残像モノクローム

遠い記憶の彼方にある故郷。
そして今、こころに渦巻く断片の想いを。
と、思い始めたのですが・・・。

12月の読書

2011年01月04日 13時11分17秒 | Weblog
正月にブックオフの半額セールで
恩田 陸を5冊ほどケットしてきました。

しばらく図書館の本が届くまでは恩田 陸が続きそうです。




●蛇行する川のほとり 恩田 陸/著

ある夏の日、少女たちは川のほとりにある「船着場のある家」で合宿を始めた。それは、楽しく充実した思い出になるはずだった。ひとりの美しい少年が現れるまで…。
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登場する4人の女子高校生と男子2人。
それぞれがある事件との接点が遠い昔にあった。
ミステリーの謎は置いておいて、
この作者、なんていうんだろう・・・
遠い昔の風景を上手に上手に思い出す、その手助けをしてくれるって言うのかな、
なんか良いです。




●MAZE(メイズ)  恩田 陸/著

アジアの西の果て、深い谷を越えた所にその昔「存在しない場所」と呼ばれる白い矩形の構造物があった。時は現代、迷い込んだら出られないというこの地へ4人の若者がやってきた。ミッションは「人間消失のルール」の解明…。
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これも『蛇行する川のほとり』と同じように
ミステリーなんだけれど
ところどころ子供の頃の情景を浮かびださせてくれる。
そんな物語描きですね。

そういえば去年読んだ『夜のピクニック』もそうだなぁ。

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