的な治癒を求めるにはどうしたらよいのか?
その問題に関しては、非常に複雑で「これ」という決定的な対処法が未だ確立されていません。
ただ、間違いなく言える事は、そうした対処療法よりも予防医学がとても大切であるという事ではないでしょうか?
そしてその予防医学の中心を担うのが、カイロプラクティックやオステオパシーや鍼といった手技療法であり
自らが自発的に出来るものとしては、日々の「食」ではないかと思います。
古くから医食同源とよく言われている様に、食事を上手に摂というる事は
お医者さんや薬に匹敵するほど健康維持には大変重要な事です。
「医食同源」とは
「病気を治療する(医)事も、日常の食事をする(食)事も、共に生命を養い、健康を保つために欠かせないもので、源は同じ(同源)である」という意味です。
中医学の発祥の大陸では、「薬食同源」と云われている身体観・健康観で
日本でも古来から食こそ薬と見なす考え方があり
薬膳というものはそういう観点から生まれた食養法のひとつです。
食は我々の肉体を形成し、健康な状態を保つのに最も必要なものであり
生命維持に決して欠かす事のできないものである事は言うまでもありません。
しかし、先進国であればあるほど、飽食であればあるほど、医食同源という思想から徐々に離れ
美食のみを追い求めた非常にアンバランスな食生活を送る様になってしまっています。
それは日本とて例外ではなく、ファーストフード・ジャンクフードに代表される欧米食が瞬く間に根付き
日本の誇る食文化が大変な勢いで破壊されつつあります。
その結果、一昔前では考えられないほどの生活習慣病が蔓延するようになってしまったのです。
元々、日本人は肉食中心の欧米食を食べ続けられる体の構成ではありません。
他の人種と比べ日本人・東洋人は腸がかなり長い構造になっているからなのです。
比較的消化.吸収に時間のかかる野菜や穀物を主食とする日本人は必然的に腸を長くする必要性があり
逆に西洋人は肉食中心ですから
摂取した食物が腸内で腐敗し易く、腸内発酵による悪玉菌の毒素の影響を受けやすい為
出来る限り早く体外に排泄できる様、腸が非常に短い構造になっているのです。
こう聞けば「なるほど、その通りだ」と、納得はしてはみるものの
現代日本人の食生活を振り返ってみてみると
朝食や忙しい時の食事をパンやシリアルで済ませていたり
ファイバー入り飲食物で食物繊維の摂取を済ませている。
パスタやハンバーグやピザで食事を済ませ、ファーストフードで食事を済ませてしまう。
やたらとサプリメントやビタミン剤にに頼る食生活が、当たり前になってしまっています。
本来、日本には
ご飯や味噌汁、旬の野菜や果物、糠漬けや納豆といった自然発酵食品など
日本人の体質に合ったものがたくさんあります。
実際に、日本食は世界的に見ても素晴らしく高水準なバランスの取れた機能性食品群の宝庫です。
その事は1977年にアメリカで発表されたマクガバン・レポートにも記されています。
そのマクガバン・レポートには
「諸々の慢性病は、肉食中心の誤った食生活がもたらした食原病である」という指針を明示し
加えて「最も理想的な食事とは元禄時代以前の日本人の食事である」という食の理想像を打ち出していたのです。
しかし、現代の日本人の食事はどうなのか?
甚だ心許ないのが現状ですね。
まるで、かつてのアメリカが犯した食文化の荒廃を見事に敷き写している様です。
確かに戦後の日本は欧米からは非常に優れた産業や新しい文化を驚くほど短期間で得る事ができました。
そして国は豊かになり、人々の生活水準も年々向上して行きました。
ところが
最も誇るべき日本の美しい食文化までも欧米化の波に揉まれ、悪しき方向へと変化してしまったのです。
日本には「医食同源」だけでなく、風土と身体は一体であると言う意味の「身土不二」や
食材は丸ごと全部食べ事ににより
全てのエネルギーが得られるという「一物全食」という素晴らしい思想があります。
己を知り、旬を知り、食を知る事で間違いのない食生活というものが見えてくる筈です。
全てを正しく続ける事は難しい時代になってしまいましたが
寧ろこんな飽食の時代だからこそ、正しく選んで食べることが大切なのですね。
カイロプラクティックやオステオパシー、鍼などの療法には「時間が無くて受けられない」という人でも
日々の食事だけは、必ず摂るものでしょう。
「医食同源・身土不二」を忘れずに、一食一食を大切にしていきたいものですね。
治療室cureホームページ
オステオパシーという脊柱矯正を主軸にした、手技療法を施術しています。
脊柱を中心に骨格の不具合を調整し、血流や神経伝達を促し
身体の自然治癒力を高めていく療法です。
皆さんは体調が優れない時や不具合があった時、どのように対処するでしょうか?
大半の方が病院で薬を処方してもらおうとする方が、多いのではないでしょうか?
カイロプラクティックやオステオパシー、鍼などの手技療法を思い浮かべる方は
それ等の療法の体験者か、継続的に利用されている方だけでしょう。
戦後の西洋医学の発達と定着がもたらした価値観なのでしょうが
日本人というものは本当に「医薬品」が大好きな民族です。
因みに、世界で最も薬を消費している国は、大国アメリカでも漢方の本場中国でも医学先進国ドイツでもなく
この日本なのだそうです。
確かに、日本人は何かあればすぐに薬に頼るという傾向にありますが
人口一億数千万の小さな島国が、大国を出し抜いて薬を消費しているという現実は驚くべき事です。
医薬品というものは、人体にはっきりとした作用をします。
それと同時に、ある一定の作用が起きるという事は、必ず反対の作用が起きます。
つまり副作用という問題が必ず付いて回るという事です。
それに医薬品というものの大半は化学合成物質が多量に含まれていますので、その効果と引き換えに
根本的な抵抗力、即ち自己免疫力・自然治癒力を弱めてしまうのです。
ですから、医薬品は根本的な改善・治癒には不向きであるとも言えるのです。
では、医薬品や化学的治療に頼らずに積極的な治癒を求めるにはどうしたらよいのか?
その問題に関しては、非常に複雑で「これ」という決定的な対処法が未だ確立されていません。
ただ、間違いなく言える事は、そうした対処療法よりも予防医学がとても大切であるという事ではないでしょうか?
そしてその予防医学の中心を担うのが、カイロプラクティックやオステオパシーや鍼といった手技療法であり
自らが自発的に出来るものとしては、日々の「食」ではないかと思います。
古くから医食同源とよく言われている様に、食事を上手に摂というる事は
お医者さんや薬に匹敵するほど健康維持には大変重要な事です。
「医食同源」とは
「病気を治療する(医)事も、日常の食事をする(食)事も、共に生命を養い、健康を保つために欠かせないもので、源は同じ(同源)である」という意味です。
中医学の発祥の大陸では、「薬食同源」と云われている身体観・健康観で
日本でも古来から食こそ薬と見なす考え方があり
薬膳というものはそういう観点から生まれた食養法のひとつです。
食は我々の肉体を形成し、健康な状態を保つのに最も必要なものであり
生命維持に決して欠かす事のできないものである事は言うまでもありません。
しかし、先進国であればあるほど、飽食であればあるほど、医食同源という思想から徐々に離れ
美食のみを追い求めた非常にアンバランスな食生活を送る様になってしまっています。
それは日本とて例外ではなく、ファーストフード・ジャンクフードに代表される欧米食が瞬く間に根付き
日本の誇る食文化が大変な勢いで破壊されつつあります。
その結果、一昔前では考えられないほどの生活習慣病が蔓延するようになってしまったのです。
元々、日本人は肉食中心の欧米食を食べ続けられる体の構成ではありません。
他の人種と比べ日本人・東洋人は腸がかなり長い構造になっているからなのです。
比較的消化.吸収に時間のかかる野菜や穀物を主食とする日本人は必然的に腸を長くする必要性があり
逆に西洋人は肉食中心ですから
摂取した食物が腸内で腐敗し易く、腸内発酵による悪玉菌の毒素の影響を受けやすい為
出来る限り早く体外に排泄できる様、腸が非常に短い構造になっているのです。
こう聞けば「なるほど、その通りだ」と、納得はしてはみるものの
現代日本人の食生活を振り返ってみてみると
朝食や忙しい時の食事をパンやシリアルで済ませていたり
ファイバー入り飲食物で食物繊維の摂取を済ませている。
パスタやハンバーグやピザで食事を済ませ、ファーストフードで食事を済ませてしまう。
やたらとサプリメントやビタミン剤にに頼る食生活が、当たり前になってしまっています。
本来、日本には
ご飯や味噌汁、旬の野菜や果物、糠漬けや納豆といった自然発酵食品など
日本人の体質に合ったものがたくさんあります。
実際に、日本食は世界的に見ても素晴らしく高水準なバランスの取れた機能性食品群の宝庫です。
その事は1977年にアメリカで発表されたマクガバン・レポートにも記されています。
そのマクガバン・レポートには
「諸々の慢性病は、肉食中心の誤った食生活がもたらした食原病である」という指針を明示し
加えて「最も理想的な食事とは元禄時代以前の日本人の食事である」という食の理想像を打ち出していたのです。
しかし、現代の日本人の食事はどうなのか?
甚だ心許ないのが現状ですね。
まるで、かつてのアメリカが犯した食文化の荒廃を見事に敷き写している様です。
確かに戦後の日本は欧米からは非常に優れた産業や新しい文化を驚くほど短期間で得る事ができました。
そして国は豊かになり、人々の生活水準も年々向上して行きました。
ところが
最も誇るべき日本の美しい食文化までも欧米化の波に揉まれ、悪しき方向へと変化してしまったのです。
日本には「医食同源」だけでなく、風土と身体は一体であると言う意味の「身土不二」や
食材は丸ごと全部食べ事ににより
全てのエネルギーが得られるという「一物全食」という素晴らしい思想があります。
己を知り、旬を知り、食を知る事で間違いのない食生活というものが見えてくる筈です。
全てを正しく続ける事は難しい時代になってしまいましたが
寧ろこんな飽食の時代だからこそ、正しく選んで食べることが大切なのですね。
カイロプラクティックやオステオパシー、鍼などの療法には「時間が無くて受けられない」という人でも
日々の食事だけは、必ず摂るものでしょう。
「医食同源・身土不二」を忘れずに、一食一食を大切にしていきたいものですね。
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