猛暑が続く毎日です。
7月24日は兵庫県西宮市の武庫川女子大学甲子園会館の見学へ行ってきました。
甲子園会館は、旧甲子園ホテル(昭和5年竣工)を昭和40年、武庫川学院が譲り受け教育施設として再生しました。
設計は、フランク・ロイド・ライト(米・1867~1959)の愛弟子、遠藤新(1889~1951)が手がけた。当時、帝国ホテルのマネージャーで、ホテル界の第一人者と言われた林愛作(1873~1951)の理想に基づいて計画されたもので、「東の帝国ホテル(明治村で建物の一部を保存)、西の甲子園ホテル」と並び称され、皇族、政財界人、上級軍人などの社交場としてにぎわった。
日本に残る数少ないライト式建築の一つ
中央に玄関・フロント・メインロビー
東ウィング
「打ち出の小槌」を主題にしたオーナメント
「打ち出の小槌」噴水
市松格子光天井の美しい一階西ホール
1枚ずつ表情の異なる窯変(ようへん)を持った美術工芸品タイル
大正6年(1917)池田泰山が京都東九条に泰山(たいざん)製陶所を設立
遠藤新が設計の椅子
四季折々の姿を見せる池泉式庭園
松の木がたくさん植えられている
南側池から見た建物全景
褐色のタイルとレリーフテラコッタ(浮彫り状の素焼)
緑釉の屋根瓦
1階東ホール建築学科Ⅰ年生のスタジオ
NHK朝ドラ「まんぷく」の結婚式の撮影に使用された
映画「ALWAYS三丁目の夕日」に使用された
吉岡秀隆さん出演
見学の後は食堂で喫茶タイム
ケーキの名前は「オールドファッション」
旧甲子園ホテルで提供されていた昭和初期のごちそう
バタークリームのバラがハイカラでした
美味しくいただきました