今日も、各地で35度を超えました。
今更ながら、8月に3泊4日を過ごした蓼科を懐かしく思います。
出来る事なら、あの地へ逃げ帰りたい・・・!
滞在した友人の別荘で、この本に出会いました。
今夏は連日の雨に見舞われた事もあって、滞在中に読破してしまいました。
でも、とても惹きつけられ、自分のものにしたいと思いました。
著者は、小さなハ―ブのお店を蓼科に持っています。
以前はハーブを使った食事を提供するレストランも経営していましたが、今はハーブのお店だけ。
この本は、レストラン経営時代から長野日報に掲載されていたレシピとエッセイから成っています。
まるで、傍らで話しかけられているような、緩やかな文章。
いろいろなお料理のレシピも、事細かく載せるのではなく、大まかにしか書いてありません。
「こと細かに分量や作り方を書かないのは、ゆるやかな「食」の喜びを
ご自分で触っていただきたいからです」・・・という著者です。
すっと心に入って来て読み易い文章だけれど、さあっと読み終わってしまうのが惜しくて、
ゆっくり、ゆっくりと噛みしめるように味わいたい本に、たまに出会います。
何冊か私の本棚にあるのですが、これもその1冊に・・・・・。
残念なことがひとつ!!
この本を求めて、著者が経営するハーブのお店に行きました。
店内にいた女性とこの本について話をしました。
買い求めての帰途、その女性が著者本人だったと友人に聞かされ、
「なぜ、サインを貰わなかったの!」と言われ、どれほど悔やんだことか!!!
今も、残念で、残念で・・・・・!
著者のサインは貰いにお出かけになられたらいかがですか。日帰りだって可能でしょう。変に?悔んでいるよりもよろしいのではありませんか。
日帰りだって出来ますね!
来夏だって、多分、ありますし・・・・・