みどりの森ノート

【2023.4 移転しました】アニメなどの話題やイラスト。ポケモンアニメ感想、ポケモン、動物キャラ作品など。

激しく燃えるバトル

2019-11-14 | ポケモン
 セブンイレブンフェアでもらったクリアファイル いいデザインです。

・・・<アニメ感想>・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

  「決着!ガオガエンVSニャヒート!!」
 ポケもんだいのいまいち緊張感に欠ける画、好きです。
アーゴヨンにカプ・コケコと伝説級のポケモンが2匹も飛び入りする事態になりましたが
「まあ、アローラだし…」的な大らかなノリと、リーグの勝敗はもうついてるのと、
2匹ともそれぞれサトシとのここまでの積み重ねがあるおかげで受け入れられます。
映画で伝説ポケモンを出す以前の方式だったらこんな展開はできなかったと思うので、
やっぱりサンムーンのTVの方で伝説とウルトラビーストを消化する路線は高評価です。
 今回の目玉、ここまで勿体つけてきたニャヒート対ガオガエン。熱かったです。燃えました。
バトル開始時にお互いを伺いながらぐるぐる回るのが猫の喧嘩って感じでよい。
初めてロイヤルマスクに小さいニャビーが挑んで歯が立たなかった時から、
そしてムーランドと生活を共にしながら特訓していた頃を思うと、今回のニャヒートの姿が感慨深くなります。
相手を倒した後のタイミングで進化するのは斬新でした。ガオガエン同士のバトルもちょっと見てみたかった気がします。
ポケもんだいCパートの実況の人の柔軟な対応がナイスでした。
 Z技のシーンでXY&Zが流れるという事はやっぱり「ポケモンZ」の予定があったのでしょうか…

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 映画 ミュウと波導の勇者ルカリオを久しぶりに観ました。
ポケセンのハロウィン商品のアーロン衣装ルカリオで久しぶりに思いを馳せていたり
現行アニメでククイ博士のルカリオとサトシが戦ったりしてた所だったのでいいタイミングでした。
 ポケモン映画って、特に後半のシリーズは「見てる分には面白いけどここはもうちょっとこうした方が…」
みたいな粗が個人的にどうしても引っ掛かるやつが多いんですけど、そんな中
ルカリオ映画はミュウが可愛いのとルカリオとアーロンがかっこいいというだけでかなり高評価です。
やっぱり主役が魅力的って大事なポイントですね。

 冒頭の中世ヨーロッパな世界になりきって楽しむサトシ達も特別感あって好きだし
OPのバトルフロンティアに乗せてのバトルもかっこいいし。
ED曲のPUFFYも爽やかでポケモン映画に沿った感じの曲で好きだし。
マニューラ、ウソハチ、マネネの先行新ポケモンもうっとおし過ぎず
特にウソハチとマネネは端的に特徴が分かる出し方がいいです。
いちいち画面の端で近くのキャラの物真似をしているマネネが可愛い。
見た目的にも王女様のペットみたいなポジションが似合っています。マニューラもかっこいい。
はじまりの樹の白血球に襲われた時にトレーナーが手持ちポケモンを逃がす所も名シーンです。
そして忘れちゃいけないアーロンとルカリオのクライマックス。
主役のルカリオがサトシ達と等身大に接して絆を深めていくので、この頃の恒例だった
「でかい伝説ポケモンが無闇やたらに暴れる」テンプレがないのも個人的評価ポイントです。
レジ達は小者だし。

 この映画のミュウ。ミュウツーの逆襲や各媒体での神秘的なイメージから一転して
ひたすら無邪気で元気に動き回るキャラになっていて、これはこれでとても可愛いので好きです。
声は天下のこおろぎさとみさんだし。
これはこれで可愛いけど安易に口をパクパク開けるのはちょっとミュウらしくないと感じてしまったのでそこだけはイメージを守って欲しかったですが…。

 はじまりの樹はミュウに合わせて作った設定なんだろうけど
舞台装置以上の存在感はあまり感じないのでそこまで設定を練り込む必要はなかったのでは、と思いました。
「ミュウとはじまりの樹」と「ルカリオとアーロンと戦争」の要素を強引に合わせようとした感が。
 …という辺りが今回見ていて引っ掛かった点ではありましたが
やっぱりミュウが十分に可愛いのとルカリオとアーロンが十分にかっこいい・感動できるので
全体的にはほとんど手放しで面白い!感動!と言えるとても好きな映画です。