部活日誌

部活動(ひとり文楽部)の記録など

5月公演・2部 (2)

2011-05-15 | 文楽
なんだかんだと文句言っておいてなんですが、土曜に再見した「生写朝顔話」。
簑助師匠×ROSE大夫×清志郎さんの大井川で不覚にも涙目に…
「…前後不覚に泣きけるが、また起き上がって見えぬ目に 空を睨んで」
から口説くところで、ホロリ。

今回は床下の席でしたので、床、特に三味線を堪能しました。
燕三さんも耳元でガンガン聞いたし、寛太郎さんの琴も間近でじっくり聞いたし、清志郎さんの手の甲の血管もまじまじ見たし。
ああ、そうさ。キモチ悪い客さ。


それにしても、勘十郎さんは1部でも2部でも、蓑傘つけてこっそり隠れて覗いてましたね。
いや、勘十郎さんが覗いてるわけじゃなく、人形が、ですけど。

実は、恐れ多くも尼ケ崎の段で睡魔に襲われ、はっ。と気付いたら光秀が瓢箪を一個残して切り払ってるところでした。
寝ぼけて
「そこっ。一個残ってる!気持ち悪いから全部切れ!」
とか言い出したりしたら大変なことになるところでした。

そもそも、床の真下で   寝  る  な !