make my style

日常の視点

my畑 収穫の季節

2006年12月01日 | my畑
9月に時期をずらして蒔き続けた種が
だんだんずらして収穫をもたらしてくれています。

今日収穫したのは、
根菜類と呼ばれることの多い、土の中の根っこの部分が肥大化して実になる野菜達。

葉っぱも実も生き生きしていて本当に生命力を感じます。

真ん中のにんじんは「金時にんじん」という真っ赤で長いタイプのにんじんでちょっと珍しくて東洋種。

その左側の見慣れたにんじんは西洋種のにんじん達。

自分で育てた手前味噌ではなく、
真剣にスーパーで買う野菜とはまったく味が違います。

産地直送の市場で買うその土地の野菜でも、
味が薄いのは土が生きていない畑できっとできたもの。

自分で作ってみると、本物と偽者の区別がだんだんついてきます。

私はやっぱり、ワイルドな野性味のある味がしっかりした野菜を日常に食べられることを最高の贅沢だと感じます。

こういうの、ひそかに幸せですよ。



ぷりぷり丸くてかわいいラディッシュはピリッと辛い大根の仲間。

私は、いつも送ってもらっている岩手県の三陸わかめ(湯通し塩蔵わかめ)とラディッシュのスライスを三杯酢であえる食べ方が一番好きです。



いろんな種類のカブ。

カブは利尻のだし昆布をひいて、千枚漬けもどきを作ってみようと思っています。

不思議なことに、
野菜が素敵だと、それを引き立ててあげたくて、大事に調理したくなります。

使う塩、醤油、油、調味料やだしの類もだんだん厳選したくなってきますね。
ごまかしのきかないものを相手にする毎日。自分が試されるようです。

こういうことから生活を大事にしていきたいな。