なんとなくはじめました(つれづれなるままに)

日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくります。

常連になったなあ、と感じたとき(第125段)

2008年07月03日 22時59分33秒 | なんとなくの「佃喜知」
飲み屋の常連になる、というのは男の酒飲みには嬉しいものです。

いえいえ、常連だからといって、別に特別扱いしてもらおうというわけではありません。

ごくフツーにお酒を飲ませてくれて、しばしの間、ほんわかした気分にさせてくれる、

それで十分。


足しげく、というほどの頻度ではないけれど、忘れられない程度に通っていた銀座の佃喜知
(このHPの住所は古いままですね)

最近、ようやく、

「ああ・・・、ワタクシも常連になったのかなあ・・・」

と感じるようになりました。


少し前、知人をお連れしたものの、遅いスタートだったので、ついつい長居してしまいました。

まずは、そのお詫びをし、一人、カウンターに腰掛けました。

ビールを頼み、鰹の刺身を頼みます。

するとご主人、こちらを振り返り、

(よくぞ頼んだ・・・)

というようにワタクシを見つめます(勝手な思い込みですが・・・)。


ちと遅めの時間だったのか、枝豆を頼みますが、品切れ。

(いつも品切れなんですよね・・・)

大好きな「田舎大根」もなし。

小肌の酢の物を頼み、ビールを飲み干すと、芋焼酎の水割りを頼みます。


すぐお隣の席で、

「○○はある?」と訊ねるお客さんの声、

「ある!」

きっぱりとご主人。

「うちは何でもある!」


面白かったのは、ご主人が、私のほうを見て、ペロッと舌を出したのです。

「枝豆」と「田舎大根」を頼んだのに、終わってしまった、とワタクシに答えたばかりだったので、茶目っ気たっぷりに笑って見せたのでした。


なんてことはないかもしれないけれど、なんか嬉しかったなあ・・・。

その時ですよ・・・、

なんか、「常連になったのかなあ・・・」と感じたのは・・・。


その後、ご主人、ワタクシにぬか漬けをサービスしてくれました。

きゅうり、キャベツ、しょうが、

なんかしみじみとおいしかった。

で、ここの卵焼きが好きなので、仕上げに頼み、芋焼酎をお代わりしました。


満足、満足・・・。


仕事で、少しばかり、きゅっとなった気持ちをほどくのに格好のお店です。


ビールを1本、芋焼酎の水割りを2杯、

鰹の刺身、小肌の酢の物、おしんこ(サービス)、卵焼きで4,900円でした。






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