教室のこと・速読のこと・受講生のスコア・SEG講習生のスコア等々について書いています。
クリエイト速読スクールブログ
自分でも怖くなるほど集中具合が異様に増した
SEG冬期講習E2ターム(12/25(水)~12/29(日))アンケートからです。
高2女子のCCさんです。
本人意思での受講です。
■講座自体は中1の頃から知っていた。講習案内の冊子によく付随してくるオレンジのでかい紙、それに書かれた膨大な講座に対するコメント、評価。しかし毎回コメントを読むだけで、申し込むつもりはさらさらなかった。自分は本を読む速度が人より速いという妙な自信も相まって、高2春まで受け流していたのである。転機が訪れたのは高2の夏だった。部活の忙しさはピークに達し、更に迫りくる宿題、受験勉強。とうに私のキャパシティーは崩壊を迎えていたのだ。そんな時に例によってオレンジの紙が我が家のポストに舞い込んだのである。夏はあいにく予定が合わず、受講はできなかったものの、部活を引退してできた時間でとうとう受講に至った。実際受けたところ、受講前にあった妙な自信は打ち砕かれ、自分の身の丈を思い知らされた。どうしても自分が不得意な分野でスコアが伸びない。1日目終了後はくやしさに燃えていた。そこから怒涛の4日間が始まったわけだが、一番驚いたのは睡眠時間が2時間伸びたことである。この講習中は、決まって11:30には寝落ちしていた(余談であるが、この5日間は朝風呂の快適さに目覚めた5日間でもある)。そして自分でも怖くなるほど集中具合が異様に増した。視野も明らかに広がった。文章をつらつら上から下へ読んでいくのではなく、かたまりで目に入ってきたものを読む、というような感じに変化した。見たい文字が無意識のままに目に飛び込んでくる、とでも言うのだろうか。とにかく特別な体験だった。中3から今までこの講座を受講しなかったおよそ2年間が非常にもったいなかったと今、非常に悔いている。これからも訓練を続けていき、文Ⅰに入学したら松田先生の教室にお邪魔したい。
「CCさんの最終5回目の主なスコア」たてサッケイド50 数字ランダム50・52・49・51 数字BP26-4(1分)40-3(2分)漢数字一行三→2,808、一→1,670、九→360 たて一行122・88 ロジカルテストCタイプ13/14(3分)・16/17(3分)スピードボード5×514/15(3分)・15/17(3分)イメージ記憶13/40(20秒)20/40(20秒)倍速読書32,400字/分・理解度B―S校 高2女子―
以下は、CCさんの記録カードの分間読字数と理解度、そしてコメントです。
1. 3,600字A「目がめちゃくちゃ乾きました。本当に1日目から本を読みたい気持ちがあふれ出ているので最終日どうなるんでしょうか。楽しみです」(たてサッケイド31・36 数字ランダム19・22・27 スピードチェック38・38・40(56秒)・40(57秒)イメージ記憶27/40(2分)37/40(1分))
2.13,800字A「休憩中目の乾きを異様に感じて目薬をさしたらコンタクト片方とれました。もっとできたかなと思ってしまいます。明日は万全の態勢で挑んで好記録を目指したいです」(スピードチェック37・40(58秒) ロジカルA25/26(3分)・20/20(3分)イメージボード●●△△)
3. 31,200字A-「コンタクトとれませんでした。昨日より読字数が上がってすらすら読めたのは良かったですが、上手くいかなかった訓練が序中盤にまだ多くあり悔しいです」(スピードチェック40(58秒)・40(56秒) ロジカルA39/39(3分)・31/31(3分)イメージボード◎◎△◎)
4. 21,000字A 「前のお二方の数値が凄くて驚きました。この5日間でめちゃくちゃ大量の本を読むことができて幸せです。受験直前までずっと本読めたらいいのに」(スピードチェック40(49秒) ・40(52秒) ロジカルB23/25(3分)・29/30(2分52秒)イメージボード◎〇◎◎ イメージ読み90個(1分30秒))
5. 32,400字B「受験直前まで本を読んでいいと分かってウハウハです」(スピードチェック英単33・40(55秒)イメージボード◎●◎◎)
受講前の速読への印象は、「・黒い点のようなものを目で追って目の動きを速くするかんじ。・本を要点だけかいつまんで読む」。
受講目的は、「・文章処理能力を上げるため。・短時間で多くの本を読む能力を得ることによって、深い教養を身につけるため」。
効果的訓練は、イメージ記憶。
理由は、「イメージ記憶:何の脈絡もなくどんどん出現する2つの単語であっても、自分が即席でつくりだしたイメージによって簡単に記憶することができることに驚いたため。また、この訓練は自分の集中度が如実に現れるものであったから、それを面白いと感じた」。
「この訓練は自分の集中度が如実に現れるものであった」は、言い得て妙。クリエイトに2回体験記を書いてくれた松永さん(1浪時クリエイト入会で、当時の代ゼミ特待生。東大文Ⅰ合格。5年生で司法試験合格)が同じことを書いていました。
「オレンジのでかい紙」とは、B4表裏に文字がビッシリのSEG速読用チラシです。
「でかい紙」のカラーは、春期講習はイエローで夏期講習はブルー。そして冬期講習はピンク(オレンジ)と決まっています。
「前のお二方の数値が凄くて驚きました」とは、招待選手である新聞記者のSさんと大学生のYさんのことです。
好きな分野は、「リーガル・サスペンス、ミステリー、医療系、新書」だそうです。
CCさんからは「新高3ということもあり、今すぐの通塾は難しいですが、教室の方のプログラムも早めに見ておきたいと思いまして今回資料請求をさせていただきました」と、今週メールがありました。
きのうかおととい届いているはずです。
スタッフが封緘した後なので、宛名などを書いた大判封筒の右下に、『まずは体験を受けてみてください』とひと言書き添えておきました。
「新高3」ということですが、どうせ一生勉強していくというかアタマを使っていくひとですから、受験勉強を幹にして速読と文演受講を枝葉にしながらの高校最終学年というのも夢があっていいのではないでしょうか(文演は第75期、9月5日からのものです)。
CCさんには、そのぐらいのことを軽くクリアしてほしいです(初速3,600字/Aは、初めから超速でした)。
「自分の身の丈を思い知」ったパートを底上げ/改善できれば、時間は十分につくることはできます。
自宅と教室は遠くありません。近いです。
ウハウハの高3時代をすごしてほしいかなと思います
これで、2019年冬期講習「速読による能力訓練」アンケートの紹介はおわりです。
3週間ほど先の3月16日(月)から、春期講習C3タームがスタートします。
2008年春期講習以来の盛況ぶりですが、さて、どうなるでしょうか。
とにかく遅刻しないでほしいが、こちらのいちばんのお願いです。 真
※クリエイト速読スクールHP
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