横浜にある自律神経調整に特化したオステオパシー施術室 【治療室cure】のブログ

自律神経失調症や更年期障害などによる体調不良にお悩みの方は、是非一度ご相談下さい!

オステオパシーの治療周期・通院間隔について

2015年03月12日 | オステオパシーとは

治療室cureでは

オステオパシーという脊柱調整を主体にした、手技療法を施術しています。

脊柱(背骨)を中心に、全身の骨格の不具合を調整していき

血液循環や神経伝達を正常化し、身体の持つ自然治癒力を高め

身体が自ら不調や痛みから改善していく様、身体環境を整えていく療法です。


治療室cureでは

人体の新陳代謝のサイクルを利用しながら、その身体環境を整えていく様にしています。

新陳代謝は人間の細胞の(全身の)入れ替えを行う活動という事になります。

人間の細胞は一般の大人で全て合わせて60兆個もあると云われています。

この細胞が新しいものに入れ替わっていく活動が新陳代謝ですが、この周期は部位によって異なります。

肌の細胞は28日周期で、心臓が22日周期、胃腸の細胞は5日あまりで再生するようです。

周期が長い部位になると、筋肉・肝臓などは約2ヶ月間の周期で、骨の細胞なら3ヶ月周期という期間になります。

この周期の考え方から見ると

新陳代謝が正常に働いていれば人間の身体は3ヶ月もするとまったく新しく生まれ変わるという事です。


このサイクルを利用していく事で、体質の改善を促していくのです。

心臓から新鮮な血液が送り出され、全身に汲まなく巡っていくのに14~22日掛かります。

オステオパシーで全身の骨格の不具合を調整し、血液の循環を促しておき

そのサイクルを逃さずに2~3週間の間隔で、また施術を受けて頂く。

そのパターンを2~3ヵ月続けていく事で、筋骨格系から内臓系までの代謝・改善を計っていきます。


その方その方の症状や主訴、体質や状況など違うものですから一概には言えないのですが

大まかにこのサイクル・パターンでの体質改善を推奨しています。

急性の痛みの緩和や、一時的な体調回復をお求めになる場合は別ですが

根本的な体質改善や、本質的な意味での体調管理を目的とされる方には

その旨を伝えて

その治療計画をお薦めする事にしています。


無考慮に「2週間後に来て下さい。」とか、「3週間後くらいにまた連絡して下さい。」と言っているのではなく

その方に一番適した治療計画・施術間隔を考えて、次の施術日の目安を伝えているのです。


オステオパシーは

一回の施術で全ての症状が完治してしまう、体質改善が完了してしまうという

魔法の治療法ではありません。

患者さん皆様の自然治癒力を、最大限に発揮出来る状態に整える

痛みが緩和していく・体質が改善していく「きっかけ」を紡いでいくものです。

急性の腰痛や寝違いの痛み等は、出来るだけその場で痛みが緩和する事を目指します。

慢性化している不調症状に関しては、改善していく為の時間を身体と治療室cureへ与えて下さい。

そして是非、諦めずに自然治癒力の可能性を信じて下さい。


治療室cureからのご提案と、私からのお願いでした。