横浜にある自律神経調整に特化したオステオパシー施術室 【治療室cure】のブログ

自律神経失調症や更年期障害などによる体調不良にお悩みの方は、是非一度ご相談下さい!

Dr.stills's word ~ osteopathy

2011年06月22日 | Dr.stills 's word

こちらのカテゴリー【Dr.stills's word】では、オステオパシーの創始者であるスティル博士の残した言葉を掲載していきます。
オステオパシーの創始者はどのように身体を捉えていたのか?
創始者にとってオステオパシーとは?人体を治療するという事は、どういう事だったのか?
様々な言葉の中に、自然治癒力を発揮させる為のヒント、病を予防する為のヒントがあるように思います。

「オステオパシーは科学である。
そしてそれは、苦しみを癒すために使用される。
それは、外科学、産科学、そして一般医学を包括する哲学である。
オステオパシー治療家は理性の人でなければならず、自らの言葉を治療で証明する人でなけれならない。
証明を行えない理論家に、価値はない。
私にとっては、オステオパシーは聖なる科学である。
それは自然の現れであるが故に、神聖なのである。

我々が必要とする治療法は、オステオパシーだけである。
その他の治療法の補助を受ける必要はない。
私たちにとって、オステオパシーは必要十分である。
オステオパシーの技法のどれを欠いても、不足に陥ってしまう。」



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オステオパシー〔内臓マニピュレーション〕

2011年06月14日 | オステオパシーとは

治療室cureでは

オステオパシーによる施術をしています。

手技によって骨格の不具合を調整し、神経伝達・血液循環を正常化し

身体の持つ自然治癒力を高めていく、手技療法です。


オステオパシーの主体となる手技は、脊柱を中心として全身の骨格の調整なのですが

骨格を調整するには、骨と骨を繋いでいる靭帯や、それを包む筋膜を弛めていきます。

その事で結果的に、骨格の歪みや不均等や可動性の喪失を調整していくのです。

そして実は調整していくのは、骨格だけでなく、症状によっては内臓も調整していきます。

これは、オステオパシー内臓マニピュレーションと呼ばれる手技です。


内蔵マニピュレーションは1920年代にアメリカで流行したもので

 
元々は創始者Dr.Stillが行っていたと言われている治療方法です。

生活習慣病の一般的問題の多くには、暴飲.暴食.過食・誤食が含まれてきます。

またその背景にある、感情的・情動的要素も考えられますし
 
食物性のストレス(化学的ストレス)や、精神的ストレスは消化器系を乱します。

これ等ストレスは、オステオパシー的診断で云う内臓性機能の内臓制限を生じ易くし

大きな内臓活動制限を生じると、食事を改善しても、消化器の機能が優れなくなる事に繋がります。

内臓マニュピレーションは、その内臓活動制限を解放していく手技になります。


内臓マニピュレーションは、内臓の可動制限に対して行う手技で

元来アメリカの初期のオステオパシー治療家は、内臓のオステオパシーを行っていましたが
 
時代の中で脇役的存在に成ってしまったそうです。


内臓は呼吸運動により揺り動かされて、常にマッサージを受けているような状態にありますが

臓器を包みこむ筋膜や、それらを繋ぎとめている靭帯が固くなると、動きに制限を受けてしまいます。

動きの自由さを失うと臓器の機能が不活性化して疾患の要因となったり
 
あるいは筋膜との癒着は肩こりや腰痛の原因にもなります。

内臓はたくさんの膜や靭帯で吊るされています。

その膜や靭帯が事故や生活習慣などの影響でひきつれを起こすと 

その反射として痛みや不快感が身体の表面に現れます。

筋肉へのマッサージや整体等で慢性的な症状が楽にならないという方は
 
このケースに当てはまる事が多いようです。


治療室cureでは、この内臓マニピュレーションというテクニックによって

 
胸腹部の膜や靭帯の引きつりを取り除いていきます。


適応症状として

便秘・胃下垂・腎下垂・膀胱炎・等にお悩みの方や

手術後の内臓の癒着が気になる方

肩こり・腰痛などの問題があり,骨格調整の施術だけでは十分な改善が見られなかった方などです。


腹部を触れる事になりますので、女性の方などは嫌がる方もいらっしゃるでしょうし

大動脈瘤などがある方には、施術は出来ませんので

全ての方に施術をする訳ではありませんが

もし胃の調子が不快だったり、飲み過ぎで肝臓が気になる方は

是非、ご相談下さい。



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