湖国の住人

滋賀県に来て35年。まだまだ知らない湖国の自然、歳時記を日常の出来事、たまに生まれ故郷西条市、西条祭りの事も交え綴ります

MIHO MUSEUM(ミホ ミュージアム)

2005-08-14 23:48:49 | 日常の出来事
14日午後から友人と甲賀市信楽町にある「MIHO MUSEUMU」へ行って来ました。
神慈秀明会の会主・小山美秀子(みほこ)氏のコレクションを展示する私立美術館で、コレクションは、ギリシャ、ローマ、エジプト、中近東、ガンダーラ、中国、日本など幅広い地域と時代のもので、美術館と言うより博物館のような内容でしたね。
信楽町の郊外の山中に「桃源郷」をイメージして造られたと言うだけあり、エントランスからトンネルを抜け、尾根から尾根をつなぐ橋を渡ったはるか先に展示館があります。また、利用者の移動のためにエントランスと展示館の間を電気自動車が往復していました。





展示館はルーブル美術館の「ガラスのピラミッド」を造ったことで有名な建築家、イオ・ミン・ペイ氏の設計と言う事です。(初めて知りました)

夏季特別展では型絵染めの人間国宝「芹沢けい介」氏の「用の美に魅せられた生涯」のタイトルの展示を見てきました。(けいは金に圭と書きます)
色使いは沖縄をイメージさせ、帯、着物、座布団、のれん、屏風等日用の布製品のみならず本の装訂、絵本、カレンダー、マッチ箱やカード、建築内装などなど幅広いデザインの展示は素晴らしかったです。