横浜にある自律神経調整に特化したオステオパシー施術室 【治療室cure】のブログ

自律神経失調症や更年期障害などによる体調不良にお悩みの方は、是非一度ご相談下さい!

Dr.stills's word ~ Work of osteopathy

2011年09月29日 | Dr.stills 's word

「オステオパシー治療家は、繊細な手技もオステオパシーの一部であり、自らの治療の一部であることを、覚えておくべきである。
もし手技が上手くいかなければ、彼の治療家としての知識も疑われる。
正しい診断は我々の人体に関する知識が正しいという事も同時に証明する。
我々は、診断の正しさを自らの手技によって証明しなければならない。」

「オステオパシーに於いては、もはや動脈や静脈の流れを回復する事が出来ないほどに、器官の機能が低下してしまっているのでない限りは、癌を取り除くためにメスを使い、人体を切開する必要はない。
私はこの事を誇りに思う。
動脈による供給と、静脈による血液の回収を回復させてやりさえすれば、腹部や胸部に出来てしまった腫瘍の大部分は自然に消失する。
オステオパシーの哲学を適切に用いる事の出来る、信頼に値する治療家の手によって、それが可能になるのである。
動脈と静脈に関する原理、オステオパシーの原理に常に忠実に治療を行い、人体の如何なる箇所にも体液の滞らないようにするべきである。」



治療室cureホームページ


オステオパシー 〔秋の腰痛〕 Re-printing

2011年09月11日 | 適応症状

治療室cureでは

オステオパシーという脊柱調整を主体にした手技療法を施術しています。

脊柱を中心に全身の骨格の不具合を、手技によって調整していく事で、血液循環や神経伝達を正常化し、身体の持つ自然治癒力を高めていく療法です。


毎年、夏の暑さが一段落し、秋の声が聞こえる様になる頃になると多くなるのが・・・ぎっくり腰です。


これは夏の〈暑さ疲れ〉による、内臓疲労からのものが多い様です。

特に夏は内臓の中でも、腎臓が一番疲れてしまう季節なんです。

腎臓は泌尿器系をコントロールしてくれる臓器ですが、腎臓はただ尿を作るだけの臓器ではなく、人間が生きる上で大切な仕事をいくつも受け持っています。

良く知られているように腎臓の主な仕事は「尿」を作る事です。

これは血液を濾過する事により、老廃物を排出する働きな訳です。

老廃物とは窒素を含んだ窒素系老廃物で、クレアチニン、尿素、尿酸などで、これらはタンパク質が体の中で利用された後の分解産物であり、有害物質なんですね。


人間の体の中で濾過された水分の99%は、体の中に再吸収されます。

この働きにより体のさまざまな電解質の濃度は一定に保たれています。


血液の白血球や赤血球は骨髄で作られているのですが、これには腎臓も一役買っていて、造血ホルモンであるエリスロポエチンを腎臓から分泌する事で、骨髄に働きかけ赤血球の生産を促すしくみになってます。

つまり赤血球を作る指令を出しているのです。


腎臓は血圧も調節しています。

レニンと呼ばれる一種の酵素を出すことで、血液中のタンパク質に働きかけアンジオテンシンと呼ばれる物質を作ります。

この物質は血管を収縮させて血圧を上げる働きを持っています。


この様に腎臓は体内に於いて、様々は水分調整・水圧調整をしてくれているのです。

夏は冷たいものを摂りがちですから、どうしても排尿の回数も多くなりますし、今年の様に余りに暑い時は、汗の分泌もかなり活発だったでしょう。

そうした時に一所懸命に働いてくれていたねが、この腎臓なのですね。


腎臓は丁度、身体の両腰の上部辺りの位置にあります。

この腰の位置にある腎臓が疲労を起こす事で、急性の腰痛が引き起こされてしまうと考えられます。

 

慢性的に腰痛のある方や、年に何回かぎっくり腰を起こしてしまう方は、秋のぎっくり腰予防の為に、ちょっと早めにご来院下さい。


治療室cureホームページ