●サラバ! 下 西 加奈子/著 小学館
一家離散。親友の意外な行動。恋人の裏切り。自我の完全崩壊。
絶望のただ中で、宙吊りにされた歩は、衝き動かされるように彼の地へ飛んだ…。
『きらら』連載に加筆し書籍化。
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★★★☆☆
いつまでも続く序章・・・的な上巻の意味がなんとなく分かった様な下巻です。
最後には良い本だなとは思うのですが
この本がなぜ直木賞なのかは、今の自分には良くわかりません。
おそらく受賞していなければ上巻の途中で
読むのを止めていたかと思います。
●脱・限界集落株式会社 黒野 伸一/著 小学館
多岐川優の活躍で、消滅の危機を脱した止村。あれから4年-。
駅前のシャッター通り商店街の開発計画が持ち上がる。
再開発か、現状維持か…。地域活性エンタテインメント。
『STORY BOX』連載に加筆修正して単行本化。
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★★★☆☆
一作目はとてもおもしろく読ませてもらったのだけれど
物足りなさを感じてしまったのは自分だけでしょうか?
きっと、前作を読んでいなければ
この本をもっとおもしろいと評価していたのかも知れないですね。
●星守る犬 小説 村上 たかし/原作 原田 マハ/著
仕事も、家も、家族までも失った男が、南にある生まれ故郷を目指して旅に出た。
その旅のパートナーとして男が選んだのは、愛犬のハッピー。1人と1匹の旅の結末は…。
同名コミックのノベライズ。
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★★★★☆
コミックも読んでいるのでストーリーは十分理解しているつもりですが
小説としてはどうだろうか、ストーリーの行間に何があるのだろうかと
読んでいくことが楽しい一冊に仕上がっていると思います。
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