横浜にある自律神経調整に特化したオステオパシー施術室 【治療室cure】のブログ

自律神経失調症や更年期障害などによる体調不良にお悩みの方は、是非一度ご相談下さい!

メニエール病とオステオパシー

2014年05月30日 | 適応症状

治療室cureでは、オステオパシーという骨格調整を主軸にした手技療法を施術しています。

骨格を調整する事によって、様々な身体の不調を改善していきます。

身体の様々な不調を、自然治癒力を促す事で改善に導いていきますので、その適応範囲は痛みの緩和だけでなく、不定愁訴と呼ばれている症状にも及びます。


治療室cureには、メニエール病と診断された方々も多く通われています。

メニエール病(メニエール症候群)とは、内耳(聴覚と平均間隔のセンサー)の病気で、原因としては、内耳のリンパ液が何らかの原因で過剰になり内リンパ水腫をつくり、回転運動を感知する三半規管や音を感じる蝸牛、直線加速度や位置感を感じる箇所等、リンパ液で繋がっている様々な神経を圧迫する為、目眩・難聴・耳鳴り等の症状が現れ、メニエール病が起こると考えられています。

しかし、現在のところ、リンパ水腫がなぜ反復して起こるのかについては解っておらず、リンパ水腫自体の原因も不明なのだそうです。

現代に於けるストレスによる自律神経失調や、内リンパの吸収障害説、過剰産生説、内耳の循環障害説、ホルモン異常説などが挙げられています。


一般的に、メニエール病は片側の内耳の障害が原因ですが、15%~30%は両方とも障害される事もあり、その症状は人によって繰り返す間隔など違い、数日の場合もあれば、数週間、数ヶ月、あるいは1年に1回など様々です。

以前は女性が多かったのですが、今では30~40代の男性の多さが目立ってきています。

現代医学での専門の診療科は耳鼻咽喉科になります。

薬物療法によって症状を軽減する事も出来ますが、難聴の進行は薬で阻止できない事があり、また重症で薬物療法が無効なときは手術による治療も行われる場合もあります。


治療室cureでは、全身の骨格を調整していく事で、体内の新陳代謝が活発になるよう促していきます。

頭蓋骨を含む全身の骨格を、細かく調整していき、身体内の古いリンパ液や老廃物を流し、新たな体液が循環していく環境にしていく訳です。

その循環促進が、内耳に溜まった古いリンパ液を流していくとされています。

また、自律神経を整える事も、メニエール病の改善には重要だと考えていますので、身体を全体的な視点で捉え、じっくりと調整をしていきます。

初期症状のうちならば、それなりに早い改善が期待出来ますので、何となく目眩や難聴気味な症状を感じたら、早めに病院等で検査をしてもらうと良いでしょう。


治療室cureをご利用の方でも、メニエール病と感じる症状があった時などは、是非ご相談下さい。

 

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治療室cureの提案する施術周期

2014年05月13日 | オステオパシーとは

治療室cureでは、オステオパシーという脊柱調整を主体にした、手技療法を施術しています。

脊柱(背骨)を中心に、全身の骨格の不具合を調整していき、血液循環や神経伝達を正常化し、身体の持つ自然治癒力を高め、身体が自ら不調や痛みから改善していく様、身体環境を整えていく療法です。


治療室cureでは、人体の新陳代謝のサイクルを利用しながら、その身体環境を整えていく様にしています。

新陳代謝は人間の細胞の(全身の)入れ替えを行う活動という事になります。

人間の細胞は一般の大人で全て合わせて60兆個もあると云われています。

この細胞が新しいものに入れ替わっていく活動が新陳代謝ですが、この周期は部位によって異なります。

肌の細胞は28日周期で、心臓が22日周期、胃腸の細胞は5日あまりで再生するようです。

周期が長い部位になると、筋肉・肝臓などは約2ヶ月間の周期で、骨の細胞なら3ヶ月周期という期間になります。

この周期の考え方から見ると、新陳代謝が正常に働いていれば人間の身体は3ヶ月もするとまったく新しく生まれ変わるという事です。


このサイクルを利用していく事で、体質の改善を促していくのです。

心臓から新鮮な血液が送り出され、全身に汲まなく巡っていくのに14~22日掛かります。

オステオパシーで全身の骨格の不具合を調整し、血液の循環を促しておき、そのサイクルを逃さずに2~3週間の間隔で、また施術を受けて頂く。

そのパターンを2~3ヵ月続けていく事で、筋骨格系から内臓系までの代謝・改善を計っていきます。


その方その方の症状や主訴、体質や状況など違うものですから一概には言えないのですが、大まかにこのサイクル・パターンでの体質改善を推奨しています。

急性の痛みの緩和や、一時的な体調回復をお求めになる場合は別ですが、根本的な体質改善や、本質的な意味での体調管理を目的とされる方にはその旨を伝えて、その治療計画をお薦めする事にしています。


無考慮に「2週間後に来て下さい。」とか、「3週間後くらいにまた連絡して下さい。」と言っているのではなく、その方に一番適した治療計画・施術間隔を考えて、次の施術日の目安を伝えているのです。

オステオパシーは、一回の施術で全ての症状が完治してしまう、体質改善が完了してしまうという魔法の治療法ではありません。

患者さん皆様の自然治癒力を、最大限に発揮出来る状態に整える、痛みが緩和していく・体質が改善していく「きっかけ」を紡いでいくものです。

急性の腰痛や寝違いの痛み等は、出来るだけその場で痛みが緩和する事を目指します。

慢性化している不調症状に関しては、改善していく為の時間を身体と治療室cureへ与えて下さい。

そして是非、諦めずに自然治癒力の可能性を信じて下さい。


治療室cureからのご提案と、私からのお願いでした。

 

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