クラブ・マナーズニュース

マナーズを巣立たれたみなさま、縁者のみなさまとつながっていたい!そんな私が月3回「0」の付く日にブログをアップします!

中学受験生、がんばれ!

2020年01月30日 | みなさまにお願い

 我が家に中学受験生が存在したのは、すでに四半世紀前のことです
でもね、不思議ですよ。そんなに時間が経過し、息子が30代も半ばになろうかという今になっても、私も夫もこの時期がくると、当時の話をよくします。

 特に、いよいよ考査が始まる前夜のことや、考査当日の朝のことなど・・・今でも話しているとうるうるしてきます
 あの年は、2月1日が日曜日でした。幸か不幸か、「フリーの父親」は、息子を学校に送っていきたい、と話したのですが、息子の反応は即答の「NO」でした。父の思いを拒否したということではなく、なるべく平常心で向かいたい・・・いつもの塾のお迎えと同じように、お母さんと一緒に行く方が気持ちが楽だと思うから・・・ということでした。息子の悲痛とも思える気持ちがひしひしと伝わってきて、父親は「そりゃあそうだなそうだ、そうだそうしろ、それが良い」などと、いつになくハイテンションでね。
 小さいながらも、家族の一員として、ひたすら「我慢をしたり」「甘えなかったり」というかたちでも兄のことを応援、サポートしてきた娘も、兄の応援に学校まで行きたがり、結局、父親と妹は、息子と私から30分遅れで家を出発。
  何も話さず、電車のドアのところに立って外を眺めていた息子の姿と、東横線の多摩川鉄橋を通過する時に青空にくっきりと見えた雪の富士山を、私はよくよく覚えています。

 今年も、マナーズの卒業生達、数名が中学受験に臨みます
一貫校で学ぶご家庭のご両親も、「我が子の受験のサポーター」のお気持ちは十分におわかりですね。
 すでに、埼玉や千葉の私立中学の受験は始まっています。どうぞどうぞ、これからの時期、マナーズで学んだ子ども達の、いや、中学受験に向かう12歳の子ども達に、大きなエールを送ってあげてください
 電車の中で、道で、たくさんのお守りをぶら下げた塾バッグを背負った、手に持った小さな受験生達を見かけたら、十分に準備をした力が発揮できるように、祈ってあげてください

 いつまでも、中学受験生の母の気持ちを忘れられない、私からのお願いです

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卒業生が結婚しました!

2020年01月20日 | 教室の近況報告

 「Kちゃん、聞いてる?」
 「うんうん、いいねえ、Kちゃん、その調子
Kちゃんは、私からそんな風に声をかけられると、ちょっとはにかんだ様子で横目で?ちらっと私を見て、ぎゅっと口を閉じたままで、口角を上げて笑顔を見せてくれました。

 Kちゃんのママと初めてお目にかかったのは、新横浜のホテルのロビーでした。お仕事でお忙しく、日中に十分な時間のとれないKちゃんママ。当時の私は「仕方がないなあ・・・」という感覚を持ったまま、多忙を極めるママに押し切られる形で面談をしたのでした
 幼児教室マナーズ開校から、まだ数年。まだまだワーキングマザーの小学校受験志向は珍しく、私もクラス設定は水曜日のみ。今からは想像も出来ませんが、お仕事を持つママ達に「辛口の意見を持ち、理解を示そうとしていない私」でね
 そんな私に、Kちゃんママは、「先生のもとで、是非ぜひ親子で準備をしたいのですどうぞ、願いを叶えてください仕事を持つ母親達のために、土曜日にクラスを作ってください」と必死に訴えられました。
 あの時、Kちゃんママが「仕事を持つママに好意的じゃない先生なんて、願い下げだ」と食い下がってくださらなかったら・・・今の幼児教室マナーズはなかったでしょう。
 Kちゃんママがワーキングマザーの先駆者で、その年はKちゃんママの他に2人、フルタイムでお仕事をするママ達からのお問い合わせがあり、その方々のために、土曜日クラスを開講したのでした

 そんなKちゃんは、立派なドクターとなり・・・先月、12月に大学当時からお付き合いをされていた方とご結婚 ママ同様、多忙を極めるKちゃんと、同じくドクターのダンナ様は、現在、別居結婚中で、春にはお互いの新しい職場の中間点に新居を構えるのだそうです
 「私は小中高とあの学校に通っていなかったら、医者になろうということも考えなかっただろうし、幸せな学校生活もなかったと思う・・・幸せな学校生活だった」と、結婚の前、あらためてご両親に話されたというKちゃん。そのお話をお聞きし、私は本当に良かったなあ、とマナーズ時代のKちゃんのことを思い出しました

 Kちゃんの成長過程では、Kちゃんママもいろいろな悩みを持たれ、決して順風満帆だったわけではありません。今の時代、男女共に「結婚すること」がゴールでもなく、mustのことでもありません。それぞれの思いに基づき、それぞれの価値観の中で自分にとって「最善の道」と思われる道を模索し、進み、時には軌道修正をする・・・それが現代の生き方だと思います。
 でも とにかく私は、マナーズを巣立たれたお子様達が、「ああ幸せだな」と思える人生を歩んで欲しい、と切に切に願っています

 Kちゃん、ご結婚、おめでとう

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2020年 スタートですね!

2020年01月10日 | その他

 2020年がスタートしました いよいよオリンピック・パラリンピックイヤーです。
前回の東京オリンピックは、私が小学校1年生でした。赤のブレザー、白のスカートを買ってもらい、母の三面鏡の前をくるくると歩いて、一人で「入場行進ごっこ」をしたことをよくよく覚えています
 体操女子の選手に「チャスラフスカ」という選手がいました。しなやかで美しく、平均台の上で歩く姿に魅せられました 「チェコスロバキア」の選手でした。
 現在は、チェコとスロバキアという二つの国家になっていますが、当時の私は、何度も何度も「チャスラフスカ」「チェコスロバキア」を覚えるべくブツブツと唱え、いつかは行ってみたい!と思ったものです。
 きっと、今回の東京開催のオリンピックでも、幼い子ども達が「いろいろなことを感じ、想像し、考える」ことと思います。そんなことを考えただけでも、私はワクワクしてしまうのです・・・

 今朝、早い時間にコンビニに行きました。その途中で、路上でハトが死んでいました・・・かわいそうに、何があったのかはわかりませんが。どなたが片付けるのかな?とか、どこか行政に連絡をしたほうが良いのかな?などと考えながら通りすぎました。
 ものの5分ほど後、帰る時には何と!遠目にもハトのところにカラスがいることが見えました いやーな予感がしました。近づいていくと、カラスは私が側を通っても気に留める様子もなく、ハトをつついていました・・・ふっと上を見ると、ビルの窓枠にはもう一羽のカラスが止まっていて・・・祈りの言葉を頭の中で唱えながら歩きました。
 気になって振り返ると、ハトの側にはもう一羽のカラスが降りていて、二羽のカラスが見え・・・私は、「生き物が生きていくっていうのは、本当に大変なことなんだなあ・・・」と強く強く思ったのでした

 帰宅して、あらためて思ったのですが。
今朝のあの状況。私と同じように、もし幼い子どもの手を引いたママ達が通ったら、我が子にどんな言葉をかけるのだろうか?
 真っ白な子ども達。経験値の低い子ども達は、親やまわりのおとな達の言葉から大きな影響を受けます そして、かなり長い間、それが子ども達の価値判断材料になったり、その者(物)に対する思い、になったりするものです。残念ながら、親のほうはそれほど意識せずに、無意識に話したようなことであっても、子どもにとってインパクトがあれば覚えているものなのですね

 「まあ、あのカラスったら、いやーねー。だから、ママはカラスって嫌いなのよ ほんと、真っ黒で不気味じゃない?子どもの頃から好きじゃなかったのよね。」
 「カラスさんもお腹がすいているのよね。人も鳥も動物も、食べなければ生きてはいけないものだから。ハトさん、どうしたのかしらね。かわいそうにね
 どちらの言葉かけが良くて、どちらが悪い、ということを言いたいわけではありません。ただ、この2つのタイプの言葉を聞く側の子ども達は、明らかにそれ以降、カラスに対するイメージは違ってくるでしょう。
 そして、この言葉から子ども達自身が、続けて思考を発展させていけるか、それで終わってしまうか、という面では違ってはくるでしょうね。

 「考えること」「考えを発展させていくこと」は、幼い頃から習慣にすべきこと、だとしみじみ思います
 これほど情報の多い時代で生きる子ども達だからこそ、自分で物事を考えることなく、付和雷同的に行動した結果、思わぬ展開に巻き込まれてしまったり、自分の意思とは全然違う方向に行ってしまった・・・などというようなことも起こってくるのではないか、と思うのですで そして、そんなことになってしまった場合には、「どうしてこんなことになったのか?」の説明さえ、自分で理解できない

 2020年、今年もまた、たくさんの大小様々なことが身の回りで起こるにちがいありません。私もそのたびに、脳ミソに鞭打って、一生懸命に考えていきたいと思います

 今年も、どうぞよろしくお願いいたします

 

 新春ジュエリーフェアのご案内 
(詳細は、12月20日のマナーズニュースをご覧くださいね)

日時:2020年1月18日(土)
時間:午後0時30分 ~ 午後6時まで
会場:六本木「ガレリア UCHIHARA」本社地下2Fホール  東京都港区六本木7丁目2−7

なかなかチャンスの少ない週末のフェアです。ご都合がつけば、どうぞお出かけくださいね 新春から、キラキラパワーを浴びるのはいかがですか? メールでのご連絡、お待ちしておりま~す

 

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