なんとなくはじめました(つれづれなるままに)

日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくります。

8・23ビクター落語会昼席@三田 2008.8.23 その1

2010年08月06日 03時22分54秒 | なんとなくの落語
昔、ミクシィにせっせと落語鑑賞記を書いていたことがありました。

ミクシィの日記だと、ジャンルごとにまとめられないこともあり、こちらに転記してみます。


古いものもあるので、ここに書かれていることは、現在の印象とは違っているかもしれませんが、まあ、そこはお許しを願って・・・。





8月23日、三田・仏教伝道センターで行われた「ビクター落語会」の昼席に行ってきました。

以下は、演者、ネタとワタクシの拙い感想。

※それと、おことわり。

落語会の様子は、ワタクシ、特にメモを取っているわけではありません。このため、噺家さんの一言一句をすべて正確に記憶しているわけではありません。時として、本人がこういうニュアンスで話していた、という感じで書いている個所もありますのでご了承下さい。


①開口一番 柳家小ぞう 「牛ほめ」


ワタクシ、のんびりしていて、遅刻してしまいました。噺は途中から。

おじさんの家に娘のおみつさんが帰ってきたというところで間違えたのはご愛嬌。

与太「おみつさんは、天角地眼一黒耳小歯合・・・」

おじさん「おめえ、それはおみつを褒めてるんじゃねえか・・・、あ・・・、牛を褒めてるんじゃねえか・・・(笑)」

自分で自分にビンタを張っておりました。

変にごまかさない所はよろしい。


②柳家権太楼 「代書屋」


「お付き合いのほどを願っておこうという風なわけでございますけどね・・・」といういつものごあいさつでスタート。

「この落語会は、録音、録画しているということなんで、後で見てからその時期に合わない話があるとよくないんでしょうけどね・・・」

「北京オリンピックですよ・・・(笑)」

「あれを見ていると、つくづく運動選手にならなくてよかった・・・、と思いますね(笑)」

「そこへいくと、噺家はいいですよ・・・。失敗しても『失敗しちゃった』で済みます(笑)」


で、この前上野鈴本演芸場であった、柳家さん喬師匠との「さん喬権太楼特選集」の話に・・・。


「5月ぐらいから準備もしてきたんですが、(8月10日、落語協会主催の)圓朝まつりで全精力を使い果たしたもんだから、もう一日二日はもぬけの殻ですよ(笑)」

「受けねえんだ、これが・・・(爆笑)」

「もう、勝ち負けで行くと1勝9敗でした。相撲で言うと負け越しですよ・・・(爆笑)。1勝、というのが『青菜』でした」

「で、さん喬さんは、というと全敗です(爆笑)。もうボロボロでした・・・」

「で、楽屋でもって、『だめだったね・・・』『明日がんばろうよ・・・』って励ましあうわけですけど、何も言葉を発してないんですよ(笑)。ただ、二人して笑って・・・(って二人の会話をずっと顔の表現だけで表します。これでまた爆笑)」

「で、千秋楽になっても『明日がんばろう』(爆笑)」


まくらから爆笑続きで「代書屋」を・・・。

ここでもドッカンドッカン受けました。権太楼師匠の「代書屋」は、朝日名人会の時のCDが残っていますが、その時と同じで、代書屋を訪れた客の名前は「湯川秀樹」でした。

気のせいか、若いお客さんとご年配のお客さんの反応が分かれた感じがしました。


(次回へ続きます)



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