前回の続きです。
③宝井琴柳 講談「徂徠豆腐」
講談です。
荻生徂徠が、世に出る前、貧しい浪人暮らしをしていた時分のこと。日々の食べ物にも事欠く暮らしをしていたが、人情味あふれる豆腐屋のおかげで、日々生きながらえ、やがては・・・という人情噺。
講談というと、落語の「五目講釈」のように、もっと見台をバシバシ叩くのかと思いきや(すみません。講談については素人です・・・)、小拍子は、場面が変わったときのアクセント、といった感じで使われているように見受けられました。
初めて聴いた話ですが、講談といっても、上下があったり、そう落語と変わらないものですね。楽しく聴けました。
(ここで中入り)
④柳家三三 「御神酒徳利」
「もう少しでお待ちかねの閉演ですから、気を確かにもっていきましょう(笑)」
中入りで、ややばらついている雰囲気を、キュッと締めて、噺に入ります。
噺自体の出来は決して悪くはないのですが、正直、ワタクシにとりましては、ちょっと長かったかな、と。
もう少し、くすぐりが入ると楽しめましたが、盛り上がりがいま一つなかったように感じました。
決して終始ゲラゲラ笑わせて欲しい、というわけではないのですが、いくぶんは軽さがあってもよかったのかな、と・・・。勝手な意見ですが・・・。
自分の体調のせいもあるかもしれません。ちと辛口の意見ですが、三三師匠への評価はいささかも揺らぐものではありませんし、今後も機会があれば、見続けたい噺家さんの一人です。
次回の三三独演は、2月4日(月)、内幸町ホールで。二番煎じ、五人回し、狸賽を演られます。楽しみですね。
③宝井琴柳 講談「徂徠豆腐」
講談です。
荻生徂徠が、世に出る前、貧しい浪人暮らしをしていた時分のこと。日々の食べ物にも事欠く暮らしをしていたが、人情味あふれる豆腐屋のおかげで、日々生きながらえ、やがては・・・という人情噺。
講談というと、落語の「五目講釈」のように、もっと見台をバシバシ叩くのかと思いきや(すみません。講談については素人です・・・)、小拍子は、場面が変わったときのアクセント、といった感じで使われているように見受けられました。
初めて聴いた話ですが、講談といっても、上下があったり、そう落語と変わらないものですね。楽しく聴けました。
(ここで中入り)
④柳家三三 「御神酒徳利」
「もう少しでお待ちかねの閉演ですから、気を確かにもっていきましょう(笑)」
中入りで、ややばらついている雰囲気を、キュッと締めて、噺に入ります。
噺自体の出来は決して悪くはないのですが、正直、ワタクシにとりましては、ちょっと長かったかな、と。
もう少し、くすぐりが入ると楽しめましたが、盛り上がりがいま一つなかったように感じました。
決して終始ゲラゲラ笑わせて欲しい、というわけではないのですが、いくぶんは軽さがあってもよかったのかな、と・・・。勝手な意見ですが・・・。
自分の体調のせいもあるかもしれません。ちと辛口の意見ですが、三三師匠への評価はいささかも揺らぐものではありませんし、今後も機会があれば、見続けたい噺家さんの一人です。
次回の三三独演は、2月4日(月)、内幸町ホールで。二番煎じ、五人回し、狸賽を演られます。楽しみですね。