横浜にある自律神経調整に特化したオステオパシー施術室 【治療室cure】のブログ

自律神経失調症や更年期障害などによる体調不良にお悩みの方は、是非一度ご相談下さい!

野球がしたい!

2013年02月26日 | 適応症状
小学校~中学校~高校~大学と、一貫してずっと野球を続けてきたという40歳代の男性が、ぎっくり腰になってしまい我が治療室へ訪問されました。

社会人になってからも、有志達と草野球チームを作り、色々な地区の草野球チームと試合をしたりしていたのだけれど、仕事が忙しくなったり、家庭の事情で離脱する仲間が出てきたりで、ここ10年くらいは大好きだった野球をする機会が減ってきてしまっていたとの事。

それが、ある飲み会がきっかけになって、またその草野球チームを復活させようという話になり、早速メンバーに声を掛けて再集結を果たした。
すぐに練習を再開したのだが、やはり10年のブランクは大きかったらしく、自分の思うように身体が動かないし、またスタミナも落ちてきてしまっている事を実感したそうです。

改めて体力作りから始めようとした矢先に・・・無理をしてしまったのか、ぎっくり腰になってしまった。

以前にも2回くらいぎっくり腰になった事もあるし、最近は慢性的に腰に不快感を感じるようになっていたそうで、たまたま野球雑誌を読んだ時の記事に、イチロー選手をはじめメジャーリーガーがボディメンテナンスとして定期的に“オステオパシー”なる療法を受けている、と知ったそうで、自分でも受けてみたいと思っていたのだそうです。

触診にて急性の痛みを発している箇所を特定し、全身のバランスと身体の動きを見ながら下肢から股関節~腰椎下部を慎重に調整していきました。
胸椎~肋骨にかけても緩やかな捻れがみられたので、腰に負担にならない程度の調整をし、まずは1度立ってもらい痛みの度合いを確認してもらいます。

最初の痛みを10とすれば、現在は5くらいにまで減ったとのことだったので、そのまま仰向けの施術に入り、肋骨上部~脛椎~後頭部と調整をし、最後に全身のリンパの循環を促して施術を終わりました。

痛みは半分くらいに減った実感はあるけれど、やはりまだ鈍痛は残るので、ちょっと不安そうにしていました。
筋肉の質は弾力があり年齢のわりには良い方だと感じたので、あまり神経質にならずにもう日常生活は普通に動いてもらうようアドバイスをして、1週間から10日の間にまた施術を受けにきて頂きたいと伝えて、その日は終わりました。

その後、1週間過ぎても1ヶ月過ぎても連絡はなく、私としては・・・施術に満足して頂けなかったんだな、また痛みが振り返してしまい今度は違う治療院に行ったりしちゃったんだろうな、と反省をしていたところ、半年後にまた突然予約の連絡が入りました。

半年振りにお越しになり、前回の施術後の事を聞いてみたら、実は施術した次の日から痛みはどんどん減ってきて、その後はまったく調子が良くなってしまったので、もう治療を受けなくても大丈夫だろうと判断して、毎日を過ごしていたそうです。

野球の練習や試合も順調で、現役時代並みに楽しめるようになっている。
しかも・・・骨盤が整ったせいなのか、背骨が真っ直ぐになったからなのか、バッティングに於けるパフォーマンスが、オステオパシーの施術を受ける前と受けてからでは、格段に違ってきているのを実感する、と仰っていました。
バットの中心で球を捉えられるようになった、との事でした。

今回は、近々まだ試合が続くので、また全身のバランスを整えておきたい、という事でのご訪問。


私自身は野球はやらないし、やっても下手くそなので・・・骨盤や背骨を整えた時のパフォーマンスの向上を実感したことはないのですが、やはり骨盤は身体の中心ですし、背骨もそれを貫いている中心ですから、スポーツのパフォーマンス向上には繋がっていくのでしょう。

そして、全身の調整は神経伝達を促しますから、運動神経自体の活性化しますし、血液やリンパ液の循環も良くなっていて、筋疲労の回復能力も万全になると思います。

それからも年に数回施術を受けに訪問して頂いていますが、ぎっくり腰になることはないようで、自己回復力も高まっているのか、体調も良い状態が続き、疲労があってもしっかり睡眠を取れば復活する肉体を維持出来ているようです。

 

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冬季うつ 深刻化注意

2013年02月19日 | オステオパシーとは

冬はこの時期特有の体の不調を訴える人が増えるが、放置すると深刻化することもあるのが「冬季うつ」だ。日本大学医学部精神医学系主任教授の内山真さんが冬季うつについて解説する。

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炭水化物や甘いものが無性に食べたくなり、いくら寝ても眠った感じがせず、倦怠感と憂うつ感でなかなか寝床を出られなくなる。集中力ややる気が失せていつも眠い…。これが冬季うつの特徴です。

通常のうつ病とは違う病気で、昼間時間が短くなり、目に感じる光の刺激が減ることで、精神を安定させる脳内物質、セロトニンが減り、うつ状態を起こすのです。朝と日中、できるだけ太陽光を浴びるようにし、あまり深刻に生活の責務を課さないこと。また、冬季うつを理解し、自分の状態を把握するだけで症状が緩和されることもあります。

病院の治療でも、人工的な光を浴びる療法がとても有効。昼寝をしてもよいので、朝、思い切って外へ出てみましょう。

3月ごろに自然に治るのが通常ですが、不安感にとらわれすぎると春以降にうつ病へ移行する場合も。2週間以上不調が続き、生活に支障が出るなら受診を。

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先日、gooニュースに上記の記事が出ていました。

太陽を浴びるということの大切さ、日の光の恩恵というのは、生理的なところでの影響だけでなく、心理的なところにまで影響を与えてしまうものなのですね。

やはり、人間も動物の一種であり、また自然の摂理の中で生きているのですから、日が昇り~日が沈むという周期と共に、それに合うように暮らしていくことが、心身の健やかさを保つための秘訣なのかも知れませんね。

今年の冬は、全国的に例年に比べても寒い日が多いようですし、異常気象なのか寒暖の差も激しく、大気の不安定な状態なのだそうです。

不安定な気圧というというのは、我々の自律神経にも影響を与え、交感神経と副交感神経のバランスを乱し不安定にさせてしまうと言われています。

そこから様々な自律神経失調症の症状が発生してしまうこともありますので、昼間は少しでも太陽の光を浴びるよう心掛け、夜はゆっくりと熱めお風呂に入って身体を温めるということを、習慣にしておくと良いかも知れませんね。

 

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メニエール病 (メニエール症候群)

2013年02月12日 | 適応症状

治療室cureでは、オステオパシーという骨格調整を主軸にした手技療法を施術しています。

骨格を調整する事によって、様々な身体の不調を改善していきます。

身体の様々な不調を、自然治癒力を促す事で改善に導いていきますので、その適応範囲は痛みの緩和だけでなく、不定愁訴と呼ばれている症状にも及びます。


治療室cureには、メニエール病と診断された方々も多く通われています。

メニエール病(メニエール症候群)とは、内耳(聴覚と平均間隔のセンサー)の病気で、原因としては、内耳のリンパ液が何らかの原因で過剰になり内リンパ水腫をつくり、回転運動を感知する三半規管や音を感じる蝸牛、直線加速度や位置感を感じる箇所等、リンパ液で繋がっている様々な神経を圧迫する為、目眩・難聴・耳鳴り等の症状が現れ、メニエール病が起こると考えられています。

しかし、現在のところ、リンパ水腫がなぜ反復して起こるのかについては解っておらず、リンパ水腫自体の原因も不明なのだそうです。

現代人に於けるストレスによる自律神経失調や、内リンパの吸収障害説、過剰産生説、内耳の循環障害説、ホルモン異常説などが挙げられています。


一般的に、メニエール病は片側の内耳の障害が原因ですが、15%~30%は両方とも障害される事もあり、その症状は、人によって繰り返す間隔など違い、数日の場合もあれば、数週間、数ヶ月、あるいは1年に1回など様々です。

以前は女性が多かったのですが、今では30~40代の男性の多さが目立ってきています。

現代医学での専門の診療科は耳鼻咽喉科になります。

薬物療法によって症状を軽減する事も出来ますが、難聴の進行は薬で阻止できない事があり、また、重症で薬物療法が無効なときは手術による治療も行われる場合もあります。


治療室cureでは、全身の骨格を調整していく事で、体内の新陳代謝が活発になるよう促していきます。

頭蓋骨を含む全身の骨格を、細かく調整していき、身体内の古いリンパ液や老廃物を流し、新たな体液が循環していく環境にしていく訳です。

その循環促進が、内耳に溜まった古いリンパ液を流していくとされています。


また、自律神経を整える事も、メニエール病の改善には重要だと考えていますので、身体を全体的な視点で捉え、じっくりと調整をしていきます。


初期症状のうちならば、それなりに早い改善が期待出来ますので、何となく目眩や難聴気味な症状を感じたら、早めに病院等で検査をしてもらうと良いでしょう。


治療室cureをご利用の方でも、メニエール病と感じる症状があった時などは、是非ご相談下さい。

 

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冷え性にはココア

2013年02月01日 | オステオパシーとは
「ココア」の機能性について研究を重ねている森永製菓は、冷え性を抑制する食品として代表的な「ショウガ」と「ココア」を比較し、「ココア」が「ショウガ」と同程度の冷え性抑制効果があることを解明した。

○「ココア」は長くゆっくりと冷えを抑制

同社は2002年に、「ココアの冷え性改善効果」と言うタイトルで発表を行い、「コーヒー」や「緑茶」等の嗜好(しこう)飲料と比べ、「ココア」が最も体末梢(まっしょう)部(手足)の血流を改善し、冷え性を抑制する効果が高いことを解明。2012年には「ショウガ」と「ココア」を比較し、冷え性と判断された健常な女性を対象に、冷え性を抑制する効果を検証した。

まず、何もしない状態では体の末梢部温度が次第に下がる室温23~24℃において、約70℃・100mlの純ココア+牛乳、およびショウガ+牛乳を用意。健常な成人11名(冷え性と判断された人)を対象に試験飲料を摂取後、手の甲(こう)表面を5分間隔で、首表面、額表面、ほお表面、鼻表面の温度変化を10分間隔で、医療用サーモグラフィーで測定した。

その結果、飲用後の手の甲と鼻の表面温度について調べると、「ショウガ」の方が温度上昇の立ち上がりが速く、上昇程度が高かった。しかし、急速に温度低下も始まったという。

一方「ココア」は、温度の低下がおだやかで体温の持続性が高かった。「ココア」は「ショウガ」より約0.5度高い表面温度を維持することが確認できたという。これにより、「ココア」と「ショウガ」は冷え性抑制効果の表れ方に違いはあるものの、同じように冷え性を抑制する食品であることが判明した。

「ココア」がゆっくりと長く冷えを抑制する効果に対して、滋賀県立大学人間文化学部生活栄養学科の灘本知憲教授は、「副交感神経に作用するココアならではの効果。ココアに含まれるデオブロミンやポリフェノールは、血管拡張作用があり、特に手や足の先の血液循環を改善することで、長く冷えを抑制できると考えられる」とコメントしている。

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このような記事がgooニュースに載っていました。

身体を温めておくことは、オステオパシー的観点から見ても、健康な身体を維持していく上で、とても大切なことだと思います。

逆に言えば、身体を冷やしてしまうのは、それだけで自律神経を乱してしまい、交感神経と副交感神経のバランスを崩し、免疫力を下げてしまったり、様々な不調を誘発させてしまったりします。

オステオパシーの施術でも、骨格を調整することによって、血液やリンパ液等の体液の循環を促して、身体の自己免疫力・自然治癒力を高めていくことを主軸に考えていますし、それはある意味では“身体を温める”ことと同じような効果を狙っているとも言えます。


今年は例年に比べても全国的に寒いようですし、これからまだまだその寒さも厳しくなりそう。

冷え性の方も、普段は冷えは感じていないという方も、やはり身体を温めておいた方が良いでしょうから、そういう意味では日常で気軽に出来る対策として、ココアを飲むというのは良いかも知れませんね。

ちょっとしたお茶の時間に、いつもならコーヒーやウーロン茶なんかを飲んでいる人も、ちょっと意識してココアにしてみるのも、この寒い冬を健康に乗り切る手立てになりそうですよ。

 

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