日照り

それにしても、連日の猛暑は異常ではないでしょうか。

毎日毎日、長時間をかけて、庭の水遣りをしていますけれど、水だけでは駄目なようです。
あまりの日照りの強さに負けたのでしょうか。
梔子が１株、そして蔦も枯れてしまいました。
ゼラニウムも葉から緑色が消えて白くなり、エンジェルス・トランペットの葉も黄色くなりました。
愛情をもって接しているもの達が、努力の甲斐もなく駄目になって行くのを見るのは
ほんとうに辛いことです。

愛媛県の或る町役場では、エコ対策で植えた緑のカーテンのゴーヤや朝顔が枯れ始め
日よけの役を果たせなくなって、使用電力は増えるばかりとか・・・。
地球が壊れ始めているのでは・・・と本気で思います。

蓼科で求めたトルコキキョウと霞草。
さわやかで華やかで、好きな色・・・・・私をほっとさせてくれます。

茸

異常な暑さが続いています。
僅かの間でも冷房のいらない土地で過ごした身には、この暑さはこたえます。

ついつい、二晩過ごした蓼科を思い起こしてしまいます。
今年の蓼科は、例年ほど涼しくはありませんでした。
それでも冷房なしで眠れる幸せ。

その広い庭では、何種類かの茸が目を楽しませてくれました。
見ることは出来ませんでしたが、真っ赤な茸も生えるとか・・・。
どの茸が食べられるのか、素人の私には判りませんが、
この家のオーナーは的確に判断して、食べられる茸を食卓に載せて楽しんでいるようです。
自然と一体になったような生活。
羨ましい思いもします。

蓼科

麻績村に一泊して、次は蓼科にある友人の別荘へ移動しました。
標高１０００ｍくらいにある山小屋は、下界の暑さとは縁遠い別世界です。
でも猛暑の今年、やはり、例年よりは気温が高いように思いました。
夜、窓を開けていても、それほど涼しさを感じませんでしたから・・・。
寒ささえ感じたことのある夏に比べれば異常です。

それでも冷房を必要としない暮らしは、私にとってはほんとうに極楽！！
身体中が生き返った思いでした。
不安を振り切って出かけて良かった！と心底、思いました。

広いお庭には落葉松、白樺など沢山の木があります。
初めて伺った時にはまだ若木で細かった木々が、今は、とても立派になっています。
かわいい落葉松ぼっくりも、たくさん見かけました。
ほっとする時間でした。


自宅の近くで、今年初めてのつくつく法師が鳴いているのを聞きました。

夏休み

やっと夏休み。　　３泊４日の短い夏休み。
毎年恒例の、同級生が西から東から集まっての夏休みです。　今年は７人でした。

一泊目は長野県の麻績村。
友人の一人が設計した、夢のあるすばらしい庭を持つホテルに泊まりました。
窓からは北アルプスを望み、天然の温泉を楽しむことも出来ます。

宿場だったこの地には、その頃の佇まいや由緒ある建造物が数多く残されています。
緑溢れる聖高原の美しさに加えて、地産地消の食文化を推進するなど
村の発展の為への皆さんの努力もみられます。　懐かしい故郷へ来た感じ・・・。
この良さをいつまでも失わないでほしいと思いました。

猛暑、猛暑で殆ど死んでいた私。
長時間の運転にも、今回は自信がありませんでした。
出かけるかどうかさえ、迷った程です。
それが、出かけた途端、自分でも信じられないくらい体調が良いのに気付きました。

冷房のいらない地での友との旅は、一服の清涼剤にも似て私を生き返らせてくれました。
出かけるまでは億劫にさえ思った瞬間があったのに、
出かけてみればこれ以上の幸せはありませんでした。

赤い月

昨日今日、一段ときびしい暑さを感じます。
窓を開けても熱風が入って来るだけ。却って暑くなるよう・・・。

庭も砂漠のような乾き方です。
なんにもモデルになってくれるものがなかったので、昨夜の月を。
といっても、もう日付は変わっていましたが、
西の空に意味ありげに浮かんでいました。
風も柔らかくなっていて、今年初めての虫の声を聞きました。

again 熱中症

猛暑日ではありませんでしたが、暑い一日。
洗濯物が面白いように乾きます。寝具を干して、シーツ類を洗濯。
洗濯機を３回もまわしました。
ヴェランダと屋内、１階と２階・・・を何度も往復しているうちにおかしくなりました。
なんとも表現のしようのない気分の悪さ。身の置き所がないような不快な状態・・・。
冷房の利いた部屋で時間を過ごし、水分も充分に採っていると思っていましたのに。

極端に暑さに弱い私にしては、まだまだ注意が不充分だったのでしょうか。
恐怖というのは大げさですが、少々不安を感じた一日でした。

夏の甲子園も終わりました。優勝旗が初めて沖縄に・・・。
一生懸命、興味をもって見ていた訳ではありませんが、
なんとなく辺りが静かになって、夏も終わりに近づきつつあるような感じです。

鳥は椋鳥です。

熱中症

連日の猛暑に熱中症に罹る人が増えているようです。
亡くなった方は３００人以上、そのうち１２０人近くが東京２３区内だそうです。
ヒートアイランドと言われる東京。　これが現実なのでしょう。

笑い話にもなりませんが、ペットが熱中症になり救急車を呼んだ人がいたとか！
さすがに救急車は、搬送を断ったそうですが・・・。
私もいろいろ気は使っていますけれど、熱中症、一歩手前の毎日です。

それでも昨日今日、夕方の水遣りの時、今迄より汗のかき方が少ないように思いました。
今夜の月も久しぶりに綺麗ですし、目には見えねど秋は来にけり・・・でしょうか。

郵便事情

独逸のボンで５日に投函された絵葉書が、今日届きました。２週間以上かかっています。
やはり日本と違ってルーズ？と思いました。（日本でも先日、おかしな事がありましたが）。

改めて絵葉書をよく見ると、切手の下に
「ＭＩＳＳＥＮＴ　ＴＯ　ＭＰＣ　ＪＡＫＡＲＴＡ］という判が押してありました。
もしかしたら「ＪＡＰＡＮ」が間違われて、ＪＡＫＡＲＴＡへ誤送され、
それが独逸へ戻され、そして東京へ届けられたのかと思いました。
或いはジャカルタから、直接我が家へ届けられたのか・・・。
いずれにしろ、すごい事だと思います。（私の解釈に間違いがなければの話ですが・・）
1通のはがきがなくなりもせずに、あちこちの海を渡って、私の手に届いたのですから。
　・・・・・郵送料などに問題はなかったのでしょうか。

絵葉書を送ってくれた人は、以前ジャカルタに住んでいました。
そういう点からも、因縁を感じました。


少し過ごしやすく感じる日でした。
水遣りの時の汗も、昨日よりはましでした。

オンブバッタ

久しぶりに猛暑日から解放され・・・といっても、相変わらず暑い日でした。
今日は西高東低だったようで、広島をはじめとして３８度を越えた地域が
西日本に多くあったようです。

夕方、いつもの水遣り。空はかなり曇って、雨を齎してくれそうな気配でしたが、
実際に降ってくれない限り、水やりをやめるわけにはいきません。
如雨露で水を遣りながら、同時に虫がついていないか、などもチェックします。
去年あたりから、アリッサムに派手な色のカメムシがついて困っています。
水をかけると花の表面に出て来るので、慎重に目を凝らします。
見ていましたら、オンブバッタが出て来ました。懐かしいイメージのあるバッタで、
数年前に我が庭で初めて見た時は、なんとなく嬉しく、優遇していました。
ところが、彼らは私の大事な花達を食べるのです。
それが判ってからは、捕まえては近くの叢に放っていました。殺すのは嫌ですから・・。

今日もみつけたオンブバッタを、道を隔てた叢に向かって投げました。
バッタは落ちてすぐ態勢を整えて、こちらへ戻ろうと道路へ飛び出しました。
その瞬間、　私が思いもしなかったことが・・・。
二羽の雀が先を争ってバッタに向かって急降下！
あっという間に先陣争いに勝った一羽の嘴にバッタは捉えられていました。

水遣りが終わった後に私が播くパンくず。それを高い屋根の上で待っていた雀たち。
私の一挙手一投足をじっと見ていたのでしょうか。
ちょっとしたショックな出来事でした。
雀が生き餌を捕まえる瞬間を、初めて見ました。

明治神宮外苑で花火大会がありました。
ビルの隙間からやっと見える花火を、２階から背伸びをして見ていました。
１時間で１２，０００発。見物客は１８万人だったそうです。

藤豆

昨日よりはましかな！？・・・と思う気温。でも、猛暑日でした。
環境汚染に繋がる・・・と後ろめたさを感じつつも、冷房から離れられない私でした。

昨日、和歌の投稿の話をしましたが、
長年、同じ紙面を見ていますと、いろいろの人生が見えて来ます。
昨日、お話しした人もそうですが、
行き詰った夕張から福島県へ移った方、長年米国にいらしたのに奥様の病の為に
日本海側の街に帰国なさった方。サラリーマンで転任で移動を余儀なくされている方。
長年愛する人の事を詠っていたのに、別れが来てしまった方。
ドイツやアメリカで、故郷を思っている方。
長らく常連でいらしたのに、異国で、夫や子供達に見守られながら癌で亡くなった方。
ホームレスの生活を詠った方・・・・・。

このホームレスの歌人は、投稿者達の注目の的になりました。
昨日載せた米国在住の人からも、ホームレス歌人の投稿に呼応する投句がありました。
かなりの数の投稿の後、この歌人からの投稿がぷっつりと途絶え、
私も含め、多くの読者・投稿者が心配しています。

長く同じ紙面を読んでいますと、いろいろな方の人生が、思わぬ形で見えてくるようです。
岡山のお坊様、四万十川近くにお住まいの方・・・etc.etc.
山形の農業に携わっていらっしゃる方の句に、久しく出会えないのが気にかかっています。

昨日よりは楽だったかなという一日でしたが、
それでも汗だく。タオルを何枚使ったことでしょう。
車の定期点検に出かける途中、見かけた藤豆です。