残像モノクローム

遠い記憶の彼方にある故郷。
そして今、こころに渦巻く断片の想いを。
と、思い始めたのですが・・・。

命よりも食い意地?

2009年10月15日 16時50分58秒 | Weblog
9月11日から10月6日まで約25日間、病院の中で規則正しく暮らしました。

途中でストップかと思っていた
●私が語りはじめた彼は 三浦 しをん も病院で完了。

その他、絶対ヒマだ!と勇んで10冊ほど本を持ち込みました。
自分の選書ではなく
新しく買うのももったいないので
娘と妻の本を持って行きましたが、
ベッドの上で、文字ばかりを追うパターンにわずか2日でうんざり。

そんな中、妻が書店で見つけて届けてくれたのが
●夕張のぱんじゅう~ある炭鉱町の想い出~  青田 じゅん。

自費出版のようで、文章も「?」と思う部分があるのですが
同じ炭鉱町での生活、筆者との年代も近く
温かい気持ちで読むことが出来ました。

あと娘の本を1冊読みましたがタイトルを失念。

さて病院では大腸検査のため内視鏡を入れたのですが
腫瘍が大きく内視鏡があたったのでしょう、血便。
腸閉塞一歩手前と言うことで、
入院4日目から突然、絶食に。

あー、あれを食べておきたかったと思う品がいろいろ。
で、思う品はなぜかジャンクフードばかり、なんででしょうね?

そして手術は予定より1時間ほど長びいて完了。
どうやら、お腹の脂肪のため施術に手間取ったらしい。
あとから聞いたところ
あまり太ると脂肪がじゃまでお腹の手術が出来ないらしい。
相撲取りなんて痩せるまで手術はのばされるとのこと。

去年より痩せていてよかった・・・ほっ
(体重の経過 2008.1月 95kg -->2009.1月 88kg -->入院前85kg -->手術前83kg -->手術後79.5kg)

なんだかんだとおかゆにたどり着くまで12日間ほどは点滴が栄養源。
なぜか点滴をしているとお腹が減らない、不思議だ。

それでもテレビを見ていると
食べ物ばかりが目につく。
大食い選手権、グルメ番組多いなぁ。そしてCMも。
あぁぁ、ケンタッキーくいてぇ。栗山千晶のケンタうまそうぉぉぉぉ、
ゴックン。ってな感じ。

食べられない環境が、普段なんとも思わずスルーしているものまで
脳に刺激を送るんでしょうなぁ。

まずは、無事にシャバへ出ることができ一安心であります。
(一時は最悪のことも脳裏をよぎっていましたから・・・)

最新の画像もっと見る

コメントを投稿