ショルト・１６

馬鹿な女は捨てられる

人の美貌を盗み
自分ばかり得しようと考えて
人の苦しみを思わない
馬鹿な女は捨てられる

自分を嫌がり
ほかの自分になろうともがいて
いやらしいことばかりをやり
この世に糞をまき散らす
馬鹿な女は捨てられる

神が
心の醜い馬鹿な女は
もう嫌だとおっしゃる
女というものは
愛に生き
すべての幸福のために働くものだ
それなのに馬鹿な女は
それに逆らうことばかりする

ずるをして自分を美しくし
愛の顔をしてみなをだまし
自分のために何でもしろと言って
人を悪の沼に引きずり込む
それは神が最も嫌うことなのだ

ゆえに馬鹿な女は捨てられる
女の顔をして女ではない
最も嫌なものとして
神につまみ出され
この世を追い出される

この世を汚い嘘で汚し荒らす
馬鹿な女は去れ
永遠に去れ
二度と帰ってくるでない