梔子

雨が続いて、空気がしっとりと感じられる頃・・・懐かしいような、心のどこかに
記憶のあるような香りが漂ってきます。そう、くちなしの花です。
私の庭には以前、３株の八重の梔子がありましたが、なぜか、ある年、
次々と枯れてしまい、がっかりしていましら、日頃、餌台に集まっている
鳥達のだれかがプレゼントしてくれたらしく、狭い庭に６株の梔子が生えました。
それも、３種類の梔子です。全部一重ですが、大きな花、とても小さなくちなしといろいろ・・。
私にはそれぞれの名前は判りませんが、それぞれに楽しんでいます。
そして、八重のくちなしとの大きな違いは実（種）が出来ることです。
毎年、実が赤くなると、鳥たちに食べられる前に収穫します（勿論、彼らの分も
残してはおきますが・・）。白いお皿に盛って、インテリアとして使ったり、
お正月のきんとんにしたり・・・。

色づいた梅の実

まだ青かった時に採りきれなかった梅の実が綺麗に色づいて、
毎日毎日落ちるようになりました。
４～５センチもある大きな実で、全部拾ったら４キロ位になりそうです。
レシピを教わったので、ジャムにしようかと思います。
花も実もある木って、嬉しいですね。

白いお皿に載せてテーブルに置いたら、セザンヌの絵のようになりました！？

木登りだんごむし

雨が上がると庭にでます。そして探すのです。木登りだんごむしを！
ご存知ですか？雨上がりにだんごむしは木登りをするのです。
私のカメラではこの程度にしか写せませんが、麦撫子の枯れた茎に登っている
だんごむしです。（写真中央。右下にも２匹・・。）アリッサムにもパンジーの
茎にも、菫の茎にもみつけました。甲羅干し・・・？
今日は心が傷つくことがあったのですが、少し慰められました。
もしかして、ファーブル２世になれるかも・・・

花と蝶

ランタナに来た揚羽蝶です。
今年の２月、誤って梅の小さな枝を折ってしまいました。
その枝に２センチ位の変なものがくっついているのをみつけました。
なにかのさなぎ！多分生きているのに捨てる訳にもいかず、
グラスに挿して窓際に置きました。そして、２ヵ月後！！！
見事な揚羽蝶となりました！！！
その時放した蝶がこれだとは思いませんが、でも、これだと信じたい私です。

ハーヴ

今夜はイタリア風の鳥料理大きめに切った鳥に塩コショウ、
オリーヴオイル、そして、たっぷりのにんにくとローズマリーです。
ローズマリーは庭からカットしてきたもの・・・。
扱っていると両手に香りが移ります。ローズマリーの香からは
元気を貰えるそうで、毎朝仕事に出かける前に、
手で葉を撫でるのを習慣にしているという方の話を聞きました。

梅雨

東京はかなりの雨です。雨に似合う花と言えばあじさいや菖蒲が思い浮かびます。
10日ほど前に東京のはずれ、東村山の北山公園に行って来ました。
丁度見頃！当日はかんかん照りだったのですが、前日に充分降ったので、
花はいきいきとして、満足満足の一日でした。

どくだみ

青梅に続いて、どくだみの収穫です。真っ白な花の咲く今頃が最適な時と
友人から教わり、折角綺麗に咲いているのにごめんなさいねと謝りながら、
抜き取りました。葉の一枚一枚を丁寧に洗って、水分を拭きとって陰干し。
毎年、「すごい匂い！」と家人に言われてもなんのその・・・。
からからになったのを入れて麦茶を作ります。「うちの麦茶が一番！」と
思っています。

梅の実

我が家にある豊後梅。たった一本ですが、今年も７キロの青梅が採れました。
一つ一つへたを取って、綺麗に洗って拭いて、６キロの蜂蜜に漬けました。
夏の疲労回復にもってこいの飲み物になります。それでもまだ、背伸びしても
塀に上がっても、飛びついても届かない高い枝に沢山の実が残っていて
口惜しい思いをしています。

真鶴半島と箱根

梅雨の合間に、ちょっとドライヴの一泊旅行にでかけました。
東京から３時間で青い海。さらに１時間でさわやかな山。
こんなに短時間で両方を味わえるなんて、幸せなことです。
箱根のあじさいはまだまだ先のようでしたが、
たっぷりの緑を身体中で楽しんできました。