クラブ・マナーズニュース

マナーズを巣立たれたみなさま、縁者のみなさまとつながっていたい!そんな私が月3回「0」の付く日にブログをアップします!

キラキラも、いろいろ

2023年09月30日 | 楽しいお話し
 今年は本当に残暑が厳しいですねえ 今週末には10月に入るものの、週明けにならなければ日中も涼しくならない、とか。ほんと、びっくりです。
 前回、「秋の保税展」のご案内をした時、次回はもう少し出展ブランドについて詳しくお話をしましょう、と書きました。そう、今日はその回となります。
 でもね、ちょっとその前に、超基本、はじめのはじめに立ち返り、私がキラキラと表現している「宝石」について、少し考えてみましょう
 
 ネット等で「宝石」を調べてみると、とても分かりやすくこのように書かれています。
『産出量が少なく、硬度が高くて、美しい光彩を持ち、装飾用としての価値の高い非金属鉱物。代表的なものは、ダイヤモンド、エメラルド、サファイア、ルビーなどがある。』
 なるほどですね。でもね、この一文の中でも、ちょっと面白いことがあります。代表的な宝石としてここに列挙されている「青い色のサファイア」と「赤い色のルビー」は、じつは鉱物的には同じ「コランダム」という鉱物なのです。
 
 こんな説明もあります。
 
『宝石は、地下深くで誕生する。 地下の所々には、高い温度と圧力によって岩石がどろどろにとけた「マグマ」があり、そのマグマの集まった場所を「マグマだまり」と呼ぶ。このマグマは、冷えて固まると岩石になるが、固まるときに特定の成分がにじみ出て集まったものが、冷えて宝石となる』
 こちらもわかりやすいですね。
いずれにせよ、大地によって育まれ、たくさんの偶然によって誕生した鉱物であり、それがまたまた偶然にも人の目に留まり、各時代の技術によってカットされ、磨かれて、宝石とよばれるものとなったわけ、です 
 鉱物として、科学的に諸々わかったことから、20世紀には技術的な進歩もあって、人工的に造られた宝石もありました。確かに、鉱物としての成分は同じ、です。ただ、その石は「奇跡の石」とは呼べない… 科学技術の英知の結晶ではあっても、私個人としては、その意思にはどうしてもパワーが宿るとは思えないのです…あくまでも、個人的な見解です。
 
 まっ、そんなことはさておき。
今回、出展されるブランド、工房について、少しご紹介をさせてください
 初出展のフランスのロレンツ・バウマー(Lorenz Baumer)。
ヴァンドーム広場に店を構える、美術品的要素の高いブランド、と言えるでしょうね。たぶん、自分で身に付ける、装う…というよりも、「見るべき逸品」として、楽しみなブランド。来てくださる方々に少しでも「目新しいものを!」というバイヤーさん達のご苦労の賜物。楽しみに待ちましょう
 ここからは、本当にワクワク、という手の届く範疇のブランド。
 1つ目のクリヴェッリ(CRIVELLI)。このイタリアのブランドは、保税展では馴染みの深いブランド。品質、デザイン、価格等々、すべてにおいて絶対に外すことのない人気のブランドで、新作もたくさん登場します。
 2つ目のC.&C。このイタリアのブランドも外せません。自然界にある色や形にインスピレーションを受け、誕生するジュエリーは日本人にとってもちょうど良いボリューム感。
 前回、私の新たなお気に入りとなったイタリアのペローニ・パリーゼ(RERONI & PARISE)。2006年に金細工の名匠ロレンツォ・ペローニ氏によって設立された、比較的新しいブランドです。ユニークなフォルム、優しい色彩にイタリアンモダンを感じます。最近、ヨーロッパで流行しているスライスカット(宝石を薄くカットして、加工するデザイン)も多様され、大人のかわいさ、愛らしさ満載です。
 3つ目は、バーレーンのアルザイン(AL ZAIN)。いやー、ここも良い味を出しているのです。エキゾチックなデザインや細工をモダンに昇華させ、独特の雰囲気を醸し出します。ヨーロッパジュエリーとは一味違う。バーレーンやドバイにブティックがあり、今、世界中から注目のブランドです。
 4つ目、最後にご紹介するのは、香港のJ.R.ディアム(J.R. DIAM LTD.)。洗練されたダイヤモンドジュエリーのブランドです。例えば…宝石をリングやピアスにする時には、小さな金属の「爪」と呼ばれる留め金で台にセットしますよね。それが一般的です。しかし、ここはいち早く「レーザーを使い、ダイヤモンドに直接穴を開ける」という高い技術を使い、留め金をなくしました。ダイヤの品質も高く(ダイヤの中に内包物のあるような品質のダイヤでは、レーザーで穴を開ける時に割れてしまいますから)、その技術には驚かされます。きっと、普通の人は「ステキなスワロフスキー、クリスタルのジュエリーを身に付けている」と思うでしょうが、いやいや、とんでもありません。なにせ、ぜーんぶダイヤモンドなわけですから、輝きが違うのです。
 
 ・・・と、熱く語りました
会場である地下2階の保税蔵置場には、上記のような保税品がいーっぱい。そして、お隣の会場には、保税品以外のたくさんのジュエリーも勢ぞろいします こちらも必見です。
 いつも書かせていただきますが、あらためて「保税展」について事前学習を、ということであれば、https://www.uchihara.com/exhibition/index.html をご覧くださいね。
 
 会期と、私が会場に入る日時をお知らせします
前回に記載した10月28日(土)に関して、時間に一部訂正があります。訂正したものを記しますので、ご覧ください。
 会場でご一緒できることを楽しみにしています
 
秋の保税展  会場:東京都港区六本木2-7-2 ガレリアUCHIHARA B2 保税蔵置場

・10/13(金) ・10/15(日) ・10/19(木) ・10/20(金)
・10/22(日) ・10/26(木) ・10/27(金)

 上記の7日間は、午前10時30分 ~ 午後6時まで

・10/21(土)  午後0時30分 ~ 午後6時まで
・10/28(土)  午後2時30分 ~ 午後6時まで

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「秋の保税展」のご案内

2023年09月21日 | 楽しいお話し

 アップが1日遅れました すみません
毎回、目を通してくださっている方々の中には「あれ?何かあったかな?」と少し胸をざわっと…という方もおいでになったのではないでしょうか?本当にごめんなさい。何もありません
 かと言って、もちろんボケたわけでもありません。とにかく、お約束を守らなかったこと、猛省です

 10月も目前。なにせ、この厳しい残暑ですので、あと10日ほどで9月が終わるということも信じがたいですね。このように、年々、気温や気候に大きな変化はありますが、暦に基づいた様々な行事はやってきます。秋の例大祭、いろいろなお祭り… 「秋の保税展」もその中の一つです
 「秋の保税展」は、毎年、ピタリと神奈川県下の受験期と重なります。すでにご存知の方も多いはず。受験を終えられ、小学校に進学をされた後、このことに気づかれた時には、きっと「まあ、先生ったら、私達に向き合って!なんて言いながらも、その一方でこんなこともしてたのねえ」と呆れ?怒り?の思いを持たれたことでしょう… そんな不愉快な思いをさせてしまっていたら、本当に申し訳なく思います。
 でもね、言い訳にしか聞こえないかもしれませんが… 常々私がお話をしたり、書いたりしている通り『宝石は大地からの、宇宙からの贈り物。摩訶不思議な力を宿した奇跡の鉱物』です。その鉱物が発見され、磨かれ、世界中の匠の高度な技術によって、ジュエリーとして仕上がる… すごいことです…
 奇しくも受験期と同じ時期に、世界中から最新のジュエリーをお借りして、約1か月間、日本でたった1か所、ここ内原だけで開催される保税展。どんなに心身がダウン気味になったとしても、私は毎回この保税展に足を運び、あまたの宝石達に囲まれることで、計り知れない大きなパワーをもらい、最強の状態になってたのです

 pdfではアップできなかったため、パンフレットをカメラで撮ったものを載せることにしました。見えにくくてごめんなさい

 次回は、もう少し出展の工房、ブランドについてお話をしましょう
私が会場に行く日は下記の通りです。ご常連の方も、敷居が高くて敬遠されていた方も、私と一緒にジュエリーのパワーを会場で一緒に浴びましょう。お目にかかれることを楽しみにしています

  10月13日(金)、19日(木)、20日(金)、26日(木)、27日(金)
  10月15日(日)、22日(日) 
 上記の7回は、10時30分 ~ 18時まで

  10月21日(土)、28日(土) 
 上記のこの2回は、12時30分 ~ 18日まで

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我が家に起こった惨事から

2023年09月10日 | 教室の近況報告

 先週の金曜日、外出先から帰宅すると、家の電気、エアコン、みんな点かない
「アレ、エレベーターには乗ってきたから、我が家だけ
 すぐに東京電力に電話して、調べに来てもらうことになりました。けれど、この日は台風ということもあり、到着までにはいつもより時間がかかります、とのこと
 でもね、こんな困った状況下でも、「お腹が空いたなあ・・・」と思うのでした。
幸い、台風の大雨でこの日は気温が低く、エアコン無しでも耐えられましたが、電子レンジやトースターも使えません それに、冷気を外に出さないため、冷蔵庫の開け閉めは避けたい  結局、ごそごそ探して、くらーい部屋の中で固くなった冷たいパンを食べ、待ちました

 2時間後、東京電力の方が到着。
台風時には、あちこちで漏電事故があったりするとのことで、本当にお忙しいそうでね。そんな状況にも関わらず、到着が遅くなったことを詫びてくださり、「ご不便をおかけします、申し訳ありません」と何度も声をかけてくださり、私のほうが恐縮でした。
 こういう言葉って、その方の「本当の心」が見えるもの、ですよね。たぶん、それは会社での決まり事の「お詫びの言葉」だったのでしょう。けれど、この方の声や様子から、この方が心からそう思ってくださっている・・・ということがひしひしと伝わってきました。急に、気持ちが和らぎました。

 調べてもらうと、我が家のブレーカーそのものが壊れている、ということが判明。
ブレーカーを新しいものに取り替えをしても、果たして電気が正常に来るかどうか?を調べる必要があるということで、強制的に電気を流してみたら・・・なぜか、やってきたのは200ボルトの電流
 日本は100ボルトですからね。
すぐに一旦通した電流は切ったものの、東電の方は青くなって、すぐに私を呼び、説明をしてくださいました。
 青くなった原因は、「たとえ一瞬でも100ボルト使用の電化製品に、200ボルトの電流が流れたら、破損してしまう可能性が大きい」というのです。
 要するに、コンセントに刺している我が家の電化製品のすべてが使えなくなってしまった可能性がある、ということ。
 げげげーーーーー
まあでも、その時点では調べようがなくて。
 
 その後、こんな異常事態が起こった原因は、じつは我が家のブレーカー破損が原因ではなく、マンション施設の「我が家向けのブレーカーの老朽化により、3本中の線の1本を留めるネジが緩み、ブレーカーが破損したため」とわかりました。東電の方に呼ばれて、マンションの廊下にある集合電気メーターとブレーカーのあるところを見に行くと、するとどうでしょう 我が家向けのブレーカーから3本出ている線の1本が真っ黒に焦げていて、焦げ臭い臭いがすごいのです 一目見て、とんでもないことが起こったのだ、と理解しました。本来ならば、3本それぞれ1本1本が正常に機能し、各世帯に安定した100ボルトの電気が送れているのですが・・・
 マンション設備の問題だから、管理組合に報告して、そして云々の問題はあるものの、まずは我が家の電気を復旧してもらわないことには!と丁寧に丁寧にお願いを話をして、マンションの設備側のブレーカーと我が家のブレーカー、双方を仮の形で修理。それが済んだ時点で、東電の方に急かされ、電化製品をチェック。

 結果的に、壊れていたのは「洗濯機」「電子レンジ」「浴室乾燥機」の3つでした。エアコンや冷蔵庫、テレビも大丈夫。
 東電の方は、200ボルトが流れた時点で「ああ、この家の家電はすべてダメになってしまった…」と絶望的に思われてた、と話してくださいました。被害が最小限だったことを一番喜んでおられたのは、この方でした、笑。

 しししかし…
うちは外に洗濯物は干せないし、そもそも洗濯機も壊れたし… 浴室乾燥機なんて、工事しないと新しいものに交換出来ないし、我が家の洗濯物は脱衣室ではなく、専用の狭い狭いスペースに設置してるので、新しいものを買うにしても、そのスペースに設置した、組立式のキャビネットをすべて、一旦取り外して、組み立て直さないといけない…
 等々、考えていると泣けてきて、金曜日の夜は寝られないほどブルーでした。(寝ていましたが
 まあでも、悲しがっていても何も進まず、です
昨日からは気を取り直して、留守中にその破損が原因で火災が起きたりしなくて良かった!と思うことにしました。きっと大難が小難だったんだな、と思い直しました そしたら、前向きに動き出す原動力が生まれました~
 とまあ、これからすべてがもとに戻るまで、すべき事は山積みですが、楽しみながらがんばります

 みなさんのお住まいがマンションの場合、ブレーカーの点検をされたことはありますか?
 我が家のブレーカーは、「1978年製」でした。このマンションが建った時のもの、です。住人が入れ替わり、リフォームやリノベーションをしても、多くの業者は元の電気設備を新しくすることは滅多になようです。
 でもね、電化製品の寿命が約10年というように、その電化製品に電気を送る元のブレーカーやコンセント等、あまりに古いものを使い続けるのは危険。
 今まで、そんなことを考えたこともありません
 今回の我が家のように、マンション設備のほうに問題があれば、もうどうしようもありませんが、東電の方がおっしゃるには、多くの事故は「個人宅のブレーカーやコンセントが原因」なのだそうですよ。
 この心配は、しっかりと点検をお願いすることによって解消します

 すっかり「点検をしましょう」の宣伝のようになってしまいましたが でもね、私のようなことにならないために、みなさまへの注意喚起です。
 電気は目に見えません。
それに、どんなに災害のニュースを見て、何てお気の毒なんだ…と心を痛めていても、実際には、よほどのことがない限り、自分の家のライフライン、電気等々は正常に機能していて当然、と思い込んでいませんか?私のように
 しかし、一旦、こんな問題が起こると、本当に本当に大変ですよ
 こんな重要なことに気づかせてもらえるために、今回の問題が起こったのかな?とも思っています・・・

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