県庁おもてなし課 有川 浩/著 角川書店
とある県庁に突如生まれた新部署“おもてなし課”。
観光立県を目指すべく、若手職員の掛水は、地元出身の人気作家に観光特使就任を打診するのだが…。
巻末には高知県庁に実在する「おもてなし課」職員と著者の鼎談を収録。
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★★★★★
最近、映画のCMが流れていますね。
図書館でも人気でなかなか順番が回ってきませんでしたが
ようやく読めました。
これはおもしろかったです、頭の中では高知と夕張市を置き換えながら
夕張で何かできないだろうかなどと・・・。
観光にはトイレが重要ポイントとありましたが
夕張はお金がないと言うことで
トイレを閉鎖しまくっていますよね。
観光で財政開腹を考えているのなら
広い夕張市に数カ所しかない公衆トイレは考え物です。
市役所の人たちにもぜひ読んで欲しい一冊です。
● 田舎力 ヒト・夢・カネが集まる5つの法則 生活人新書 金丸 弘美/著
地域おこしの成否は、いったいどこで決まるのか。
全国800の農山漁村をまわってきた著者が、
「発見力」「ものづくり力」「ブランドデザイン力」「食文化力」「環境力」の
5つの力に焦点を当てて検証する。
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★★★★★
これはなかなか面白い本でした。
手元に置いておきたくて買っちゃいました。
この地域興しの活力を夕張へまわせないもんでしょうか、夕張市役所の方々。
● 玩具の言い分 祥伝社文庫 朝倉 かすみ/著
「わたし」を脱いで裸になりたい…。
シャレにならない大人の事情。
女たちの理想郷はどこにあるのだろう?
「グラン・トゥーリズモ」など、ほろ苦くもエロティックな全6編を収録する恋愛短編集。
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★★★☆☆
アラフォー前後の女性の本音?が書かれた短編集。
残念ながら
自分にはピタッとこなかった。
(写真取り忘れ)
● ルック・バック・イン・アンガー 樋口 毅宏/著
安い紙に女の肌を載せ、それをまとめて叩き売る男たち。彼らは終わらない宴を求めた…。
実在するアダルト本出版社とその周辺で起こった出来事をもとにした小説。
『オール読物』掲載の短篇「四畳半のシェークスピア」も掲載。
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★★★☆☆
実在するアダルト出版社で働く編集者たちの物語なんですが
当然のことながら脚色はされているとは思いつつも、
ホントなの?! えっ??
とういうこぼれ話が。
ただ読み終わった時には
一般人にはない、ある種の狂気を感じてしまう一冊です。