nachtmusik

♪andante...im tempo...rondo...adagio♫

Giulini : Bruckner No. 8

2010-04-17 | Classical♪
ブルックナーと言えば...
クナッパーツブッシュ、シューリヒト、マタチッチ、朝比奈先生、ヴァント、チェリビダッケ...
といった名が自然に浮かんできますが、名匠ジュリーニが指揮するブルックナーを今回初めて聴きました。



・ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 WAB.108 [ノヴァーク版]
        カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
                  1984年2月11日 ベルリン、フィルハーモニーザール

私の中ではブルックナー=ドイツ系指揮者&ドイツ系のオケといった前提があるため、
ブルックナーの交響曲の新譜が発売されるとすぐに飛びつく私も、イタリア人のジュリーニが
指揮するブルックナーにはすこし疑問を抱き、昨年末にこのディスクが発売されても買わずに
スルーしていました。
でも好奇心半分といった感じで聴いてみたところ、ブルックナー特有の荘厳さを残しつつも
壮麗で気品があり、且つ時折明るささえ垣間見られるブルックナーが奏でられていました。
これは今までにない感覚でした。イタリア人ならではの気質なのでしょうか...
あと1枚ベルリンフィルと組んだ第7番も出ているのでこれも聴いてみたくなりました~



・ブルックナー:交響曲第7番ホ長調 WAB.107 [ノヴァーク版]
        カルロ・マリア・ジュリーニ(指揮)ベルリン・フィルハーモニー管弦楽団
                  1985年3月5日 ベルリン、フィルハーモニーザール

《カルロ・マリア・ジュリーニ=Carlo Maria Giulini》(イタリア 1914-2005)指揮者



*追記:来週には御大チェリビダッケの長大なブルックナーが発売されます。
    これは言うまでもなく聴き応え充分でしょう!



・ブルックナー:交響曲第8番ハ短調 WAB.108 [ノヴァーク版]
        セルジュ・チェリビダッケ(指揮) ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団
                      1990年10月20日 東京サントリーホール




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