治療室cureでは、オステオパシーという骨格調整を主軸にした手技療法を施術しています。
骨格を調整する事によって、様々な身体の不調を改善していきます。
身体の様々な不調を、自然治癒力を促す事で改善に導いていきますので、その適応範囲は痛みの緩和だけでなく、不定愁訴と呼ばれている症状にも及びます。
治療室cureには、メニエール病と診断された方々も多く通われています。
メニエール病(メニエール症候群)とは、内耳(聴覚と平均間隔のセンサー)の病気で、原因としては、内耳のリンパ液が何らかの原因で過剰になり内リンパ水腫をつくり、回転運動を感知する三半規管や音を感じる蝸牛、直線加速度や位置感を感じる箇所等、リンパ液で繋がっている様々な神経を圧迫する為、目眩・難聴・耳鳴り等の症状が現れ、メニエール病が起こると考えられています。
しかし、現在のところ、リンパ水腫がなぜ反復して起こるのかについては解っておらず、リンパ水腫自体の原因も不明なのだそうです。
現代に於けるストレスによる自律神経失調や、内リンパの吸収障害説、過剰産生説、内耳の循環障害説、ホルモン異常説などが挙げられています。
一般的に、メニエール病は片側の内耳の障害が原因ですが、15%~30%は両方とも障害される事もあり、その症状は人によって繰り返す間隔など違い、数日の場合もあれば、数週間、数ヶ月、あるいは1年に1回など様々です。
以前は女性が多かったのですが、今では30~40代の男性の多さが目立ってきています。
現代医学での専門の診療科は耳鼻咽喉科になります。
薬物療法によって症状を軽減する事も出来ますが、難聴の進行は薬で阻止できない事があり、また重症で薬物療法が無効なときは手術による治療も行われる場合もあります。
治療室cureでは、全身の骨格を調整していく事で、体内の新陳代謝が活発になるよう促していきます。
頭蓋骨を含む全身の骨格を、細かく調整していき、身体内の古いリンパ液や老廃物を流し、新たな体液が循環していく環境にしていく訳です。
その循環促進が、内耳に溜まった古いリンパ液を流していくとされています。
また、自律神経を整える事も、メニエール病の改善には重要だと考えていますので、身体を全体的な視点で捉え、じっくりと調整をしていきます。
初期症状のうちならば、それなりに早い改善が期待出来ますので、何となく目眩や難聴気味な症状を感じたら、早めに病院等で検査をしてもらうと良いでしょう。
治療室cureをご利用の方でも、メニエール病と感じる症状があった時などは、是非ご相談下さい。