さて、続きです。
②柳家さん喬
まくらでは、師匠、5代目・柳家小さんのおかみさんの話を。
「師匠の小さんのおかみさんは、生代子(きよこ)というんですが、師匠宅のそばにアパートがあって、いつも雨戸が閉まっている部屋があるんです。
おかみさんが、あたしに(手をお化けのようにして)、
『出るんだよ~~』
さんざん脅かしておいて、自分は夜になると飲みに行っちゃうんです・・・(笑)。
家に残ったのはあたし一人ですよ(笑)」
で、「お菊の皿」を。
麹町の青山鉄山のお屋敷で、最初のころは、ひっそりと出ていた幽霊のお菊さん、
その美貌から、次第に人気が出て、一目見たいと、いろんな人が集まってきます。
「お菊さんの出方が、最近クサくなったねえ・・・(笑)」
「ああ、クサくなった。人気が出て芸が荒れるのはよくあるからな・・・(笑)」
あまりの人に、愛嬌をふりまくお菊さん、皿を数えだしますが、終始笑顔、
「お菊ちゃん、こっち向いて~!」
の声にうれしそうに振り返り、
「4ま~~い!!(笑)」
最後のくだりでは、鳴り物つきで、楽しい「お菊の皿」でした。
さて、客席は、さん喬師匠の噺ですっかりあたたまり、いよいよ喬太郎師匠が「死神」を演じます。
(またまた続きます)
②柳家さん喬
まくらでは、師匠、5代目・柳家小さんのおかみさんの話を。
「師匠の小さんのおかみさんは、生代子(きよこ)というんですが、師匠宅のそばにアパートがあって、いつも雨戸が閉まっている部屋があるんです。
おかみさんが、あたしに(手をお化けのようにして)、
『出るんだよ~~』
さんざん脅かしておいて、自分は夜になると飲みに行っちゃうんです・・・(笑)。
家に残ったのはあたし一人ですよ(笑)」
で、「お菊の皿」を。
麹町の青山鉄山のお屋敷で、最初のころは、ひっそりと出ていた幽霊のお菊さん、
その美貌から、次第に人気が出て、一目見たいと、いろんな人が集まってきます。
「お菊さんの出方が、最近クサくなったねえ・・・(笑)」
「ああ、クサくなった。人気が出て芸が荒れるのはよくあるからな・・・(笑)」
あまりの人に、愛嬌をふりまくお菊さん、皿を数えだしますが、終始笑顔、
「お菊ちゃん、こっち向いて~!」
の声にうれしそうに振り返り、
「4ま~~い!!(笑)」
最後のくだりでは、鳴り物つきで、楽しい「お菊の皿」でした。
さて、客席は、さん喬師匠の噺ですっかりあたたまり、いよいよ喬太郎師匠が「死神」を演じます。
(またまた続きます)