横浜にある自律神経調整に特化したオステオパシー施術室 【治療室cure】のブログ

自律神経失調症や更年期障害などによる体調不良にお悩みの方は、是非一度ご相談下さい!

揺りかごに身を委ねて

2011年04月26日 | オステオパシーとは

治療室cureで施術を受ける時は

どうぞ全身の力を抜いて、私の手の平に寄り掛かってしまって下さい。

ハンモックに身を委ねて、小鳥の囀ずりを聞きながらうたた寝をするように

揺り椅子に座り一杯のお酒に酔いながら、夢に現に眠りに落ちてしまうように

治療室cureのベッドの上で、私の手の平の上ではリラックスしてしまって下さい。


治療室cureでの半分以上の時間は、仰向けになって施していく事になります。

身体の状態によっては、最初から最後まで仰向けの施術という場合もあります。

とにかく、その仰向けの施術の時は、ひたすら身体の力を抜いて

 
リラックスした状態で施術を受けて頂きたいのです。

その全身リラックス状態こそが、施術効果が一番発揮し易い状態なのです。

生理学的に云えば・・・

難しい説明になってしまうので、ブログ記事としては避けますが

生理学的・解剖学的な意味からの理由に於いて
 
オステオパシーの施術を一番効果的に受けて頂く為の秘訣なのです。

それは 治療室cureでのオステオパシーが、強い圧力や急激な矯正方法を取らない理由に繋がりますし

自然治癒力を活かしながら、身体が自ら治っていくように促すという
 
手技療法の本質に関わる芯の部分でもあるのです。


そのまま眠ってしまっても良いです。

眠るか眠らないかの間で、うつらうつらしたままでも良いです。

深い寝息とともに、そのまま夢の中を楽しんでしまっても良いのです。

むしろ、 治療室cureでのオステオパシーの施術は、その方が効果を発揮します。

その方が身体に眠る自然治癒力が、発揮されていくような施術をしているのです。


逆に云えば

施術に無用な力を入れてしまったり、緊張してしまっていては、自然治癒力が働き難く

オステオパシーの施術効果も半減してしまう事になります。

施術中に身振り手振りをしてまでお喋りをしてしまったり、身を乗り出してまで話に夢中になったりしては

身体は緊張し放しになってしまいます。


本当に全身の力を抜いて、心身を解放するようにして、施術を受けて下さい。

それが治療室cureのオステオパシーを効果的に受けて頂く為の、最良の秘訣になります。


揺り駕籠に身を委ねて眠ってしまうように。



治療室cureホームページ


オステオパシー〔統合失調症〕

2011年04月12日 | 適応症状

治療室cureでは

オステオパシーという脊柱調整を主軸にした、手技療法を施術しています。

脊柱(背骨)を中心に全身の骨格の不具合を、手技によって調整し

血液循環や神経伝達を正常化し、身体の持つ自然治癒力を高めていく療法です。


オステオパシーの手技は

骨格・関節・筋肉などに発症する、痛みや凝り等の不快症状の緩和だけでなく

現代医療で謂うところの「心の病」と呼ばれる症状にも有効です。


最近よく聞く病状に、総合失調症と云う症状があります。

統合失調症の症状は多彩です。

特徴的な症状しては、妄想や幻聴があげられます。

その為、思考が混乱してしまい、感情が不安定になるといった 症状も現われます。

ほかの顕著な例としては、何をするにも意欲がわかず、これが引き金となって家に閉じこもったり

人とのコミュニケーションが取れなくなる等の障害がみられる事もあるそうです。


統合失調症は、突然発症する事もあれば、数日から数週間かけて発症することもあります。

また、症状が出ていない時は、普段と変わらない生活を送る人もいる為

本人や周りが全く気付かず、何年か経てから病気だったと分かる事もある様です。


統合失調症は、多くの場合、仕事、対人関係、生活に於いて、障害が起こるほど重度の症状が生じます。

この様な機能の低下は、薬物などの乱用、貧困、ホームレスの原因ともなります。

もし発症してしまったら、しっかりとした治療を受けることが大切です。


統合失調症の正確な原因は、現代医療では、まだはっきり解っていませんが

脳の機能に障害が起こり、働きが阻害され発症する病気である事が解明されつつあります。

通常、脳の中では「神経伝達物質」という化学物質を介して、神経細胞間でさまざまな情報が伝達されています。

しかし、この「神経伝達物質」が過剰に働いてしまうと、情報伝達に混乱をきたしてしまい、

妄想や幻聴といった症状が出現するのではと考えられています。

神経伝達物質の種類かなり多いのですが

 
統合失調症で注目されているのは、「ドーパミン」とよばれる神経伝達物質です。

そのため現代医療の治療に際しては、ドーパミンの活動異常を抑える薬を用いていくそうです。

もちろん、原因と思われるのは「ドーパミン」だけではありません。

日常生活に於いて、脳は身体の内外からいろいろな影響を受けています。

怪我をした痛みといった身体的刺激、学校生活・社会生活から生じるストレス等も

少なからず統合失調症の引き金といわれています。

統合失調症の発症率は
 
世界的に見て約1%だそうで、つまり100人に一人の割合で発症する可能性があります。

発症のピークは男性では15~24歳、女性では25~34歳。

平均的な発症年齢は、男性18歳、女性25歳というのが一般的で
 
小児期や青年期初期、年をとってから発症することは少ないと云われています。

男女比は1:1ですが
 
「女性のほうが発年齢が遅い」「予後が良いこと」「閉経期にもう一つの発症ピークがある」などから

女性ホルモンが抑制的な作用をしているとも考えられています。

とはいえ、青年期~中年期の人は安心かというと、そうでもありません。

近年は、景気不安、政治の先行き不安や会社で生じるストレスなどが引き金となって

働き盛りの方たちが発症するケースも報告されています。


しっかりと専門医による検査と診断を仰いだ方が安心ではありますが

オステオパシー等の手技療法を定期的に受ける事で、その予防や改善のお手伝いにはなると思います。


全身の骨格を整えておく事は、神経伝達を正常に機能させてくれます。

全身の血液供給も促される為、脳への栄養供給にも繋がっていきます。


何かとストレスを感じる事の多くなった現代社会。

これからの時代、やはり意識的なボディケアは

人生を全うしていく為にも、重要な秘訣かも知れません。



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