築地市場

ビルの４６階からの眺めです。
中央に見えるのが東京都中央卸売市場。移転問題で揺れている所です。
手前が朝日新聞社、音楽会などが催されるホールもあります。
写っている川は隅田川、そして橋は、勝鬨橋です。
写真にはありませんが、右手には紅葉の始まった浜離宮庭園があります。
新しいものや古いもの、モダンな町並みと昔ながらの佇まい・・・。
渾然一体となった眺めでした。

地下鉄の「築地市場駅」のフォームは、お魚の匂いでいっぱいでした。

Ａｄｖｅｎｔ Ｃｏｎｃｅｒｔ

浜離宮にあるホールで行なわれた母校のＡｄｖｅｎt　Ｃｏｎｃｅｒｔ に行ってきました。
ＯＧが出演しての楽しいコンサートでした。
「二重奏と合唱」、「ピアノ連弾」、「ピアノ三重奏、四重奏」、「合唱とオーケストラ」などなど、
盛り沢山なプログラムでした。
雰囲気に浸り身を委ねていると、まるで母校の講堂で聞いているような気分になりました。
特に、私が大好きな”アヴェ・ヴェルム・コルプス”のすばらしいコーラスを聴いた時の感激、
そして舞台と客席が一体となって歌った賛美歌、最後のハレルヤ・コーラスは最高でした。
精神的に充実した一日だったと思います。

一時同じ学校に在籍していた、亡くなったいとこを思い出させる一日でもありました。

いとこ

いとこが亡くなったとの知らせが、今夜、ありました。
私を含めて３人の同い年のいとこ。みんな女の子です。
うち一人はかなり以前に癌で亡くなりました。
そしてもう一人も・・・肺癌だったそうです。私の父と同じ病気。

働き者で、こまごまとしたことが好きで、いっときも無駄にしないような人でした。
昼間は仕事に出かけ、帰宅後も夕飯の片付けのあと、ジャムを作ったり煮物をしたり、
好きな手芸を生かして小物を作ったり・・・。

私にも、いろいろプレゼントしてくれました。フェルトで作ったこんなクリスマス・ツリーも・・・。
毎年壁に飾っていますが、よく見ると本当に細かく出来ています。
ステッチのひとつひとつに彼女の思いがこもっていたのかと思うと、涙が溢れます。
笑窪の深い笑顔を思い出すと、もっと、もっと連絡を密にしておけばよかったと本当に悔やまれます。

メロディの流れる道路

芦ノ湖スカイラインを箱根峠の方から走って、富士山が綺麗に見える峠を過ぎて下り始めた時、
驚きました。メロディが聞こえたのです。
♪♪あ～たまを、く～も～の、う～えにだ～し、し～ほうのや～まをみ～おろ～し～て♪♪
音響道路というのだそうです。
さまざまな幅の溝を道路に刻み、タイヤとの摩擦によってメロディが生まれるのだとか。

群馬県にも音響道路はあって、草津では　♪草津よいとこ・・♪　と歌っていますが、
評判が良いので増やすそうです。
尾瀬のある片品村では、「夏の想い出」。
群馬天文台の近くの道路には「星に願いを」のメロディーを・・・。

そのうち、日本中の道路が歌い出すのでは・・・と空恐ろしい思いにかられます。

今年、５回目のエンジェルス・トランペット。

ゴルフ

朝、かなりの雨が降っていました。
こんなお天気でもゴルフに出かける人が我が家にも一名・・・！

私はゴルフをしません。してみたいと思ったこともありません。
以前は人にバッグを担がせて自分はただ歩くだけ、今は歩くのも止めてカートで移動。
どこがスポーツか・・・と思います。
しかもそれがオリンピックに選ばれるなんて！！

別にゴルフに恨みはないのです。
自分がしないからと言って、人さまの楽しみにケチをつける気は毛頭ありません。
もし自分がゴルフをしていたら、どうしようもないほどのめりこんでいたかもしれませんもの。

ただひとつ、私にはわかりません。
台風でもない限り、どんなに雨が降っていようと予定を中止しない・・・ということ。
裾は濡れるし、この季節だったら靴には枯れ芝がべっとり・・・。
青空に白球が飛ぶ爽快感もない、眼鏡は曇る、道具は濡れる・・・
降りしきる雨の中、傘までさしてまでするほど、楽しいものなのでしょうか？？

アドヴェント カレンダー」

一転、寒くなった今日、ベルリンからアドヴェント・カレンダーのカードが届きました。
写真ではよく判りませんが、小さなカードのあちこちに数字があって、
１２月１日から数字に従って、毎日一つずつ開けて行きます。
２４日には多分、キリストがお生まれになった事を表す絵が見られます。
キリスト教信仰の国ならではのこのカレンダーを、私はロンドン滞在中に知りました。
とても楽しいので、壁に掛けるものなど毎年何種類か求め、毎日開けるのが楽しみでした。
沢山買いこんで帰国しましたが、それがなくなってからは縁無く過ごしていました。
今年、思いがけず海を渡って来てくれて、とても懐かしい思いに浸っています。

アドヴェントとは、キリスト降臨節、または待降節のことで、
クリスマス前の約４週間のことをいいます。
Ａｄｖｅｎｔ　Ｓｕｎｄａｙは　その第一日曜日のこと。今年は１１月２９日でしょうか。

秋の日

よく晴れて、暖かい日でした。
こんな綺麗な青空の下のドライヴなんていいだろうなぁ、行きたいなぁと思いましたが、
交通情報を聞いていると、どの行楽地へ向かう道路も渋滞、渋滞。
ということは、目的地も渋滞しているという事で、やはり休日に出かけるのには躊躇いがあります。

庭仕事にも最適の日でした。暑くもなく寒くもなく・・・。
ジュリアンの植え替えも、今日でやっと終わりました。
１３～４年前に頂いた、たった一株のジュリアンが、株分けを繰り返して今や２００株ほど！
自分の庭で育った花はどんなに小さくても捨てられない私の性で、毎年増え続けています。
どこかでピリオドを打たなければと思いつつ、命あるものを無下に出来ない私です。

寒い日

寒い一日でした。
買い物に出かける気も失せて、部屋の中でできることを少しだけ・・・の一日。
今日はありあわせのもので夕食をと台所を見渡すと、まず目に入ったのは大きな白菜。
直径３０センチはあります。先日の箱根行きで買って来たものです。
この大きな白菜が１００円、大根も１００円、全て１００円というのにつられて、
７００円ほど買いました。
キャベツもレタスも買いたかったけれど、まだ冷蔵庫に残っていたから諦めました。
帰宅して、スーパーに行って驚きました。レタスもキャベツも８８円！！
最近消費者のお財布の紐が固いので、どのスーパーマーケットも一斉に値下げをしているとか。
レタスとキャベツを買わないで良かったァ・・・とほっとしましたが、
引っかかったような思いもあり、複雑です。

冬桜

小春日和・・・の名がぴったりの一日でした。
庭仕事もはかどり、花の終わったプランターの土の整理やら、ジュリアンの植え替えやら・・。
パンジーやヴィオラの花がら摘みも忙しくなりました。
エンジェルス・トランペットは今年５回目の花が、今、満開です。

冬桜のニュースが届き始めました。
季節外れの狂い咲きかと思っていたのですが、４月に咲いて、また、この時期に咲くのだとか。
群馬県の鬼石の冬桜が有名ですが、先日の箱根でも綺麗に咲いていました。
紅葉とのコントラストがすてきでした。
水戸の千波湖の畔でも、見たことがあります。

縞模様

薄は緑色から枯れ薄になるまでに、いろいろな色に変化します。
まるで着物の柄のような美しさでした。粋な縞模様だと思いました。

２２時半からテレヴィで、ミラノ・スカラ座の「アイーダ」を見ました。
これが日本における１００回記念公演だそうで、終了後、鏡割りなどして祝ったとか。
このＮＨＫ主催のイタリアオペラは、私も何回か見る機会がありました。
アイーダも見ました。いつも、すばらしい印象を残してくれました。

今回、テレヴィで見たアイーダも、とてもよかったと思います。
現代化された舞台の多い昨今ですが、今日見た舞台は本格的なものでした。
舞台装置の素晴らしさ、衣装の豪華さが見るものに満足感を与えてくれました。
ラダメスは、出だしの「清きアイーダ」があまりにひどくて、どうなるかと思いましたが、
次第に調子をあげました。それにしても、もう少しスリムになってほしいと思います。
アイーダは、イメージは違いましたが、歌唱力はあり、アムネリスも憎まれ役を
上手くこなしていたと思います。
・・・ということで、ついついアイーダに惹き込まれて、こんな時間になりました。