ベルリン在住の家族が努力してくれて、
本場ベルリンで、生のベルリンフィルを聞くことができました。
ウイーンフィルと並んで、世界最高と称されるベルリンフィルハーモニー管弦楽団。
1957年に、カラヤンに率いられての初来日以来、数年おきに日本を訪れています。
その演奏を、本拠地で聞けるなんて・・・。
1963年、焼け野原だったこの場所に建てられたベルリンフィルの本拠地「フィルハーモニー」です。
ホール設計者のシャロゥンとベルリンフィル常任指揮者のカラヤンの強い意向によって、
東西の壁に近い、この地が選ばれました。
ベルリン・フィルの本拠地なんて、もっと古い重厚な建物かと思っていましたが、
意外に、モダンな新しい感覚で驚きました。
建物の前の通りには、ヘルベルト・フォン・カラヤンの名がつけられています。
前から3番目の座席から見た舞台です。
意外に質素な感じ。
演奏者の椅子も、あまり座り心地が良さそうには見えません。
この写真を撮った直後、係員から、撮影禁止！と注意を受けました。
演奏前で、フラッシュも使わなかったのですが・・・。
アペリティフのような、ウェ―バーの「オイリアンテ」序曲に続いて演奏されたのは
シベリウスの「ヴァイオリン・コンチェルト」
一緒に鑑賞した人は、ヴァイオリンを習っています。
一生懸命に見、聞いているようでした。
彼女にとって、この夜が、音楽会デビューだったそうです。
初めて行った音楽会が、本場ベルリンでの、ベルリン・フィルだなんて！！！
なんて、贅沢で幸せなことでしょう。
