あの猛烈な酷暑から、一気に涼しくなった今年の秋。
その急激な気候の変化に身体がついていかずに,体調を崩してしまっている方が多い様です。
空気も乾燥してきている為に、風邪をひいてしまう人が多いみたいです。
風邪をひいたら・・・風邪薬です、普通は。
しかし,オステオパシーという自然療法に従事している私としては、薬を奨めるよりも、もっと自然の知恵の中からの方法をお奨めしたいところ。
風邪程度で薬に頼らなければならないのなら、オステオパシー創始者に嘆かれてしまう。
私が患者さんに奨め、自らも実践している風邪予防・風邪対策は「梅干生姜湯」です。
生姜を磨り下ろしたものと、梅肉をお湯に混ぜるだけ。
それだけのものですが、これが効くのです。
私はこの梅干生姜湯だけで、この15年間は風邪で寝込んだ事は1度もありません。
風邪の兆しを感じたら、その日の夜には必ず飲む。
そうすると次の日の朝には、完全に回復してしまっている。
生姜の殺菌作用と発熱作用、梅干しのクエン酸や胃腸を活発にする作用。
その他のこの2つの素材が合わさる事で、様々な相乗作用が働くそうです。
オステオパシーの原理原則の本幹は、大自然の摂理を学びそれに従う事。
風邪気味だからとオステオパシーの創始者が否定した「化学薬品」に頼ってしまったら・・・オステオパシー術者として、自らその原点を踏み潰す事になる。
風邪薬には頼りたくない、風邪薬を飲むほどではないという時には、是非この梅干生姜湯を試してみて下さい。
身体の真ん中の芯から温かくなり、その自然治癒力が発動していくのを実感出来ると思いますよ。