クラブ・マナーズニュース

マナーズを巣立たれたみなさま、縁者のみなさまとつながっていたい!そんな私が月3回「0」の付く日にブログをアップします!

桜が満開!

2019年03月31日 | 教室の近況報告

 いよいよ、明日から4月です。

そして、明日には新元号の発表があり、まさに「新しい時代」が始まろうとしています この年にお子様が、小学校、中学校、高校、大学へと進学されるご家庭では、この年に「始まり」を迎えられることに、大きな意義を感じられることと思います。

 それに、現在、満開状態の桜ですが、しっかりと4月まで桜が持ちました

ここ数日の寒さもありますので、きっと入学式が始業式にも、桜は残っているのではないでしょうか。本当に良かったですね 桜の木の下での記念撮影・・・やっぱり素敵ですものね。

 娘の結婚を機に、我が子二人の写真の整理をすることにしました 赤ちゃんの頃の写真は、お祝いでいただいた「おいたち」と刺繍されてあるようなアルバム(今の人はもう知らないかもしれませんね)数冊にきちんち貼られて、保管しているのですが、それ以降のものは手付かず・・・ 無造作に袋に入っていたり、写真やさんにもらった簡易のアルバムにいれられていたりで、その時期さえはっきりしないものも少なくありません。

 まずは、息子のもの、娘のもと、と2つに分ける作業からスタートしたのが昨年の10月。しかしながら、空き時間を見つけては何とか進めようとするのですが、遅々として進まず、2人のものを分け終えるのに2ヶ月もかかりました。なにせ、その量たるや膨大で・・・現在は、結婚の流れから、先に娘の写真から取りかかっていますが、やっと2歳半から小学校の入学式までの写真を今度は年度別に分け、順番にMUJIの簡単なアルバムにいれていく・・・むー、進まない こんなペースだと、娘の写真を終えるのに、まだ半年ほどかかりそうで、息子のものには今年中に取りかかれないかもしれません 

 それに、老眼の目ではオレンジ色の撮影年月日が全く見えず、1枚1枚、虫メガネを使っての作業で、夜なんて時間ばかりが過ぎていき、情けなくなります。

 でもね、写真の中で笑ったり、Vサインをしていたり、おどけていたりする娘を眺めると、懐かしくて懐かしくて1枚ずつに泣き笑いです 大抵、私一人の時間にする作業なので、何度も独り言を言ってはティッシューのお世話になってぐずぐずです。まだまだ小さな小学校の制服姿や、運動会での応援の様子や、発表会での真剣な表情・・・そんな幼い時期から数年後には、娘との時間に手こずる年月が始まるのですが、まだ、当時の娘は「かわいく素直な娘」でね。あとのことをすべて知っている今だからこそ、よけいに「こんな無邪気な娘を、私はその後、私のエゴや、私の物差しでの判断だけで、叱ったり、無理解だったり・・・そして、結果的に娘の求めた愛情を与えてやることは出来ず、悲しませたり、辛い思いをさせたりしたのだよな・・・」と、本当に胸が痛みます

 満開の桜を見ても、私は思い出すことがあるのですよね。娘の大学の入学式、その年の4月1日は、桜が満開でした 同窓生になったことを心底喜ぶ主人の横で、私は、家でまだ引きこもっている息子のことを思い、複雑な思いでした。「あの日、あの時、どうしてもっともっと喜んでやらなかったのか?必死の受験勉強の末、手にした合格で入学を果たした娘のハレの日に、どうして私は心の底にどんよりとしたものを持っていたのか?」私は死ぬまでそのことを悔い、毎年、美しい満開の桜を見ながら、あの日のことを思い出すのでしょう。

 

 今は、娘とすこぶる仲良く、お互い、心を許しあえなかった年月を取り戻すかのように、一生懸命に相手を思い、時間を過ごしています 私達母子には、どうしても必要だったのであろうあの時間。当時の数年間よりも、これからの時間のほうがずっとずっと長い・・・ということに最近気づいた私は、あらためて生涯かけて「娘にとっての良い母」になろう、と心底思っています

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呆れる母親・・・

2019年03月20日 | みなさまにお願い
 今朝の中央線での出来事です
私立小学校の2年生?3年生?と思しき男の子達が3人乗ってきました。3人は、乗ってきたとたん、大きな声でおしゃべりを始めて、甲高い子どもの声は私立校生贔屓の私でも、かなり耳障りに感じました 通勤電車は静かですからね。
 車両はかなり混雑していましたが、朝の早い時間だったので、ぎゅうぎゅうとまではいかない状況。私はちょうど座席の真ん中あたりに座っていて、子ども達が入ってきたドア付近からは近くはない距離でしたが、子どもの声はキンキンとよく聞こえたのです 
 もし、彼らが私の前で話していたとしたら、きっと注意をしたと思います。腹を立てて・・・ということではなく(本当は私も子ども達の非常識さに腹を立ててはいましたが、そういう気持ち以上に、彼らがほかの乗客達に「私立の小学生は鬱陶しい」と思われたくなかったから、という理由、ですね 叱るべき時にはしっかりと叱り、子ども達に「なぜ、叱られるのか」を伝えたかったです。
 でも、遠かった・・・

 すると。
ドア付近に立っていた男性の乗客が子ども達に向かって「おまえ達、うるさいよ」と注意をされました。私はホッとしました これでお灸をすえられた彼らは静かになるだろうし、さすがに知らない人から注意をされることは彼らの苦い記憶となり、明日も明後日も静かにするだろうな・・・と思いました。

 しかし
何と、彼らは「すみません」も「ごめんなさい」も言わず、反対側のドアのほうに無理やり移動したかと思うと、「やっべ やっべ」とコソコソ言い合っただけ
 この態度を見た時点で、私の「私立校生愛」は消え失せていました。
何てかわいくない子ども達だ 何と躾の行き届かない、傍若無人な奴らなんだ

 と、と、と、ところが
じつは、この後は私の予想をはるかに超えたことが起こったのでした
 なんと、彼らが移動してきたドアのところには、彼らのママが一人、同乗していたのでした。そして、そのママは「ほら、叱られちゃったでしょ」と言っているではありませんか。その後も、子ども達はちっとも注意されたことは意に介していない様子で、何らかわらなくしゃべり続け・・・ママは「シーっ」とは言うけれど、ビシッと注意をすることもなく、どうして静かにしないといけないかを説くこともしない
 そして、私を「最高に驚かせ」「呆れさせ」ることをしでかしたのです、このママは。
 立て続けに、パシャ・・・パシャ・・・とシャター音が2回
 ママは、3人の子ども達が制服姿でしゃべる様子をかわいいと思ったのか、同乗の記念にと思ったのか、我が子の姿を写真におさめた・・・

 子ども達は制服姿。制帽に制カバン。
どこの学校の子が大声で話し、注意を受けても謝りもせず、おしゃべりも止めず、その上、同乗していた母親も然るべき注意をせず、笑顔で写真を撮っていた・・・
 4人は、学校の最寄り駅で降りていきました。私の見た「悪夢」でした

 どうぞどうぞ、マナーズの卒業生は、電車の乗客から「小さいのに健気にがんばっているな」と思ってもらえるような、賢くて凛々しい私立校生であってください
 そして、何よりもマナーズママ達は、真っ当で立派で、品のある私立校ママであってください

 私の悲痛な願いです 今朝の出来事は、あまりにショックで、ちょっと立ち直れません

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桜のつぼみ

2019年03月10日 | その他
 昨日は関東で「春一番」が吹いたそうです
私のイメージする「春一番」は、生暖かい強風、なのですが、昨日の風はそうだっのでしょうか?まあでも、気象庁の発表なのですから、そうなのでしょう

 この時期になると、桜のことを思い、そわそわしますね
まだまだ裸んぼの桜の木々ですが、歩いていて桜の木を見つけると、一生懸命に「蕾の状態」を見てしまいます

 先日、保税展の会場で、ロシアの工房「モイセイキン」のデザイナーであり社長であるビクター・モイセイキンさんとお話をしました。モイセイキンは、保税展には秋に続いて2度目の出展ですが、彼が来日するのは今回が初めてです
 幸い、30分ほど時間があったので、ジュエリーのことだけではなく、様々なことについてお話をし、とてもスマートで、魅力的で、お仕事に対しても信念のある方、であることを確信しました
 今までに数回、来日の経験があるそうですが、春は初めてで、滞在期間中に「桜が満開になること」をとてもとても楽しみにされていました
 そうですねえ・・・ 桜が満開になった時、私達日本人は、やっぱり「とても特別な気持ち」になりますね。菜の花が満開でも早春の到来を感じますし、藤棚に立派な紫色の藤の房がいくつも下がっているのを見ると、春が終わることを感じます。
 どんな花にも季節があり、美しい花々を愛でると、その季節を実感しますが、桜に勝るものはないでしょうね

 卒業生から、こんな手紙をもらいました
「まどか先生、お元気ですか。今年もわたしのさくらを見たいとおもって、学校のかえりにとおまわりをして見に行きましたが、ありませんでした。きったあとがのこっていました。すごくかなしかったです。おかあさんにきくと、マンションができるので、ほかの木もきられたそうです。おかあさんが、はるやすみになるまえに、あたらしいわたしのさくらをきめに行こうといってくれました。・・・」

 お母様、ありがとうございます
きっと、その桜の木が切られてしまったことはご存知だったのでしょうね。でも、お嬢さんには伝えられなかった
 あと何年、新しい桜の木を見に行ってくれるでしょう?
 いつまでも、いつまでも、その思いを忘れないでいて欲しいです
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号外 保税展の初日

2019年03月05日 | その他
 2月には「30日」がなかったので、号外です
本当は、「10日」を待って書けば良いのですが、あまりの興奮に待てず・・・が本音です

 今日は、保税展の初日でした
じつは、私は今回、20日を過ぎてやっと出展されることになっていたトルコからの初出展のブランドを、とっても楽しみにしていました
 ロベルト・ブラボというブランドで「自然、花、生物をテーマにした、エナメルやカラーストーンで彩られたユニークなコレクション」と謳われていてね。きっと、ヨーロッパのテイストを取り入れつつも、オスマンやビザンチンなどというエキゾチックな香りもあるんじゃないかな・・・なんて、勝手に夢を膨らませていたのです。
 ところが
保税展直前になって、トルコ政府からストップがかかり、国外から出せなくなってしまった、というのです
 「輸出する」のであれば問題はなかったのでしょうが、保税展は輸出ではなく、あくまでも「1か月間貸し出す」ということ、ですからね。国によっては、なかなか複雑な事情や問題があるのでしょう 残念でなりません。

 でも、その残念な思いを凌駕してくれるような良いこともありました
ジュエリーマナーズ好きの方ならばご存知のイタリアのブランド「CRIVELLI クリヴェリ」 このブランドのジュエリーの充実がすごい
 もちろん、クリヴェリは、いつも充実しています ただ、今回の充実度は、価格面での充実度なのです
 ジュエリーマナーズでは、「目の保養」とよく言いますが、いつもいつも、ずーっと目の保養ばかりではねえ・・・いつかは身に着けたいと思っても、何もかもが高嶺の花だと、そのうちに見る気に失せてしまうというもの

 今回は、ロシアのモイセイキンも、本来ならば強気の値付けのおフランスのマットンも、嬉しい価格帯のものも多く出展され、香港から唯一出展しているアーロン・シャムも必見です

 そうでした、お伝えすべきことがひとつ
私があまり何度も「今回は、週末の設定がないので残念です お仕事をお持ちの方々には来ていただけません」と言い続けたので・・・
  3月30日(土)午後3時~ 
が、日程に加わりました。
 この日は、横浜の某デパートの外商の設定日で、朝からドッと観光バスでやって来られた後、ランチに御馳走を振る舞われ、午後3時には帰られる・・・ということで、その後の時間を頂戴することが出来ました
 喧噪の後の静かな時間、ゆっくりとご覧いただけますので、週末ならば何とか予定がたつ、という方はどうぞどうぞ

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