ささやかな正月を迎え
矢のような三が日も過ぎて行った
陽が西に落ちた後のように
琥珀色のコーヒーを飲みながら
レコードを聴いている
回転して緩やかに波うつ
音源の上を
静かに針が走っているのを
見つめている
不思議なもので
メロディの静けさが
部屋に満ちると
温かい手触りが
私の中を駆けていく
小寒の春は
風の声さえ閉じている
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「うたかたのメロディ」を読んで、思い出しました。
年を重ねただけで人は老いない。
信念と自信と希望がある限り人は若く、
理想を失う時に初めて老いる。
そんな内容であったと思います。
歳月は皺を増やしますが、
人生への歓喜と興味が、止まぬ好奇心が、
萎まない限り人は青春を失いません。
向き合うことになりますね。
『サミュエル・ウルマン』ですか、
とても勉強になりました。
ありがとうございます。