中山康樹・著「マイルス・デイヴィス 奇跡のラスト・イヤーズ」(小学館101新書)を読み終えました。
ワタクシ事になりますが、ワタクシがマイルスを聴き始めたのが、今から30年ほど前、大学生の頃でした。
ある日、大学での授業を終え、アパートへ戻ると、テレビでマイルス・デイヴィスのコンサートを放送していたのです。
(この本によると1981年10月です)
新宿西口で行われた野外コンサートで、当時、マイルスについては名前ぐらいしか知らなかったワタクシには、目だけギロギロとさせ、ステージ上を右へ左へと歩きまわるマイルスの姿がとても奇異なものに映りました。
(当時、マイルスは手術の後遺症に悩まされ、じっとしていると痛みがあるため、ステージ上を常に動かなければならなかったようで、テレビでも、そのことを伝えるテロップが流れていたように記憶しています)
そのことがマイルスを知るきっかけとなり、以来、リアル・タイムでマイルスの音楽を聴くようになったのでした。
この本は、まさに、ワタクシがマイルスをきちんと聴き始めた時期以降のマイルスについて書かれた本です。
マイルス・ファンの方々には、おそらく同意はしていただけますまいが、ワタクシ、マイルスのアルバムの中で一番聴く機会が多いのが、このマイルスの「刷り込み」となったきっかけのアルバム「ザ・マン・ウィズ・ザ・ホーン」なのです。
もちろん、マラソン・セッションやら「カインド・オブ・ブルー」やら「ネフェルティティ」やら好きなアルバムはほかにもたくさんありますが、それでも、ついつい「ザ・マン・・・」を手にしてしまいます。
1曲目の「ファット・タイム」のイントロのマーカス・ミラーのベース・ライン、
それにかぶさるように吹かれるマイルスのミュート、
そして最初は遠慮気味に弾きながらも、次第にマイルスを鼓舞するかのように音を大きくしていくバンドのメンバー達・・・。
興味のある方は、ぜひマイルスのアルバムを聴きながら読まれることをお勧めします。
ワタクシ事になりますが、ワタクシがマイルスを聴き始めたのが、今から30年ほど前、大学生の頃でした。
ある日、大学での授業を終え、アパートへ戻ると、テレビでマイルス・デイヴィスのコンサートを放送していたのです。
(この本によると1981年10月です)
新宿西口で行われた野外コンサートで、当時、マイルスについては名前ぐらいしか知らなかったワタクシには、目だけギロギロとさせ、ステージ上を右へ左へと歩きまわるマイルスの姿がとても奇異なものに映りました。
(当時、マイルスは手術の後遺症に悩まされ、じっとしていると痛みがあるため、ステージ上を常に動かなければならなかったようで、テレビでも、そのことを伝えるテロップが流れていたように記憶しています)
そのことがマイルスを知るきっかけとなり、以来、リアル・タイムでマイルスの音楽を聴くようになったのでした。
この本は、まさに、ワタクシがマイルスをきちんと聴き始めた時期以降のマイルスについて書かれた本です。
マイルス・ファンの方々には、おそらく同意はしていただけますまいが、ワタクシ、マイルスのアルバムの中で一番聴く機会が多いのが、このマイルスの「刷り込み」となったきっかけのアルバム「ザ・マン・ウィズ・ザ・ホーン」なのです。
もちろん、マラソン・セッションやら「カインド・オブ・ブルー」やら「ネフェルティティ」やら好きなアルバムはほかにもたくさんありますが、それでも、ついつい「ザ・マン・・・」を手にしてしまいます。
1曲目の「ファット・タイム」のイントロのマーカス・ミラーのベース・ライン、
それにかぶさるように吹かれるマイルスのミュート、
そして最初は遠慮気味に弾きながらも、次第にマイルスを鼓舞するかのように音を大きくしていくバンドのメンバー達・・・。
興味のある方は、ぜひマイルスのアルバムを聴きながら読まれることをお勧めします。