ひとりごと

ほっとひと息、心がなごむひとりごと

秩父ユネスコ協会

2009-03-22 20:23:40 | Weblog
時おり小雨の降ってくるあいにくの空模様でしたが、午後、秩父の歴史文化伝承館ホールで開かれた、「秩父ユネスコ協会」の講演会に出かけました。
ユネスコ会員でもある「たねの森」のIさんから誘っていただいたのです。

俳優座の若き女優、有馬理恵さんの「差別と戦争をなくすために・・」という、寸劇を交えた講演会でした。
(有馬さん、憲法ミュージカルにも出演されていたり、こころ座との繋がりがあって、ビックリだったのですが・・・!)
和歌山県の被差別に育ったというご自身の生い立ち、体験を語り、演じる姿と、
「差別と戦争をなくすために、願いを込めて芝居をする」という言葉、ずんと胸に響きました。
昨日の「新・あつい壁」に描かれた「差別と偏見」という人間の問題を・・・まさに同じ問題を今日もまた突きつけられました。
ユネスコ憲章の、「戦争は人の心の中に生まれるものであるから、人の心の中に平和の砦を築かなければならない・・・」という言葉を改めて噛みしめます。
私たちの仕事も、その「人の心」を「いのち」を考え、そのために何ができるのか、何をすればいいのかを考え続けることなのですから・・・。

ユネスコ会員の若者たちによる郡読。「平和と命」へのメッセージが力強い言葉でしっかりと伝わってきました。
10年にわたる活動を経て、ようやく昨年5月に設立されたという「秩父ユネスコ協会」、共に活動していけたらと思います。

終演後のロビーで、会員のⅠさん達と有馬さんの記念の一枚、パチリ!!
若い世代の人たちを心強く思いました!