今年もこの時期がやってきました
ここ数年は、出願の時期も早まり、神奈川県下の小学校は、8月の20日過ぎからネットによる出願が始まりました。
コロナ禍にあって、一層、「ネット出願」「ネット〇〇」が急増。ポチっとクリックするだけで多くの事が済んでしまい、例えば以前のように夜中から学校の近所に車を停め、志願者の保護者が出願のために校門の前に並ぶ様子を確認する・・・というようなことは「昭和の昔話」時には「笑い話」になりました。こういう大きな変化を、私は正直、苦々しく感じていたのです もっと万事に苦労しなさい
とか、安易に何でもできることに慣れてはいけませんよ
とか。言い換えれば、子育てを楽しむよりも、もっと子育てで苦労しなさい、というような思い・・・とでも言うのでしょうか。
けれど、最近になってやっと気づき始めています
世の中がどんなに便利になっても、その時代、その時代で、親達はみんな、子育てに悩みを持ち、一生懸命になっているんだな・・・と。
確かに、苦労をする内容が違うというのか、方向性が違うというのか。上手く表現することは出来ませんが、どんな時代でも、親は子を思い、子どものためにがんばっている
そういうことに気づけて良かったです
そうでなければ、「昔は良かった」と文句ばかり言い、今を認めない、ただの懐古主義のバアサンになってしまうところでした
私が懐かしんでいる昭和の時代であっても、私の親達、戦前派の親達は「今どきの親達は・・・」と眉間にシワを寄せて語っていたのですものね
神奈川県下の考査は、来週の火曜日から始まります
すでに小学校でも高学年になったり、中学受験の準備が始まっていたり、我が子はすでに中高生になって、全く違う悩みで毎日を過ごし、小学校受験の頃のことは「古(いにしえ)の遠い思い出」になっておられる方も多いことでしょう。でも、しばし、当時のことを思い出してみてください ぎゅっと胸が痛かったこと、不安で押しつぶされそうになったこと、などなど。
そして、マナーズの年長さん達だけではなく、今年、小学校受験に向かわれるすべての親子達のために、無事に天の神様に導いていただけるように、健康上の問題を抱えず、最後まで受験を終えられるように、祈ってあげてください
たくさんの祈りは、必ず届きます どうぞよろしくお願いします