横浜にある自律神経調整に特化したオステオパシー施術室 【治療室cure】のブログ

自律神経失調症や更年期障害などによる体調不良にお悩みの方は、是非一度ご相談下さい!

Dr.stills's word ~  Lung

2012年05月29日 | Dr.stills 's word

オステオパシーの創始者スティル博士は著書の中で、肺が最も重要な臓器だと述べています。

多くの章を割いて、肺の重要性について解説し、後進への教えとしていました。

そこには現代でも多い疾患である肺癌の原因、そしてその予防や治療に繋がるヒントがあるように思われます。

 

「私は肺を、生命という機械を構成する一つの部品であるとみなして研究を行い、治療を行った。

最初のころ、私は患者の脊柱と肋骨を矯正するだけで、胸膜炎や肺炎が治ってしまうことに驚いていた。
もし全ての骨とその関節が適切な位置に配置されさえすれば、たった一滴、一錠の薬剤を使うことなく、症状は消失した。
私はそれに驚いたが、しかしながら、人体は病気から回復し、健康を維持するだめに必要や全ての化学物質を作り出すことができるのだと知って、嬉しく思った。

肺で炎症が生じているのであれば、そこには必ず脊柱や肋骨における変位が存在する。
また、風邪、胸膜肺炎、咽頭炎などによって引き起こされる呼吸障害には、必ず一つの以上の肋骨の変位が伴われる。
体のどちらのサイドで炎症が生じているのかは、問題ではない。
全ての肋骨と脊柱を矯正しさえすれば、治療に成功することができる。」

 

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手の届くところで

2012年05月08日 | オステオパシーとは

オステオパシーは魔法の療法ではないので、触れずには何も出来ません。

例え、解剖科学を越えた効果を発揮する事があったとしても、その施術効果が奇跡に映る結果だったとしても、やはり解剖学見地から診ていき、生理学的に施術をしていきます。

確かに、現代医療では治り難い症状が改善していったり、現代医学のお医者様から、原因不明・問題無しと診断された症状でも、その症状が軽減し改善していったりという事もありますが、それもあくまで、オステオパシー的視点からの解剖学的見地で診断し、オステオパシー的アプローチでもって、生理学を利用した施術をしているだけに過ぎません。

ですから奇跡ではないし、魔法でも何でもなく、ある程度ならば、説明可能な施術をしているんですね。


「ある程度ならば」としたのは、オステオパシーが頼りにしている自然治癒力というのは、まだまだ医科学では解明されていない部分がある、という意味合いです。

オステオパシー的見地から、骨格の歪みや靭帯の硬縮を見つけ出し、それを手技により生理反応を利用し、その歪みや硬縮を調整する事で、血液循環・神経伝達を促していき、本来の自然治癒力をを発現させる。

簡単に説明すれは、こういう施術理論・治療論理になります。

ですから・・・施術を受けに来て頂けなければ、オステオパシーには何も出来ません。

手が触れる事が出来なければ、何の効果も出せません。

手の届く範囲でなければ、私は役に立つ事は出来ません。

私には遠隔治療の出来る技術はありません。

遠隔治療可能なオステオパシーの治療技術も知りません。

手の届く範囲、手の触れられる範囲が、私のオステオパシーの範囲です。


このブログから・・・とてつもないオーラを発散させ、それでもって遠隔治療が出来れば良いのですが、私の力はそこまで及びません。

手の届く中で、誠意を持って施術していくしかなさそうです。

 

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治療室cure=隠れ家的癒処

2012年05月01日 | オステオパシーとは

治療室cureはオステオパシーの施術をする所です。

心身の様々な痛みや不調などを、オステオパシーの手技で身体を整えていく事で,患者さん自身の中に眠る自然治癒力を促し、その不調が改善に向かうお手伝いをする。

その為の施術をする場所であり、その為の小さな治療室です。

ですが・・・何も手技による施術だけをしている訳でもありません。

施術中も施術後もそうですが、患者さんと色々なお喋りをする時もあります。

初診の方には、施術内容や現在の身体の状態を,その方に解り易いかたちで説明をさせて頂いたりもしますし,オステオパシーという、ちょっと聞き慣れない治療法についての話なんかをさせて頂いたりする事もあります。

体質改善や体調管理の為に、定期的に通われている方ですと,本当に色々な話から、ちょっとした「お喋りタイム」になってしまう事も多々。

家庭での事や仕事の話から、恋愛話や人生観みたいな大きな話まで。

健康管理やその為のアドバイスとは、全く関係ない話もたくさんしています。

私もまだまだ大人に成り切れていない様で、自分の治療師である立場も忘れ,1人の人間として、愚痴っぽい言葉まで吐いてしまう事もありました。(これは・・・控えていかなければなりませんね)


これは治療室cureのマンションの一室、小さな隠れ家的治療室である事のメリットに思っています。

予約の詰まっている時でなければ、この治療室で他の方と擦れ違う事も少ない。

本当にご予約頂いた時間は、その方の為だけの空間になるんですね。

施術室も問診などをする待合室も、その患者さんだけの時間です。

これは私の理想とする治療室の形態だったんですね。

当然ワサワサした騒がしい治療院やサロンが好きな方もいるでしょうが、治療室cureのオステオパシー施術には、ワサワサした騒がしさは邪魔になりますから。

治療をしていても施術者として集中出来ないし、施術を受ける患者さんも寛げないと思います。

患者さんはそれぞれに、様々な心身の悩みや不調を持っていますが、それは他の患者さんには聞かれたくないかも知れません。


余り広い空間ではないし、優雅なソファーがある訳でもなく、小さな狭い空間に、質素な椅子とテーブルが置いてあるだけですが、治療室cureへ来た時は、ちょっとした隠れ家へ来た感じで寛いで下さい。

喫茶室ではないので珈琲や紅茶をお出しする訳にはいきませんが(衛生管理の法律上の問題もあり)、治療室cureにいる時は、のんびりリラックス気分でお過ごし下さい。


治療室cureは小さな隠れ家です。

 

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