なんとなくはじめました(つれづれなるままに)

日々のよしなしごとをそこはかとなく書きつくります。

さん喬・喬太郎親子会夜席@前進座劇場 2009.6.13 その3

2010年08月13日 12時21分37秒 | なんとなくの落語
さて、続きです。


②柳家さん喬


まくらでは、師匠、5代目・柳家小さんのおかみさんの話を。

「師匠の小さんのおかみさんは、生代子(きよこ)というんですが、師匠宅のそばにアパートがあって、いつも雨戸が閉まっている部屋があるんです。

おかみさんが、あたしに(手をお化けのようにして)、

『出るんだよ~~』

さんざん脅かしておいて、自分は夜になると飲みに行っちゃうんです・・・(笑)。

家に残ったのはあたし一人ですよ(笑)」


で、「お菊の皿」を。


麹町の青山鉄山のお屋敷で、最初のころは、ひっそりと出ていた幽霊のお菊さん、

その美貌から、次第に人気が出て、一目見たいと、いろんな人が集まってきます。


「お菊さんの出方が、最近クサくなったねえ・・・(笑)」

「ああ、クサくなった。人気が出て芸が荒れるのはよくあるからな・・・(笑)」


あまりの人に、愛嬌をふりまくお菊さん、皿を数えだしますが、終始笑顔、

「お菊ちゃん、こっち向いて~!」

の声にうれしそうに振り返り、

「4ま~~い!!(笑)」

最後のくだりでは、鳴り物つきで、楽しい「お菊の皿」でした。


さて、客席は、さん喬師匠の噺ですっかりあたたまり、いよいよ喬太郎師匠が「死神」を演じます。

(またまた続きます)
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