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conparu blog

ささやかな身の回りの日常を書き綴ります。
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池の水

2020-09-13 21:54:42 | 随想

21世紀になっても前近代的な意識に囚われている所がある。ある地方においては呪縛的なしがらみに囚われて、歴史の残滓を褥とした家柄だとか伝統的家風に取り巻かれて、今なおその環境を温存している輩がいる。他者に対しても陰鬱な圧力を加えて暗黙の制裁を果しているのは、ジゴロとの繋がりがあるからだ。地方の政治家とジゴロとの関係は古くから在るようで、時の止まったままの古いしきたりに君臨している、現代のドン・キホーテではないか。

大抵は地方の資産家であり、有力者を輩出してきた家系の末裔なのだが、時代に上手く乗れなかっただけではなく、大昔の栄枯盛衰を背負い過ぎて、その重さに地盤が陥没してしまった場所なのである。低地は水が溜まりやすい。まして絶えず流れていないと腐りやすい池水の道理で、易学上は『死水』と云うらしい。

地方の政治家でなくとも、役所のような公的職務に就いている方が、上記のような行為をすれば地方公務員法第29条、30条に触れることになる。こんなことを記すのも、コロナ時代の妖怪が暗躍する時代であるから、時代の割れ目から這い出してくる妖気を何としても防ぎたいのである。「池水の死水」を活水の世間川に注がねばならない。

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