湖国の住人

滋賀県に来て35年。まだまだ知らない湖国の自然、歳時記を日常の出来事、たまに生まれ故郷西条市、西条祭りの事も交え綴ります

Emissaries for Peace (=平和の使者)

2005-08-06 00:11:30 | 日常の出来事
今日は広島原爆被爆60周年の日です。
その広島原爆慰霊碑にラテンロックの大御所カルロス・サンタナ氏(58)とジャズ界の大御所ハービー・ハンコック氏(65)ウェイン・ショーター氏(71)らが訪問されたと7月30日にラジオのニュースで聞きました。

昨年7月モントルー・ジャズ・フェスティバルで、差別や貧困のない平和な世界の実現を訴えるサンタナ氏のもとに、ハンコック氏、ショーター氏をはじめ多くのアーチストが参加、奇跡的なセッションが実現し、聴衆から大絶賛を浴びたそうです。
サンタナ氏は自らの財団で世界の子供たちの教育支援を行ったり、ハンコック氏とショーター氏も、芸術を通し青少年育成の活動を続けているそうでして、そんな三人の共通する願いは「子供たちの未来を、明るく希望輝くものにしたい」というもので、サンタナ氏が主張する「アーチストが平和行動の主体者となる“Emissaries for Peace(=平和の使者”)」は、ハンコック氏、ショーター氏も大いに共鳴し、太平洋戦争終結60周年の年に、人類史上初の原爆被爆地、広島と長崎、そして横浜、大阪においてチャリティーコンサートが開催される事になったそうですね。                    (パンフレット抜粋)
http://www.min-on.or.jp/efp/
「子供たちに未来がない限り、人類に未来はありません。未来は子供たちのものです。」と主張する彼らに、私も3人の子供を持つ親としてこの考えに共感し、是非このコンサートを観たいと先行予約で7月31日の大阪公演のチケットを取りました。
コンサートレビューはそれぞれ音楽に詳しい多くの方々が書かれていすが、それほど詳しくない私は書けませんが、このコンサート会場で彼らの主旨を踏まえ同じ空間で同じ時間が共有できたことをサンタナファンの一人として嬉しく思います。

そして今なお貧困、差別、テロ、核の恐怖にさらされている世界に一日でもはやく平穏な日々がやってくることを祈ります。