皆さん、ご自分の身体・肉体に、〈愛〉をもって接していらっしゃいますか？
好きな物を好きなだけ食べたり、辛い事を何もさせないで甘えさせたりは
それは〈愛〉ではありません。
そんな育て方をしたら、単純に我が儘な子供が育ってしまうように 、自分の身体・肉体だって、我が儘に堕落していってしまいます。
天涯孤独、生涯社会へ出ずに 、親兄弟・親戚縁者・友人知人の誰とも関わらない・・・というならば別ですが、たった1人の人間とでも関わって、その人生を生きていくならば まずはご自分の身体・肉体には〈愛〉を持って頂きたいのです。
我が子を育てるように、ご自分の身体・肉体を〈愛〉をもって育てていく。
飴が必要な時もあれば、鞭が必要な時もあるでしょう。
人間はとかく、自分にだけは甘くなり、厳しい事を課さなくなります。
人間の身体・肉体にとって、意思は親でその肉体は子供の様なもの。
子供は親に躾られた通りの成長をしていくものです。
甘やかし過ぎも良くないし、厳し過ぎても良くないでしょう。
反抗期もあるかも知れませんし、大人になったと実感する日があるかも知れません。
自分の身体・肉体を育ててきたのは、誰でもなく・・・自分自身なんです。
だからこそ、常に〈愛〉を持って接して欲しい。
親の無償の〈愛〉を感じずに育った子供が、何処かで道を外してしまう様に 、自分自身で〈愛〉を持って接していない身体・肉体は、いつか道を外していってしまいます。
自分自身の身体・肉体に〈愛〉を持たず、知らず知らずに傷つけてしまう。
それは自分自身の魂を傷つけてしまう事であり、自分自身を支えてくれる人達を傷つけてしまう。
生命に対する冒涜でもあると云えます。
肉体はその〈愛〉に、しっかりと応えてくれるものです。
そして〈愛〉の満ち溢れた身体で、他人に接していきましょう。
機嫌の良い身体で、人と付き合うようにしましょう。
その付き合いの1つ1つが、その<愛>を拡げていく事に繋がります。
甘やかしだけでなく、厳しさだけでもない。
よくよくご自分の身体の声に耳を傾けて、心から<愛>を与えて下さい。