日々の記録と楽しい思い出

日々の楽しかったことや旅行の思い出を写真で紹介したいと思います。

浜松・掛川の美術館を巡る日帰り旅

2023年11月18日 | 美術館巡り

11月15日に京都から新幹線で浜松へ、レンタカーで美術館巡りの日帰り旅です。

掛川市ステンドグラス美術館・宮城まり子氏のねむの木学園美術館・吉行淳之介文学館・浜松市秋野不矩(あきのふく)美術館を訪れました。

観光シーズンでも訪れる方達が少ないので、ゆっくり鑑賞出来ました。

浜松でうなぎを食べるつもりでしたが、時間の関係で今回は、お土産に持って帰りました。

 

掛川市ステンドグラス美術館
後ろに掛川城が見えてます

 

 

 

 

 

展示されている「受胎告知」の3作品の1つ

 

 

「ねむの木こども美術館」
女優宮城まり子が1968年設立した、日本で初めての肢体不自由児のための養護施設「ねむの木学園」のこどもたちがが描いた美術館です。

ねむの木こども美術館 どんぐり
207年に開館した「どんぐり」には、ねむの木村のこどもたちの絵が120点展示されています。こどもたちの純粋な目と心で描かれた絵はカラフルで独創的です。

 

のどかな山里の風景に溶け込む外観は、建築家藤森照信氏の設計です

 

屋根の上には草木が植えられてます

緻密に書かれた絵や可愛い絵がとてもいいです

 

ねむの木こども美術館 緑の中
「どんぐり」から700メートルほど離れたところにあり、ねむの木学園の園長である宮城まり子氏の原画・友禅の作品等が展示されています。

 

吉行淳之介文学館

浜松市秋野不矩美術館
旧天竜市(現浜松市)出身の日本画家・秋野不矩の偉業を顕影するとともに地域の芸術文化の振興を図る美術館として、1998年4月に開館しました。秋野不矩を中心とする作品330点(本画約90点)を所蔵しており、秋の作品を紹介する所蔵品展のほか、関連作家を紹介する特別展を開催しています。

美術館の設計は、建築家・藤森照信氏
秋野作品との調和を目指し、正方形や翼廊型の展示室、漆喰の壁面や籐ござの通路、大理石の床など素材を生かした特徴的な建築は、印象的な空間を演出しています。

茶室「望矩楼(ぼうくろう)」藤森照信氏設計は、天竜ヒノキをはじめとする地域の素材を採り入れており、その個性的な外観は美術館本館と相まって不思議な景観を生み出しています。

 

秋野不矩(あきのふく)1908~2001)
静岡県磐田郡二股町(現浜松市天竜区二俣町)に生誕
昭和初期より西山翠嶂門下で官展の入選・特選などを重ねた。戦後は画塾を出て「創造美術」(現創画会)の結成に参画する一方、美術学校(現京都市立芸術大学)にて後進を指導。50代で赴任したインドの風景に魅せられ、以後インドを主題にした作品で新しい境地を開拓する。

展示作品は撮影不可なのでネットからの写真です

秋野不矩さんの展覧会へ以前行ったことがあり、印象に残っている画家でした。

一度浜松の美術館へ行ってみたいと思っており実現しました。

 

 

 

 

 

 

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櫻谷文庫 木島櫻谷旧邸

2021年12月01日 | 美術館巡り

明治から大正昭和にかけて活躍した日本画家・木島櫻谷(このしまおうこく)の旧宅の特別公開が行われており27日に行ってきました。

櫻谷文庫とは、木島櫻谷の遺作、習作や写生帖、櫻谷の収集した絵画、書、漢籍、典籍、儒学などの書籍1万点以上を収蔵。かって「絵描き村」と称された京都・衣笠に、往時のまま残る貴重な近代の名建築です。大正2年(1913)に建てられた建物は、和館、洋館、画室の3棟からなり、いずれも京都市指定文化財、京都市指定景観重要建造物、国の登録有形文化財に指定されています。

3~4年前に訪れた時は、おひな様が飾られていました。

 

 

 

和館は住居

 

 

 

 

 

 

 

 

60年前の梅干し

和様折衷の洋館は収蔵庫、展示室

 

 

竹が好きだったようで色々使われています

伊藤若冲の絵画

画室

「唐楓」この唐楓(からかえで)は昭和7年、帝国美術院台13回美術展覧会(帝展)に出品された櫻谷の作品「角とぐ鹿」に描かれています。

80畳の畳敷き大アトリエとして制作室、画塾

 

泉屋博古館(せんおくはくこかん)住友コレクションで開催されていた展覧会には行きましたが、嵐山の福田美術館と嵯峨嵐山文華館で「木島櫻谷」究めて魅せた「おうこくさん」が開催されています。

 

 

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京都国立博物館庭園無料公開と無鄰菴を訪れる

2021年06月08日 | 美術館巡り

6月4日まで京都国立博物館は庭園無料公開を行いました。

新緑の庭園と建物をゆっくり巡り、外出自粛の日々から癒されました。

展覧会がないせいか訪れている人は、わずかな人達でした。

次に私の好きな無鄰菴へも立ち寄り、コーヒーとお菓子をいただきながら静かに庭を楽しみました。

 

1897年(明治30年)開館、設計者は片山東熊
煉瓦造平屋建て、フレンチルネサンス様式の建物

明治古都館(旧帝国京都博物館本館)

 

平成知新館
世界的建築家、谷口吉生

前面には浅い池があり、映り込みが美しい

ドームを乗せた豪華な正門(西門)

 

ロダンの彫刻

庭園への入り口

李朝太祖健元陵 石造遺物が配置されています
藤棚もあります

 

茶室「堪庵(たんあん)」

南禅寺界隈の無鄰菴へ

無鄰菴
明治・大正時代の政治家山縣有朋の別荘です
庭園と母屋・洋館・茶室の建物によって構成されており、庭園は施主山縣有朋の指示に基づいて、七代目小川治兵衛により作庭された近代日本庭園の傑作

 

青もみじや苔がきれいです

ツツジや花菖蒲も咲いていました

 

 

3つの滝があります

洋館特別展示 Mosslight-LED 苔リウム

無鄰菴会議が行われた部屋
1903(明治36)年4月21日に日露戦争直前の日本の外交のゆくえを決める歴史的な会合が、伊藤博文、小村壽太郎、桂太郎、そして山縣有朋の4者で行われました。

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和久傳ノ森「森の中の家安野光雅館」を訪れる

2021年06月02日 | 美術館巡り

夏のような暑い日の昨日今日です。

京丹後市久美浜にある「和久傳ノ森」へ友人と出掛けました。

緑の田園地帯をドライブです、田んぼには田植えが終わっています。

豊岡市にある「オーベルジュ豊岡1925」でランチをして「コウノトリの郷」を訪れましたが残念ながら休園でした。

コウノトリの巣が園外にあり、遠くから眺めることが出来ました。

和久傳ノ森の中にある「森の中の家安野光雅館」では「安野光雅 追悼展」が開催されていました。

「世界のアンノ」と評された画家、2020年12月に永眠されました。

人々を「幸せ」にしてくれる優しい水彩画が数多く残されました。

建築家安藤忠雄の設計による美術館も素晴らしいです。

 

オーベルジュ豊岡1925(旧兵庫懸農工銀行豊岡支店)

ランチコース

前菜 サワラその他

 

にんじんのスープ

鯛、筍、ホタテ貝など キャベツソース

キャベツの葉がパリッとしてます

デザート 中にはいちご

 

料理の内容はっきり覚えてませんでした

コウノトリの郷公園

 

コウノトリ 3個の卵を見守っています(友人が望遠撮影)

和久傳ノ森

 

 

森の中の家安野光雅館(安藤忠雄設計)

 

 

 

 

 

 

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京都市京セラ美術館の特別見学会に参加しました

2019年11月17日 | 美術館巡り

11月16日に京都市京セラ美術館の特別見学会が開催されました。

応募して抽選で参加できることになり、南禅寺・無鄰菴を訪れた後で友人と2人で行ってきました。

再整備に向けて平成30年1月に着工し、今秋に建物が完成して、来年3月21日開館です。

近代的な建物に現代的な意匠や機能が加わり、生まれ変わった美術館です。

 

 

 ガラス・リボン

新たに美術館のシンボルとなる本館地下1階部分の「ガラス・リボン」。透明で軽やかな流線型のデザインが、歴史的建築と美しく融合します。内側には、ミュージアムショップやカフェが入ります。

本館中央ホール(ここで説明を聴きました)

来館者を迎える明るく多機能な大空間、らせん階段があります。



本館光の広間・天の中庭

非公開だった2つの中庭に新たな魅力をプラス

 

 

貴賓室

屋上庭園「東山キューブテラス」からのながめ




素敵になりましたが、私は迷ってしまいそうです。入口と出口が別です。

美術鑑賞以外にも楽しめそうですが、どうでしょうか?

レストランはありません、カフェのみです。

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