なんとなくはじめました(つれづれなるままに)

日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくります。

たまにゃサボるのもいいもんだ(?) 2009.6.28

2010年08月15日 18時30分34秒 | なんとなくの落語
さて、以前、仕事をさぼり、阿修羅展に赴き、そのあまりの混雑ぶりに驚き、

軽々しく仕事をさぼってしまったことを深く深く反省しましたが・・・、

やれやれ・・・(村上春樹風)。

また仕事をさぼってしまいました。


その日は神保町におりました。

暑い日で、歩き詰めで、ちと一休み、ということで、とあるカフェに入りました。


ここです。

http://rakugocafe.exblog.jp/

「カフェ」といっても、そこは「らくごカフェ」という名のカフェ。

神田古書センターの5階の奥にひっそりとある喫茶店です。


「らくごカフェ」と名乗るには理由があり、

フツーの喫茶店と違うのは、店内へ入ると右手には高座がしつらえてあり、

一角には、店内閲覧自由の、落語に関する本がずらりと並んでいます。

別な壁には、これから行われようという、落語会のチラシ、

別な一角には、販売用の落語のCDやDVDが並んでいます。

ビルの5階ということで、フツーに一休みしようと立ち寄るお客さんは皆無でありまして、

そういう意味で、まことにコアな喫茶店であります。


ワタクシ、コーヒーを頼み、それらを眺めながら、BGMで流れる寄席のお囃子をながら聞き、
しばし、至福の時間を楽しんでいるのでした。


さて、この日も(・・・と書くと、「いつもさぼってんじゃねえか!」と突っ込まれそうですが、いえ、たまあに、です。たまあに・・・)、

らくごカフェでコーヒーを飲もうと訪れますと・・・、


なんと立川談春師匠が目の前に!


マスターの青木さんと打ち合わせのようで、いろいろと話しておられました。

そのうち小腹が空いた、とかで、お店の外へ。

驚いているワタクシに、親切にマスターの青木さんが声をかけてくれました。

「初めて来たんですよ。こんなこと珍しいです」

もしそうだとしたら、なんてグッド・タイミング!


コーヒーを飲みながら、のんびりと落語本を読んでいると、そのうち談春師匠が戻ってきます。

で、少し離れた所から、マスターの青木さんと、談春師匠のやり取りに聞き耳をたてておりました。

また、なんともその会話がおかしんですよね・・・。

落語本に目を落としながらも、談春師匠の会話が聞こえてきて、ついつい笑っておりました。


しばらくして我に返り、そろそろ仕事に戻ろうと、席を立ちます。

すると、談春師匠が、こちらを向き、声をかけてくれました。

「お騒がせしてすみませんでした。またいらして下さい!」

そのお気づかいに、間髪をいれず「はい!」と即答したワタクシでありました。


たまにはサボるのもいいもんです(開き直り)。


神保町にお越しの際は、らくごカフェへぜし!
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 上野・鈴本演芸場 6月下席... | トップ | ニッポン代表だからね! 2009... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

なんとなくの落語」カテゴリの最新記事