本読み終えた

　ＳＥＧ夏期講習Ｃ3ターム（7/25～29）アンケートからです。

　高1女子Ｏさんのコメントとスコアです。

　おとといのＮさんは「初日、午後5時15分スタートの1時間ほど前、いちばんで教室に現れた」ひとでしたが、それからすぐに教室に入ってきたのがＯさんです。

 　　　■まず、トレーニングの幅広さに驚いた。すごく直結しそうなものから全然関係なさそうなものまで、本当に幅広かった。あと、同じタームの人のレベルの高さにがく然とした。特に初日は自分と周りのできの違いに焦りを感じた。が、逆にその人たちのおかげで自分の対抗心にも火がつき、最終日には初日とは比べものにならないほど、成績が良くなった。同じタームに、出来る人がいて本当によかったと思う。紹介された本もおもしろいものばかりだった。普段本を読まない私にとって、この5日間、毎日本を読むという環境にいたことは自分を変えるいいきっかけになった。読書速度も上がったし、おもしろい本も知れたし、読書も好きになったし、受講して本当によかったと思う。

　「全然関係なさそうなものまで」は、あくまでも「なさそう」であります。「関係な」いことは時間がもったいないので実施しません

　　「Ｏさんの最終5回目の主なスコア」 数字ランダム48・50・54 数字ＢＰ16ー5（1分）27ー1（2分） 漢数字一行三→2,151、一→375、九→380 たて一行86・69 ロジカルテストＣ 11/15・18/21 スピードボード5×5 17/17・18/18　イメージ記憶15/40（30秒）、29/40（30秒） 倍速読書10,500字/分・理解度Ａ－　―Ｓ高　高1女子―

　以下は、Ｏさんの記録カードの分間読字数と理解度、そしてコメントです。

　1. 1,161字Ａ　  「あまり疲れなかった。ランダムシートが苦手かも」（21・19）
　2. 4,800字Ａ－ 「目が軽い。ロジカル嫌い」（ロジカルＡ21/23（3分）・20/21（3分））
　3. 6,650字Ａ－  「昨日よりページ数が増えてびっくり」
　4. 5,600字Ａ－ 「かなひろいが好き。首がこった」（58/60（1分））
　5.10,500字Ａ－ 「本読み終えた。前日のほぼ2倍になった」

　 「前日のほぼ2倍になった」は、3日目の本です。4日目と最終回の本がいまひとつ合わず（というよりも3日目の本が気になって仕方なく？）、両日とも3日目の本に倍速の途中で変更しています。しかし、トータル40分弱で400ページの文庫を読み終えたのは、「普段本を読まな」いＯさんにとっては大きな達成感があったようです。

　Ｏさんの速読への印象は、「ひたすら本を読むのかと思っていた」。そして、受講目的は「本を読むのが遅いのをなんとか速くするため」。
　
　Ｏさんの効果的トレーニングは、漢数字一行Pシート。理由は「日を追うごとに自分の視野が広がっていくのを一番実感できたものだから。実際に新聞を読むのが速くなったものもこのおかげかと思ったから」。

　Ｃ3タームは、おとといのＮさんとこのＯさんの「おかげ」で非常に雰囲気のよいタームになっていました。

　早めに教室に現れた2人と、『何で受けたんですか？』『じゃ、それが解決できれば受けてよかったと感じてもらえるわけですね？』と、ペチャクチャと話す時間があったからです。

　もちろん、男子が入っても早くきた2人（計3人）と似たような時間はあります。

　ただ、こちらを入れて4人・5人となるともう世間話的雰囲気がなくなります。どういうわけか、先に話していた2人が警戒というか緊張して口ごもってしまいます（おそらく、こちらがプライベートからパブリックに移行するのを敏感に感じ取るのかもしれません）。

　Ｏさんの5日目（3・4日目）の本への感想は、「普通ではありえないシチュエーションなのに、場面がぱっと浮かぶから」。

　「普段本を読まない」「本を読むのが遅い」だけで、理解力が乏しい（スコア的にはむしろ高い）わけではないことがこのコメントからもわかります。こちらの狙いが鷲づかみにされています　　真　


　    

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