横浜にある自律神経調整に特化したオステオパシー施術室 【治療室cure】のブログ

自律神経失調症や更年期障害などによる体調不良にお悩みの方は、是非一度ご相談下さい!

リンパについて

2014年04月17日 | オステオパシーとは

治療室cureでは、オステオパシーという脊柱調整を主体にした、手技療法を施術しています。

全身の関節の動きの悪くなっている部分を弛め、血流や神経伝達を正常に機能する様に促し、身体が本来持っている自然治癒力を高めて、身体が自らを健康へ導く様にしていく療法です。


身体には血液循環と共に大切なものとして、全身のリンパの循環というのがあります。

リンパとは・・・全身を網の目の様に張り巡らされている「リンパ管」、その管の中の流れている「リンパ液」、鎖骨や、腋の下などにある「リンパ節」、これらを総称したものをリンパと云います。

心臓から勢い良く送り出された血液が栄養や酸素を運ぶのに対して、リンパは体内で不要になった老廃物や疲労物質を回収して運ぶ「下水道」のような役割を果たしています。

 
リンパの働きは、大きく分けて2つに分けられます。
 
免疫力として、リンパには細菌などを退治し、体を病気から守る働きがあり、リンパ節がフィルターの役割を果たし、老廃物や細菌を濾し取って、病気にならない様にしています。

また、リンパ球は一度戦った細菌やウイルスの性質を記憶しており、同じ病原菌が再度侵入したとき、抗体を産出して身体を守る生体防御の能力を持っているのです。

リンパ球は寿命がくれば死滅しますが、この記憶は新しく作られるリンパ球にも延々と引き継がれていきます。

老廃物運搬の役割としてのリンパの働きも重要です。

老廃物は、通常は静脈に取り込まれて心臓まで戻ってきますが、静脈に入りきらないあふれた分の老廃物は、リンパ管に流れ込みリンパ液となります。

つまり、リンパは、静脈では回収しきれない老廃物を回収するシステムと云う事が出来る訳です。

静脈を渋滞している道路に例えると、リンパは、渋滞の抜け道の様なものと云えます。

リンパには体液のバランスの維持・組織の浄化・防衛機能・栄養という働きがある為、身体にとって重要な要素と云えます。


治療室cureでのオステオパシーでは、リンパを改善するという場合、エステサロンの技術のように表層のリンパを流す方法ではなく、リンパの通り道の筋膜や靭帯の、拘縮や捻れを改善したり、横隔膜や骨盤隔膜のように身体を横切っている筋膜構造の、その固さや張りを改善する事でリンパの流れの改善を計ります。

血液循環の改善と共に、同じくリンパの循環も改善も促していくのです。

 

治療室cureホームページ


オステオパシーと更年期障害

2014年04月01日 | 適応症状

治療室cureでは、オステオパシーという脊柱調整を主体にした、手技療法を施術しています。

脊柱を含めた全ての骨格を調整する事で、身体が本来持っている自然治癒力を高め、痛みや不調の改善を促していく自然療法です。


痛みや不調も、原因の解りずらいものもあります。

病院での検査でも原因が特定出来なかったり、大まかにしか診断出来ない症状もある様です。

女性の更年期障害による様々な不定愁訴なども、なかなか診断基準が難しい様です。


更年期とは、女性ホルモンを分泌する卵巣の働きが衰えて停止し、女性ホルモンが欠乏した状態で体が安定するまでの時期を指します。

具体的には、閉経をはさんでその前後10年ぐらいの期間を指しています。

今、日本女性の平均的な閉経年齢は50歳ぐらいと云われていますので、40代半ばから50代半ばまでの期間が更年期にあたりますが、これには個人差も大きく、人によっては30代後半から卵巣の機能が衰えはじめ、更年期障害のような症状になる人もいます。


更年期を迎えた人でも、体に変調をきたすといった事もなく、更年期障害が殆んど気にならない人もいれば、軽い耳鳴りや目眩がしたり、小さな発疹が出たりの軽い症状から、寝込むほど調子が悪くなる人、日常生活も満足に出来ない人など様々です。

ところが、30代後半から更年期障害の症状が見られ、生活に支障をきたす人もいます。

このケースは、若い頃に無理なダイエットを繰り返したり、不規則な生活や食事を続けてきた方、過剰な仕事などでのストレスの過多や、精神的なストレス過多の状態の方が、体力の落ち始める30代後半に、ホルモンのバランスが乱れ始めるといったことが原因になっています。


ホルモン状態というのは、自律神経によってコントロールされています。

オステオパシーで身体を調整しておく事は、自律神経の乱れを整えておく事に繋がります。

頭蓋骨を含む身体の中心(脊柱)の歪みを整えていく事で、全身の神経伝達や血流が正常に機能する様になります。

その事で、脳からの神経伝達はスムーズになり、また、脳への血液供給も滞りなく行われていく様になるのです。

流れる川の水がいつでも新鮮な様に、身体の循環が流れていれば、身体はいつでも新鮮な状態でいれるのです。

それは自律神経が整っている状態であり、自律神経の安定がホルモン状態の安定へと繋がる訳です。


更年期と云われている年齢に差し掛かったら、不調等の症状がひどくなる前に、意識的に体調管理・ボディケアを、自ら進んで考えていく事をお奨めします。

 

治療室cureホームページ