湖国の住人

滋賀県に来て35年。まだまだ知らない湖国の自然、歳時記を日常の出来事、たまに生まれ故郷西条市、西条祭りの事も交え綴ります

矢倉道標

2005-08-21 10:48:37 | 史跡、句碑、道標、社寺
東海道と八橋(矢橋)道の分岐点の「姥が餅屋」の軒下に寛政10年(1798)に建てられた道標で、旅人を八橋の渡しへと導くための物でした。


安藤広重の「東海道五十三次 草津宿」に描かれているのがこの地です。

現在は、「瓢泉堂」と言う縁起瓢箪を製作販売しておられる会社の軒先にあります。
因みに、江戸時代、瓢箪は酒や水を入れる容器として、旅人には欠かせなかったもので、草津にも数件の瓢箪屋さんがあったそうです。そして今でも草津の特産物の一つにもなっています。