みどりの森ノート

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ゴウのミュウ分析ノート

2022-09-07 | ポケモン
 ポケモンのチョイスが微妙にバラけてて良いです というか単純に数が多い。

・・・<ポケモンアニメ感想>・・・

  「セミファイナルⅠ 「圧勝」」
 記事タイトルは中の人ネタ デクのヒーロー分析ノート。
 ホップのウールーとのバトルもでしたがヒメンカとワタシラガをこの時期に消化するあたり新無印の剣盾要素の少なさがうかがえます。
 ヒメンカはココ映画のモブとトレーニング回、ワタシラガも一応背景モブに出てアニポケ的には2匹とも消化した扱いだろうなと思っていたのでここでスポットが当たったのは嬉しい驚きでした。
2匹の細かい生態描写もあり…やっぱりこういう所は上手いんですよね新無印。
ここでヒメンカとワタシラガをはっきり出すならトレーニング回でゴウがゲットするの
別のポケモンの方がよかったんじゃないですかね…サッチムシとか(それはそれとして雑なゲットはして欲しくなかったですが)
シロナのあたたかな対応も勿論よかったですが、個人的に迷子のケアも含めてヒメンカとワタシラガの生態の説明はせっかくならガラルのトレーナーの口から聞きたかった気がします。ヤローとかぴったりだったと思うんですけどね。
 無邪気に憧れを話すビックに対してサトピカZは特別でサトシとピカチュウしか使えない、
ゴリランダーにするにはバチンキーに進化させないと、と理論立てた助言をするゴウが、
小さな子供に対して少々シビアな言い方になってしまってる所まで含めて地味に「らしかった」です。
たまにこういう所は上手いんですよね新無印。
というかそんな事言うならゴウこそそのサルノリもっと育てて進化させたらどうですかね…もうシリーズ終盤ですよ。
 サトシがシロナと兄妹の前で話した「手持ちポケモンとの出会いは運命って思える」、
いい台詞だし新無印以前のサトシにだったら気持ちよく当てはまると思うんですけど、
新無印の手持ちは積み重ね描写が少ないのでこのシリーズで言われてもちょっと…各々ゲット回や強化イベント等でのエピソードはありましたけど。
ここでルカリオが孵化した時と波導の設定を出してくるのもいい話なだけに
「じゃあ普段からもっと出して特訓してあげなよ(リオルの時はあんなにみっちり育ててたのに)」感がちょっと。

  インタビュー記事でマスターズトーナメントは当初サトシの試合以外はダイジェストにする予定だった
→途中から全試合ちゃんと描くように変更したそうで。
それを踏まえると今回シロナの掘り下げだけでなく兄妹とヒメンカのくだりまでじっくりめに入ってたり
アラン戦の時もホップのウールー戦や開会式のくだりが入って試合が巻きだったのもその名残って事ですかね。
 今回もテレビ東京系列の放送後に荒れた回でしたが…これは確かにカルネ好きな人には残念だったと思います。
 シロナの掘り下げはこの後のためにこのタイミングで必要として。兄妹とのやり取りもダンデ筆頭にマスターズエイトが一般民衆の子供にまで人気というのが分かりやすいシーンではありましたが。
さらにプラスでヒメンカのほのぼのパートまで入れた結果ダンデとカルネの試合が圧縮されてしまったのは…
各々内容的にはいい話なだけにやはり試合と同じ回に全部詰め込んでしまったのが勿体無さ過ぎます。
兄妹とヒメンカは序盤…それこそヤローとジム戦あたりにでもやれば普通にいいほのぼの話になってたと思います。
ダンデとカルネの試合より目の前の迷子とヒメンカの進化の瞬間を優先してしまうというのもサトシとシロナの人の良さではあるんですけど、いい内容なのにほんとに尺とタイミングが…
シロナの幼少期もアニオリだし可愛いしいい話だっただけに今回の尺を圧迫する一因になってしまってたのは悩ましい。
 前半兄妹がダンデだけでなくサトシとシロナにも憧れてる描写はよかったですけど、
いざ勝負がついた時にサトシだけなく兄妹、さらに観客席全体が「ダンデが勝った!」みたいな湧き方で
誰一人カルネを気にかけてなさそう(に見えた)のが惨敗した事以上に気の毒で…
ガラルだしダンデのホームだからこうなるのかなという気はしますがいざマスターズトーナメントが始まってみたらダンデとサトシ(とアイリス)以外の出場者への配慮が欠けた描写が続きがちなのは気になります。
モブじゃなくてそれぞれ根強いファンがいる人気キャラなんだから。
 ここまで満場一致でダンデ上げみたいな描写をし続けているあたり、制作側的にはダンデは作中でも視聴者視点でも完全無欠に強くてかっこいい人気キャラにするつもりだったんですかね。
実際はまさにそういう描写のせいで反感買い続けてるわけですが…
大きいお友達視点だとこの通りですけど子供視点ではこれくらいストレートに強いキャラってかっこいいんですかね。

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  「雪の日、カラカラのホネはどこ?」(再放送)
 「セミファイナルⅠ 「圧勝」」の前の週がこの回の再放送でした。
 クチバシティ(というか横浜)のリアルな景色と、キャラの描写が同じくリアルで
新無印初期は新しい事やりたい、今までと違う事やりたいという意欲がバチバチに出ていたよなあと。
自宅までゴウがバスで帰ると言ったのに対してサトシが(今まで歩いて旅してたのに)マサラタウンまで電車で帰ると言ってたのもアニポケ初じゃないでしょうか…ほんとにリアル指向するつもりだったんですね。
 そういえば序盤のこの回でゴウの家族やパーソナルな部分がしっかりめに描かれていましたが家族の出番とかこれっきりになってますね…
後の回でまた自宅に帰る話なんか見たかった気がします。研究所から近いんだし。
この回でこれだけゴウを気にかけてる家族を描いたならゴウの節目、プロジェクトミュウの重要ミッションの際なんかにも家族の描写なんかあったらもう少し積み重ね描写にできたんじゃないかなと
ゴウの引きこもり・協調性がない設定も家族の視点を入れる事で描ける事もあったんじゃないかなと
 ゴウのスマホロトムの着信音(GOGO!GOGO!…)もこれっきりだった気がしますが
普通に面白いので定期的に鳴らしてほしかったです。
 あとこの話、ゴウにスポット当てるならサトシ合流させる必要あまりなかったのでは
ゴウの家族にサトシ(とサトシと仲良くしてるゴウ)を直接見せて喜ばせたかったとかですかね。

 ここまでボールを投げつけるだけのポケモンGO式ゲットをしていたゴウがこの回で初めて普通に友情ゲットをするわけですが 制作側的には同じキャラがGO式ゲットと友情ゲットの両方をする事に違和感ないつもりだったんですかね。
カラカラとマンキーの群れを見つけて「ゲットだ!」とならずに「カラカラが可哀想だから助けてあげよう」、となるのはこの後にも続く突っ込み所なわけで。
このカラカラは友情ゲットしたんだからこの後時々手持ちに入るとばかり思ってましたが準レギュラーどころかこれっきりサクラギパークのモブになるとは当時は予想してませんでした。
 あと、ヒバニーが可愛いのでもう少し見ていたかったですね。やっぱり。



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