横浜にある自律神経調整に特化したオステオパシー施術室 【治療室cure】のブログ

自律神経失調症や更年期障害などによる体調不良にお悩みの方は、是非一度ご相談下さい!

クーラーと鬱病の微妙な関係

2013年08月21日 | 適応症状
高知県四万十市は4日連続の40度越え。国内の観測史上もっとも高い41度まで叩き出してしまった。東京でも明治8年以降2番目となる“最高の最低気温”30.4度を記録した。8月5日~11日のわずか6日間に熱中症で救急搬送された人は9815人。前週の3倍以上に膨れ上がった。

こうも暑ければ室内のクーラーはフル稼働。外気温との差は広がるばかりだが、そこで注意したいのが「クーラー(冷房)病」だ。

医学博士で新渡戸文化短期大学学長の中原英臣氏がクーラー病について解説する。

「冷房の効いた室内と気温差がある暑い屋外との出入りを繰り返すことによって、体温を下げる交感神経と体温を上げる副交感神経のバランスが崩れます。そうなると、疲労感、頭痛、食欲不振、不眠、下痢など自律神経失調症に似たような症状が現れる。これがいわゆるクーラー病の症状です」

体温調節がうまくできずに体がずっと気だるかったり、原因も分からず肩凝りがひどくなったりして、体調不良のお盆休みを過ごしている人もいるだろう。これらも典型的なクーラー病の症状である。

だが、そのまま放っておけば、盆明けの職場復帰に深刻な影響をもたらすこともある。

「自律神経の機能を乱さないようにするには、規則正しい生活を心掛け、ストレスを溜めないことが大切。でも、連休で生活リズムが崩れているうえに、温度差によるストレスがかかっている。そのまま休み明けで職場に行けば、今度は精神的、時間的ストレスを受けることになり、うつ状態になる人が増えるかもしれません」(前出・中原氏)

いま、余暇の時間は元気なのに仕事中はうつになる、通称「新型うつ」が社会問題になっている。単なる休みボケの憂鬱ならいいが、自律神経の乱れで体が異常をきたしているうつ状態は、ひどくなると他の様々な病気を引き起こす場合もある。

では、うつの原因にもなるクーラー病を防ぐにはどうしたらいいか。

「クーラーの設定温度は外気温との差を5度以内に抑えたいところですが、いまの猛暑では無理でしょう。できれば27、28度で凌ぐのが理想です。また、一度クーラーのある部屋に入ったらできるだけ外出を控え、1日に2~3回にとどめたいですね」(中原氏)

夏が終われば日照時間が次第に短くなり、体内時計が狂うことで起きる「季節性うつ病」が増えるといわれている。気候の変化は避けようもないが、少しでもストレスフリーな日々を送り、まずは厳しい夏を健康に乗り切りたい。

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上記の記事が、gooニュースに掲載されていました。

やはり現代医学の観点からも、こうした見解がでてきているようです。

クーラーの冷たい風は、実は冬の冷たい風や空気よりも、身体を冷やしてしまうと云われていて、それは冬の寒さは自然の寒さだけれど、クーラーの冷たさは不自然な冷たさだからだそうです。

人間(動物も含め)の肉体というのは、常に自然の摂理の中で生きていて、その自然が冬になり寒くなってくれば、肉体もそれに備えるようになっていく。

体内の諸器官が冬用になっていくし、皮膚のような外層も胃や腸などの内層も、冬を迎え、長い寒さを乗り切れるような身体となっていくのだそうです。

逆に、夏になり暑くなっていく頃には、同じように夏のための肉体になっていくわけで、汗をかき易いような皮膚や汗腺になり、冷たいものを摂っても大丈夫なような胃腸になり、水分を濾過し排泄し易い身体になっていく。

人間の肉体は、自然の中で・・・自然にそうなるように自律神経なるもので調整されるようになっているのですが、クーラーの不自然な風というのは、不自然なだけに人間の自律神経による自然な調整機能を、不自然に妨げてしまうようです。

これだけの猛暑ですから、まったくクーラーを使わずに暮らすのもの難しいし、また熱中症の危険性も極めて高くなるでしょうから、上記の記事にあるように、室内外の気温差を意識して、温度設定を考えながら使うようにしたいものですね。

自律神経の乱れというのは、様々な病気や体調不良を引き起こす“源”になってしまいます。


今年の夏は、梅雨明けが早かっただけに、既に随分と長く感じられますし、しかもどうやら長期予報では、まだまだ9月の終わりくらいまで暑い日が続くようですから、暑さによる熱中症対策やクーラーの冷えによる自律神経不調予防は長期戦になります。

皆様、くれぐれも日々の体調を意識しながら、しっかりと健康管理をして長い夏を乗り切って下さいね。
 
 
 

暑中お見舞い申し上げます

2013年08月01日 | オステオパシーとは
暑中お見舞い申し上げます


暑い日が続きますが、体調の方は如何でしょうか

今年は梅雨明けが早かった分、夏が長くなりそうな気配です


年々、猛暑もひどくなり、熱中症でダウンしてしまう人も多くなっています

連日の猛暑は、自律神経を崩してしまい、その影響から様々な不調を引き起こしてしまいます


水分や塩分の補給はもちろん、日々の食事もしっかり摂るよう心掛けて、この長い夏をどうか乗り切って下さいませ



治療室cureは、お盆の時期も営業しております

定休日である月曜日だけはお休みを頂きますが、その他は通常通り営業していますので、お盆休みの方も是非ご利用下さい

猛暑疲れからの体調不良や、自律神経のバランスの乱れからの不調を感じましたら、早めにオステオパシーの施術を受けて心身をリセットしておきましょう