横浜にある自律神経調整に特化したオステオパシー施術室 【治療室cure】のブログ

自律神経失調症や更年期障害などによる体調不良にお悩みの方は、是非一度ご相談下さい!

オステオパシーと顎関節症

2014年06月10日 | 適応症状

治療室cureでは、頸椎や頭蓋骨の調整をする時は、顎関節の状態もチェックする様にしています。

最近は顎関節症になってしまっている方が多く、痛みが発症していない方でも、顎関節の動きが悪くなっていて、それが原因で頸椎の歪みを引き起こしてしまっている場面が多くあります。

顎関節症は顎の関節やそれを支える筋肉や靭帯、神経の不調によって起こる様々な症状を云います。


顎の関節は、耳の穴の前方1センチ位の箇所にあり、蝶番のように働いて顎を開けたり閉めたりしています。

この関節が拘縮し、蝶番部分のスペースがきつくなると、顎を開閉した時に音がします。

放っておくと関節が炎症を起こして痛んだり、関節が引っかかる感じで口を大きく開ける事ができなくなります。

また、顎の関節を動かす筋肉は首や肩と繋がっている為、負担が掛かり過ぎると、首・肩の回りの筋肉などにも負担が掛かります。

更に、バランスの悪い噛み方や顎の動かし方は、ホルモンの乱れや自律神経失調症と同じような症状をひき起こす事もあります。

その為、顎の症状だけでなく、頭痛や目眩、肩や首の凝り、手足や腰の痺れ、耳鳴り、胸の痛み、鼻詰まり、吐き気、食欲低下、疲労感、不眠など症状が全身に及ぶ事もあります。

つまり顎関節症は、単なる関節だけの問題ではなく、悪化すると全身の不調に繋がってしまう症状なのです。


治療室cureでは頭蓋部分の調整をする時に、この顎の関節の動きも診ていきます。

上部の頸椎が側方に歪んでいる場合は、殆んどがその側の顎関節の動きも悪くなっています。

頸椎の調整をし、その状態を見つけたら、顎関節症の症状が出る前に、しっかりと調整しておきます。


既に顎関節症と診断されている方は、歯医者さんの治療も受けているでしょうから、どんな治療を受けているのか?その治療過程はどうか?をお伝え頂いてから、歯医者さんの治療方針に則した判断をする事にしています。

もし顎の調子が悪かったり、痛みが出ている症状で、まだ歯医者さんに検査・診断して貰っていない方は、是非一度ご相談下さい。

 

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