クラブ・マナーズニュース

マナーズを巣立たれたみなさま、縁者のみなさまとつながっていたい!そんな私が月3回「0」の付く日にブログをアップします!

ちょとしたおしゃべり

2018年08月22日 | その他
 秋のような気温が数日続き、また暑さがぶり返しています。今年の陽気は簡単に予想ができませんねえ
昨日は夫の3か月に1度の検査結果を聞きに行く日で、柏の病院まで行ってきました 駐車場に車を停めて、二人で空を見上げると、空はとても高く、気持ちよさそうにあちこちに雲があって・・・まさに、子ども達の絵に描かれるような雲でね。でも、その空は青空であっても、すでに「真夏の空」ではありませんでした。夫と二人、毎年「ああ、お盆が終わると、急に秋がやってくるねえと話しているよね」と笑いました。

 これは余談ですが・・・
柏のこの病院は、郊外だからという理由ではなく、いつも「穏やかな、優しい空気」が流れています。
 私は、自分自身の諸々の受診や検診は都心のJ病院で受けています。こちらの病院は早朝から大変混んでいて、いつも「ああ、こんなにも病んだ人がいるんだなあ・・・」と複雑な気持ちにさせられます。当然、痛いとか辛いとか、そういう症状に悩まされている人と、その悩みを聞く人ばかりがそこにいて、笑いや笑顔というものとはかなり遠い感あり、です(産科のフロアだけは例外ではありますが)当然、松葉杖の人や包帯グルグルの人などもたくさんいらっしゃいます。

 しかし、柏の病院には、不思議に「笑顔」もあるのです
そこにいる人達は、みーんな癌患者と、その癌と闘う患者に寄り添う家族です。目が合うと、顔をほころばせて会釈もしますし、休憩をするスペースでは、ちょっとしたお話をすることも少なくありません。
 嫌な表現ではありますが、「同病、相憐れむ」という言葉があります。お恥ずかしながら、その言葉の語源を私は知りませんが、この病院に行くたびに、私はこの言葉を思い出すのです。

 私は先週あたりから願書の添削を始めました
頻繁に登場する言葉が「優しさ」です。その「優しさ」の語源を調べてみると、もともとは動詞の「痩す(やす・現代語のやせる)」の形容詞形で、身が痩せ細るような思い、ということ。それが平安時代になり、世間や他人に対して引け目を感じて振る舞う様子から「控え目」「つつましやか」という意味を持つようになり、そういう姿を優美と感じることから「上品で美しい」「けなげ」「好感が持てる」となり、それもやがては「こちらが恥ずかしくなるほど思いやりがある」となって、近世以降は「親切だ」「思いやりがある」と転じてきたようです
 そして、小学生高学年向けの「語源を説明する」というものには『もともとは「やせる」という意味かたできた言葉で、「たかみがせまく、身がほそる思い」から「自分がやせるほどに人を思いやる気持ち」というふうに変化していった』とあります。

 相手を必死に思い気持ち、ということですね 実際には、それほど簡単なことではないでしょう・・・ でも、私はこの語源を知った上で、やっぱり思うのです。柏の病院には、「優しさ」が流れている、と

 辛さを知ったからこそ、相手を思いやれる。自分が辛いから、辛い相手の思いがわかり、応援したいと思う・・・でしょうか。

 世の中、順風満帆の人達には優しさがない、と言うつもりはありません
でもね、辛いよ、苦しいよ、悲しいよ、というマイナスの思いの渦中にある時には、自分だけが不幸せ、自分だけが辛いように思いがちですが、実際には、電車で隣り合わせた人にも、もしかしたら「辛い思い」があるかもしれませんし、すれ違った人も「苦しい渦中にいる」のかもしれない。
 マイナスと感じられる経験は、私は人の財産、肥やしだと感じています

 そうそう、そんな思いを抱えられた時は、一人で涙を流さないでくださいね 私、一緒に泣きますよ、そして、いっぱいお話をお聞きします
 私はね、こういうブログを通して、いつもみなさまに支えられているのですもの

 2日、アップが遅れました 何か一大事が起こったわけではありません ご心配をさせるようなことをして、ごめんなさい
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お教室はお盆休み

2018年08月11日 | 教室の近況報告
 1日遅れで更新しています
 先生の頭の中も「お盆休み」ですか?とからかわれそうですね。いえいえ、大変失礼いたしました
 じつは、お教室は今日はお休みでした。
「〇〇に旅行に行くの」とか「△△のじいじのところに遊びに行くの」とか、年長児達は楽しそうに話してくれていました
 でも。そもそも「お盆休み」とは何でしょうか?
まずは「お盆」とは何か?ですね。お盆とは、ご先祖様を自宅に帰ってきていただいて、供養をする、という考え方であり行事ですねえ。
 そういう土着的な信仰にプラスする形で、仏教の「盂蘭盆会(うらぼんえ)」の考え方も重なりました。ご先祖様が迷わず戻ってきていただけるようにと「迎え火」を焚き、お帰りになる時のために「送り火」を焚く・・・この大きな大きな送り火が、京都の大文字焼になったことは多くの方がご存知のことと思います

 年長児クラスで「ご先祖様」の意味を理解している人は「半分」というところでしょうか。
昔から私は、棒人間の「ぼうちゃん」と「ぼうみちゃん」「ぼうたろうくん」を使い、ホワイトボードに子どもたち、彼らの父母、祖父母、そして・・・と書いていきます。すると、子ども達は総じて「何だか・・・すごい」と興味を持ってくれるのです・

 お盆休みだ~と単なる遊びの日として遊び惚けずに、お墓参りや数々のお盆の行事をぜひ、子ども達に経験をさせてあげてくださいね
 ちなみに・・・息子は今日、引っ越しを完了。退院してからちょうど今日で一か月。ひと月前には想像もしていなかったことです。息子の新しいマンションからは我が家も職場もぐっと近くなり、ほっとしました

 お教室は今日、すべてのクラスは「お盆休み」
 来週、子ども達に会って、お話を聞くことが楽しみです
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