京都国立近代美術館で、2022年は鏑木清方(1878~1972)の没後50年目にあたる大規模な回顧展へ行ってきました。
東の鏑木清方、西の上村松園と並び称された美人画家です。
109件の日本画作品で構成する清方の大規模な回顧展で京都では45年ぶりの開催です。
幻の三部作揃っての公開は関西初です。
東京の風俗画を多く残しており、美人画と共にどれも素晴らしかったです。
私は2019年に鎌倉の鏑木清方記念美術館を訪れています。
京都国立近代美術館
「築地明石町」1927(昭和2)年
1975年以来所在不明であり、44年ぶりに発見された
旧外国人居留地の明石町 背景に帆船
「新富町」1930(昭和5)年
背景に描かれた劇場「新富座」1923年関東大震災で焼失
絵が描かれた時期には既に失われています
「浜町河岸」1930(昭和5)年
背景の火の見櫓は歌川広重の「名所江戸百景」にも描かれたものでしたが、
関東大震災で失われています
島田に結った髪には、当時流行したバラの簪(かんざし)が
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